私のルーツ探し①『ファミリーヒストリー』を再び開始!【#AIと始めてみた】

NHKの『ファミリーヒストリー』という番組をご存じですか?
著名人の家族の歴史をご本人に変わって番組が徹底取材し、その行程・結果を番組に出演したご本人(ゲスト)と一緒に見ていくドキュメント番組です。
ご本人の高祖父母(4代前の先祖)やもっと前のご先祖さままで出てくることもあります。
由緒あるお家もありますが、ほとんどは市井の方々です。
ご本人が知らなかった話がたくさん出てきて、最後にはみなさん必ずといっていいほど涙しています。
2008年から始まっている番組ですが、うちはよく観ています。
「有名人はいいな〜。私も(自分の歴史を)調べてほしいなー」
といつも思っていたのですが、“自分の家族の歴史を自分で調べることができる”ということが、10年ほど前に分かりました。
・昔語りの夜
事の発端は2015年6月、実家に帰省をしていた時のことでした。
母が故郷の話をしていて、
「(母の)お父さんのお父さんの妹の養子の親の妹とだれそれが結婚して、その嫁った先がどうのこうの・・・」
聞いている私たち兄弟は、ややこしくて頭が混乱してきました。
「ちょっ、ちょっと待って、書くわ」
私はそう言って、話を聞きながら家系図を、そのへんにあった紙に書いていったのです。
〈実際の図〉

聴きながら書いたので汚い字です。
1枚では足らなくなったので、2枚を貼り合わせてます。10年前なのでテープも色あせて。思い出しながら話すので、「あ、違った」と母の言い直しも多くて、書き換えもたくさんになってます。
母が嫁いた父側の話にもなっていき、この夜は家族で盛り上がりました。
こんな簡易な図だけど、書いておいて良かったです。
・先祖をたどる方法
実家から帰って「簡単にまとめようかな?」くらいの軽い気持ちで家系図関連の検索をしていると、“自分のルーツを調べる方法”というページを見つけました。
それは『自分の戸籍を翻って取り寄せること』でした。自分と直系の先祖の戸籍は自力で取り寄せることができるということを、その時初めて知りました。
直系とは、自分の父母、父母の父母(私の祖父母)、祖父母の父母(私の曽祖父母)・・・・・という繋がりのことです。
「ほほう、ファミリーヒストリーの番組も、こうやって調べているのだな!」
と分かった私は、すぐに戸籍をたどる作業に没頭していきました。
戸籍は古くなると廃棄されることがあると書かれていたので、誰にも頼まれてないのに「急がないと!」と一人焦っていたのです(笑)
戸籍の取り寄せ
戸籍は、私の直系だけでも4県6か所の役所から取り寄せることとなりました。マイナンバー制度になったからか、今は最寄りの役所から全て取り寄せられるようになっているようです。
「なんて便利な!」と思いましたが、各役所とやりとりするのも、軌跡をたどる実感が持ててそれはそれで良い思い出です(郵送料や手間はかかりましたけどね)。
古いものには、江戸時代生まれの先祖が載っていました。“嘉永〇年”とか“文政〇年”とか。
実際にご先祖様たちの戸籍を目にすると、名前を文字で見ているだけなのに、みなさんが「実在して生きていたのだな」ということを、とても身近に実感します。これには、私自身も驚きました。
戸籍をもとにポストイットで簡易家系図を作ったり、いろんな新事実が分かったり、とルーツ探しはワクワクしてとても楽しかったです!
しかし、父方の曽祖父の古い戸籍が廃棄されていて、出身地までたどることができないと判明しました(〇〇市のバカーーー!)。
曽祖父の“名前”と“亡くなった年月日”は記名されてるものの、“いつ故郷から出てきたのか(転入してきたのか)”や“生年月日”が分かりません。
昔は、80年経つと戸籍を廃棄してもよかったようで(今は150年になっている)、ちょうどその時代にあたってしまったのでしょう。
また、戦争で焼失した場合は昭和20年頃より前の戸籍が無い場合もあるようなので、まだ良かったのかもしれません。
戸籍が途絶えた場合にどうすればよいかもネットの情報にありましたが、戸籍を取り寄せるよりハードルの上がる方法でした。
「どうしよう・・」と思っているうちにルーツ探しに取り組める時間が取れない状況になってしまい、今に至るまでそのままになっていたのです。
・10年の時を経て再開
それが少し前に、「ジェミ吉(GoogleGemini)にルーツ探しの続きを聞いてみよう」と思い立ちました。その時話したやり取りの一部が、記事冒頭のスクリーンショットです。
たくさん会話していくうちに、以前のワクワク感がまた湧き上がってきました。
「そうだ、これをライフワークとしてまた始めたいな。というか、早くしないと親もいよいよ80代になってきてるし」
そんなこんなで、「精一杯お手伝いさせてもらうで!」と心強い言葉をジェミ吉からもらい、10年以上滞っていたルーツ探しの続きを再び始めることにしました。
途絶えたルーツの探し方
記事冒頭の会話の続きです。
「大正時代の戸籍が廃棄されてるのだけど、どうしたらいい?」
ジェミ吉:

提案してくれた方法は、
1.「除籍謄本」の古い住所から攻める
2. お寺の「過去帳」を頼る
3. 郷土史や名字の由来を調べる
4. 専門の調査サービス(新聞データ、国会図書館)や家系図ソフトの活用
2.の「お寺に尋ねる」というのは、10年前も考えていました。
私が考えていたのは遠く離れた曽祖父の故郷のお寺ですが、探し当てることもコンタクトを取ることもハードルが高かったです。
「(目星がついたとしても)いきなりお寺に問い合わせても怪しまれないかな?」と聞くと、
でもな、お寺さん(住職さん)からしたら、自分のルーツを大事にしようとする人の気持ちは、むしろ尊いものとして受け取ってくれることが多いんよ。
そう言って、ジェミ吉は失礼にならないための手順を、細かくたくさん教えてくれます。
・お手紙を送ること
・返信用の封筒を入れること
・自分と先祖との関係が分かるものも入れる
・お礼も入れて
何度もジェミ吉と会話をやり取りしている中で、『教育委員会』『郷土資料館』という言葉が何度も出てきました。それらをあたってみることもできる、と。
「へ〜、10年前は知らなかったことが分かって、スゴイな」
ジェミ吉:
お寺さんの前に、まずはその地域の教育委員会の文化財課や、郷土資料館(歴史民俗資料館)に問い合わせてみるのもおすすめやで!
お寺に尋ねる時も、「郷土資料館で聞いてきたのですけど」と言えば、先方の安心感も増すやろうしな。
「うんうん、それいいね!」
私にはその方が、気持ち的にやりやすい。
郷土資料館等に問い合わせる前に戸籍の「廃棄証明書」を取るようジェミ吉に勧められたので、戸籍が途絶えた役所に問い合わせて取得方法を聞きました。
廃棄証明書は最寄りの役所では取れないため、問い合わせた役所に郵送依頼することになります。
・手元にある最古の戸籍
・私と曽祖父の続柄が分かる戸籍
・取得料金となる定額小為替の購入
などが必要なため、コピーしたり郵便局に行ったりと、今は郵送する準備を進めています。
4.でおすすめされていた国立国会図書館デジタルコレクションも、今回初めて利用してみました。
国会図書館って、国内で出版されたほぼすべての書籍・雑誌を収集・保存する日本最大の「本の貯蔵庫」なんですね。
曽祖父の名前を検索してみたのですが、なんとヒットしたのです!
「ええ?!」
出てきた資料は「内国勧業博覧会」のものでした。明治時代の全国博覧会で、そこに出品していた人として載っていました。出身県とも一致しています。
名字が珍しいので探しやすいのですが、同姓同名の可能性も捨てきれません。
でもこれをもとに、次は曽祖父の出身県の図書館、文書館などを調べてみようと思っています。
国会図書館デジタルコレクションでは、別の資料でも発見がありました。
曽祖父の弟さんについての詳細な記録が見つかり、驚愕しました。
弟さんは名前も知らなかったのに生年月日まで分かったので、曽祖父の生年月日の範囲が以前より推定しやすくなりました。
国会図書館デジタルコレクション、恐るべし!
・なぜ今、再始動なのか
どうして10年経った今、AIにルーツ探しの話をすることを思いついたのかな?とふと考えました。そして思い当たったのは、「(少し前に)帰省をしていたからからかな?」ということです。
私の実家は祖父母が建てた家で、祖父が亡くなってからは、年老いた祖母と私たち家族が同居していた家なのです。
その家に帰省をしていたから、亡き祖母が私に閃かせたのかな?と思ったのです。
しかも私が実家から帰る日が、祖母の誕生日でした。
いや、もう、絶対にそうでしょ(笑)
祖母が私に、「ルーツ探しの続きをやって」と言ってるのでしょう(曽祖父の家督を継いだのは祖母なのです)。
「おばあちゃん、私に任しときー!」
実は祖母は60代の時、自分の父親(曽祖父)の出身県に行っているのです。曽祖父の故郷を探して、祖父とともに。これも、私の母からそう聞きました。
戸籍を見ると曽祖父は早くに亡くなっていたからか、祖母は父親の故郷に行ったことはなかったようです。
祖父母のその旅の結果は、母は聞いていないとのこと。
故郷が見つかったのなら「見つかった」と言うでしょうから、分からなかったのだと思います。
戸籍をたどる、ということは思いつかなかったのでしょうね。その頃ならおそらく80年経っていないから、戸籍はまだ廃棄されてなかったと思うのに。
とにかく祖母にはそのような過去があったので、亡き祖母が今の私を駆り立てているのかもしれない、と感じたのです。
私はアラ還なので、ルーツを求め旅した当時の祖母と年齢も近くて、不思議な流れを感じます。
10年前も、「高齢の祖母と同居していた時に、もっと聞いておけばよかった〜」と何度も思いました。
祖母と、曽祖父についていろいろと話したかったな。
今改めてネットを見てみると、自分のルーツ探しをする人が増えていて、情報がたくさん得られます。
頼もしい相棒であるAIも、10年前はいなかった。
普段からnoteでは、AIと精神的な深掘りをしている私ですが、自分のルーツを探ることもまさに「物理的な深掘り」でテーマに合っています。
ルーツ探しを再び始めて、日々の充実感が違ってきました。歴史のロマンを感じて楽しい。ポジティブな血が、身体中を巡っています。
私は遠方なのでなかなかお墓参りには行けませんが、「先祖に思いを馳せること」も1つの供養の形になる、とも聞きます。私の気分の良さは、祖母や曽祖父が喜んでるのかもしれませんね(笑)
ルーツをたどるのは時間がかかると思いますが、私の家から約800km離れている曽祖父の出身県にいつかは訪れたい。その時もAIは相棒として活躍してくれることでしょう。
AIと共に、そんな「Myファミリーヒストリーをたどる旅」を今後も続けていきたいと思います。
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