世界一周5カ国目〜ラオス〜|25時間バス移動と神秘の滝と村の奇跡
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「ラオスって何があるの?」
そう聞かれるとちょっと困るんだけど、自分の答えはこう。
“クアンシーの滝と、25時間の大冒険”
ベトナム・ハノイから陸路で国境越えしてラオス・ルアンパバーンに入ったのが、今回のメイン旅程。
使ったのは「12go」っていう東南アジアの交通予約サイト。夜行バスで8000円、出発は16時、到着予定は翌日の19時。なんと25時間コース。
初めての陸路国境越えだったけど、意外と普通。
バス降りて出国手続き→徒歩で国境越え→入国手続きで完了。空港とほぼ同じ流れ。


【地獄】バスがまさかの山中で故障
ラオスに入って数時間、バスはくねくねとした山道を進んでた。
「あと少しで着くかな」と思った矢先、ブツンッ…とエンジンが止まる音。
…え?冗談だよね?
最初は「トイレ休憩かな」と思ったけど、運転手たちがザワザワし始めて、バスの外に出て何かをゴソゴソやってる。
エンジンルームを開けたり、ライトで照らして確認してたり。
「…あ、これガチのやつだ」
周りは真っ暗な山の中。街灯なんてないし、圏外だし、乗客全員が不安な顔に変わっていくのが分かる。
1時間くらいバスの中で待機。冷房も切れて空気がどんよりしてくる。
このまま朝までここに閉じ込められるの…?と絶望してたら、近くにあった小さな村の存在に気づいて、数人でそこに行ってみることに。
Google翻訳片手に、半信半疑で村人に話しかけると、
「Wi-Fi?トイレ?OKOK!」って、めちゃくちゃ優しい。
家の中に招き入れてくれて、スマホの充電もさせてくれた。
こんな見知らぬバックパッカー集団に、ここまで親切にしてくれるなんて…もう感動レベル。
でも、その感動もつかの間、運転手から発表された内容がこちら:
「部品が壊れてる。直すには部品が必要。でもそれは明日じゃないと手に入らない。」

つまり今夜は、バスの中で寝て待てってこと。
いや無理無理無理無理。
すでに昨夜からバスで寝てて、背中バッキバキなんよ。
しかもここ、標高高いせいで地味に寒い。
絶望感が一気にピークに達したところで、他の外国人バックパッカーたち(欧米系)と反乱決行。
【修行】地獄の5時間、山道ドライブ
外国人チーム5人で村の人に直談判。
「どうにか車で送ってくれ」と頼む。
英語は全然通じないけど、Google翻訳が大活躍。
返ってきた答えは、
「いいよ。でも100ドル」
いやまあ…妥当か。そりゃタダじゃ無理だよね。
交渉の末、5人で20ドルずつ出して車出してもらうことに。
喜びも束の間、ここからが本当の修行タイムだった。
まず、道が道じゃない。“ただの岩が転がってる山肌”みたいな道。
舗装ゼロ、ガードレールゼロ、街灯ゼロ、そしてカーブ連発。
車はガタガタガタッ!!と上下に揺れ続けて、酔い止めなしの自分は早々に吐き気スタート。
お尻はずっと椅子に打ち付けられて、尾てい骨が悲鳴を上げる。

でも文句は言えない。だって命の恩人の車なんだから。
「ありがとう…でも地獄」っていう謎の感情に襲われる。
さらに途中で尿意。だがトイレなんて当然ない。
「あと2時間」「いやあと3時間」…その言葉を繰り返して、やっとたどり着いたのが深夜1時。

ルアンパバーンの灯りが見えたときは、本当に泣きそうになった。
🔺使ってたバック
【癒し】La Casa Hostelと伝説のまずい朝食
ようやく深夜1時にたどり着いたルアンパバーン。
もうどこでもいいから寝かせて…という気持ちで入ったのがLa Casa Hostelっていうバックパッカー向けの宿。
結論から言うと、ここ、めっちゃ良かった。
まず、3泊4日で3000円という驚異の安さ。
「え?1泊1000円以下で朝食も付くって正気?」ってなったけど、部屋も普通にキレイだったし、ドミトリーはわりと広め。
シーツもちゃんと洗いたての匂いしたし、ベッドにカーテンも付いててプライバシーもそこそこ守れる。
共有スペースには小さなソファとハンモックもあって、他の旅人と会話もできるし、静かに読書もできる絶妙な空気感。

夜は蚊も少なくて、爆睡できた。何よりWi-Fiが早い。
これ、地味に最高ポイント。
宿にいたのはフランス人・韓国人・日本人とバラバラで、みんなけっこうソロ旅。夜になると誰かしらがビール片手に喋ってて、「あ、旅してるなぁ」って感じる空気が流れてた。
で、翌朝。お待ちかねの朝食タイム。
スタッフの優しいお兄さんが持ってきてくれた料理を見て、最初は「わ、これがラオスの伝統料理か〜」とちょっとテンション上がった。
出てきたのは小豆入りっぽいもち米と、謎の煮込みみたいなやつ。

一口食べて…
「…ん?」
二口目で確信した。
「これはまずい(優しさに感謝しつつ)」
いや、たぶんラオスではこれが普通なんだろうけど、甘いのかしょっぱいのか分からんし、何よりモチモチしすぎて飲み込めない。
旅してると「現地の味を楽しむのが正義」って思ってたけど、これはちょっと難易度高かった…。
でも不思議なことに、あのまずさも今では思い出補正で笑えるし、むしろラオスっぽくて良い経験だったなって思う。
【神秘】クアンシーの滝が本気でやばい

ルアンパバーンに来た一番の目的、それがクアンシーの滝。
インスタや旅ブログで写真を見てずっと憧れてた場所。
宿で前日にツアーを予約して、翌朝ワゴン車で出発。
入場料含めてだいたい2000円くらい。相変わらず道はガタガタで、ラオスって本当に道を整備する気あるのかな?と思いながら1時間半ほど移動。
で、現地に着いた瞬間、
「あ、これはガチだ」ってなった。
まず、クアンシーの滝はただの滝じゃない。
そこにたどり着くまでに、“もののけ姫が住んでそうな森”を歩いていくんだけど、これがまた雰囲気すごい。
鳥の鳴き声、差し込む木漏れ日、うっすら漂う霧。まじで神秘的。
滝の入り口が見えた瞬間、言葉が出なかった。
「水色すぎるだろ……」
バリバリのターコイズブルーで、
まるでフォトショ加工された写真みたいな色。
でも現実。目の前に広がってる。
水は冷たいけど澄んでて、しかもドクターフィッシュが足元に寄ってくるから、ついつい足も入れちゃう。
ちょっと歩くと泳げるエリアがあって、欧米系の旅行者たちがバシャバシャ入ってた。

自分も水着を履いて入水。
「うわっっっっっ気持ちいいぃぃ!!」
旅の疲れとか山道ドライブとか、すべてが吹き飛んだ。
滝壺の下に座って、流れる水に打たれてみたり、魚と戯れたり、ただ川辺でボーッとしたり。
ここだけ時間が止まってるみたいだった。
何がすごいって、観光地なのにめっちゃ静かなんよ。
自然の音しかしない。エンジン音とかゼロ。
「旅の癒しってこういうことだよな」って思った。
【首都】ヴィエンチャンは…うん、何もない。
ルアンパバーンの次はラオスの首都ヴィエンチャンへ。飛行機で8000円くらい。
ここ、「世界一何もない首都」って言われてるけど、ほんとにその通り。
泊まった宿はSYRI Guesthouse、1泊900円で朝食付き。
ここでは特に観光もせず、
・宿の猫をひたすら愛でて
・たまたま出会った地元の高校生とソフトテニスして
・街をブラブラして

ラオス旅は終了。
【次の国は】インドへ
山越えて、滝で癒されて、猫とテニスして。
ラオスはトラブルも込みでめっちゃ記憶に残る国だった。
次は世界一周6カ国目、インドへ。
