自転車だから出会える京都がある。トーキョーバイクで巡るローカルな旅【後編】
トーキョーバイクのシティジャーニー
「山を走るのがマウンテンバイクなら、東京を走るのがトーキョーバイク。」
そんな言葉から始まった私たち。東京でも他のエリアでも、色々な街を自転車で巡るのが大好きです。新しい景色や人と出会い、好奇心が刺激されるフィールドをもっと知りたい、広げたいという思いがあります。
知らない街並みにワクワクしたり、思いがけないの道の起伏に息を切らしたり。その街をよく知る人からつながる新たなご縁。「初めて」に触れることはいつだって楽しい!
これは遊び?いやいや、至って真面目な私たちの“仕事“。トーキョーバイクらしい「街の楽しみ方」をちょっと覗いてみてください。
今回の登場人物
谷澤:ブランドコミュニケーションチームリーダーでインスタの中の人。ときどき製品企画。東京で子育てと仕事を奮闘中。
西村:オンラインストア店長。学生時代から合わせて約10年京都に住んでいる。出身は東京で、現在は東京と京都の二拠点生活。
則竹:営業担当として日本全国行ったり来たり。自転車屋さんにその街のお店を教えてもらうのが、密かな楽しみ。
橋原:ブランドコミュニケーションチーム所属のフォトグラファー、デザイナー。現在は東京と金沢の二拠点生活。
京都滞在2日目。昨日は曇っていた空も、春らしくスッキリと晴れて気持ち良い1日の始まりでした。京都在住スタッフの西村の案内で、ローカルな京都を楽しむことに。
1日目の京都ライドの様子はこちら↓
まずは、京都五花街のひとつである上七軒を目指します。
エースホテル京都を出発して二条城横を通り、千本通を北上しました。この辺りはゆるく上り坂が続いていて、腕まくりしていても暑いほど。上七軒はちょうど北野をどりの時期というのもあって、華やかな雰囲気でした。




則竹:街の所々で春の訪れを待ち望む装飾や準備が。当の桜はまだ蕾だったのですが、新しい季節を待つ街のそわそわした雰囲気が感じられて、さらに春が楽しみになりました。
谷澤:にっしー(西村)や則竹さんと方向感覚の掴み方についてそれぞれ話したのが興味深かったです。にっしー曰く、京都は北と南だけ頭に入れておけば大丈夫とのこと。則竹さんは東京では山手線を頭に入れておく、とのことでしたが、方向音痴なわたしにはちんぷんかんぷんでした。
橋原:やきもち屋さんの外観が気になって写真を撮っていたら、前方を走っていた谷澤さんが戻ってきて、お店を覗きこんだ後にやきもちを買っていました。写真を撮ったり、実際にお店に立ち寄るための「ちょっとした好奇心」みたいなものがトーキョーバイクに乗っていると自然に湧いてくるんだよなーと、感じていました。
上七軒を抜けて、トーキョーバイクの取扱店であるUPCYCLESへ。レジ横に置いてあったホットソースに目を奪われていると、「それ僕の友人が作っているホットソースなんです」と店主の宮崎さん。気づけば4人全員がお土産に購入していました。自転車屋さんなのに、ホットソースを置いている、という意外な組み合わせがトーキョーバイクとしてはグッと来たポイントでした。
🏠ローカルの人に、この街について聞いてみた
(UPCYCLES 宮崎さん)

Q. この街の好きなところは?
十数年前に京都に移り住みました。大型チェーン店が少なく、個人のお店が今も沢山あるところが一番の魅力なのではないかと思います。 個人のお店は商品というよりも人で成り立っていることが多く、そこに行けばモノを買うだけでなく様々な経験や情報を仕入れる事が出来る。すごく生活が豊かになるんです。 そんな個人店は路地にあり!自転車で散策するのが似合う街が僕の好きな京都なんじゃないかと思います。

Q. この街で、トーキョーバイクをどう楽しむ?
早く起きた朝は、嵯峨野地域に足を運んでみてはいかがでしょう。目指すは広沢の池、その裏手に広がる美観地区に点在する旬の野菜を販売する無人販売所を巡るルートは坂道も無く、昔ながらの田園地帯が広がります。 帰ったら旬の野菜で美味しいお料理を作る一日も楽しいと思いますよ。京都市内から1時間くらいのお手軽コースです。

Q. お気に入りのスポットは?
朝早く起きたらコーヒーを求めて喫茶チロルへ、カツカレーの誘惑に勝てたら誠養軒のおっちゃんに会いに行く、自家製薄皮餃子がやっぱり美味い。 夜は家族で碓屋さん、鰻をつまみにお酒を少々。それから夜の三条通り商店街を歩いて帰るのが良い休日です。

UPCYCLES
京都市北区で地元の人に愛される町中華のような自転車店を目指す、トーキョーバイクの取扱店。店内には店主の人となりを感じるユニークなアイテムが並び、思いがけぬ出会いがあるかも。
インスタグラム:https://www.instagram.com/up_cycles.kyoto/
住所:〒603-8341 京都府京都市北区小松原北町56−12
お店を出る頃には、お腹もペコペコ!ランチを求めて西陣を走りましたが、思い当たる近隣のご飯どころは全て行列 or 定休日・・・。ご飯にはこだわりたいスタッフが、なんとか粘って見つけた石臼蕎麦 初音屋へ。昔風情のある建物と京都らしいやさしい出汁を感じるお蕎麦が沁みました。




西村:老舗の昆布屋さんが最近始めた異色のラーメン屋さんはなんと1ヶ月先の予約待ち。あまり観光客が多くないエリアでも、知る人には知られているのはさすがの情報社会だなと感じました。
橋原:にっしーがほとんどマップを見ずに東西南北を認識しながら走っていく様子を垣間見て、京都在住の彼女の頭の中に広がる地図を想像していました。
谷澤:トーキョーバイクの谷中の旧店舗の場所も昔「初音」と呼ばれたエリアだったのでお蕎麦屋さんの名前にシンパシーを感じて行ってみよう!と提案したのでした。
お昼のあとは、大徳寺、今宮神社周辺を散策しました。境内は砂利が引いてあるので自転車を押してゆったり歩きます。自転車で走るのとは違う速度で京都らしい空間を楽しむのも、穏やかな時間の流れを感じることができてよいものでした。




西村:境内が広く混雑もしていない大徳寺は、ランチ後の散歩にピッタリ。今回は行けませんでしたが、庭園も落ち着いているので縁側でボケーっと過ごすのにうってつけの場所です。最近は有名どころの寺社仏閣は人が多くて、このような雰囲気でゆるく過ごせるお寺は貴重なオアシスのように思います。
橋原:大徳寺の中に入ると、京都の寺文化の力強さを強く感じます。境内ではもちろん自転車を手で押して移動するわけですが、ゾロゾロと4人で隊列を組んで移動する様はなんだかふふっと笑ってしまう光景でした。
のんびりと過ごしたあとは、コーヒーブレイク。街の中心部から離れた場所にオープンしたと話題にもなっていた、FUGLEN KYOTOへ。ぞろぞろと4名で入店したところスタッフさんが気さくに声をかけてくれました。
なんと店員さんのお一人は、トーキョーバイクユーザーさんという嬉しい驚き!旅の終盤に素敵なご褒美の出会いをいただきました。




橋原:浅草や富ヶ谷のフグレンにはよく行っていましたが、京都でも同じ味、同じインテリアを感じられて、京都にいるのに時空を超えたような感覚に。このお店が面する北山通りも品が良くて好きでした。
則竹:まさかトーキョーバイクユーザーさんにお会いできるとは。モスグリーンという今は販売していないカラーにお乗りのようで、大切にされているのをヒシヒシと感じました。知らない街でトーキョーバイクを楽しんでいる人に会えると、本当に嬉しくなります。
そろそろ日暮れも近づき、ゴールの烏丸御池を目指します。時間が足らず残念ながら立ち寄れなかった場所もいくつか通り過ぎながらラストスパートを走り抜けました。


🏠ローカルの人に、この街について聞いてみた
(辻森自転車商会 宮本さん)

Q. この街の好きなところは?
辻森商会は京都市の真ん中に位置しています。創業100年以上の建物を維持し、街の中でも一段と輝きをはなっていると感じています。
街の中心地ではありますが、京都の歴史がまだまだ根付くこの場所は小さいお子様からお年寄りの方まで地域の皆さまが立ち寄りやすい空間となっています。

Q. この街で、トーキョーバイクをどう楽しむ?
私たちのオススメはやはり鴨川です。烏丸御池の交差点から東に5分ぐらい走れば、川沿いに下れます。西側の通りは舗装もしてあり、信号も車も走っていないので、快適に自転車を楽しめます。 川の流れと川沿いの緑は見ているだけで心癒され、リフレッシュ間違いなしです。たまに立ち止まって、ベンチで読書や音楽を聞いたり、最高の時間を楽しめると思います。

Q. お気に入りのスポットは?
休みの日には自転車に乗って、Manaia coffeeまで行くことが多いです。ここはメニューも多く楽しめるのですが、店主と話すのが楽しくて通ってしまいます。 言うまでもなく、コーヒーは美味しいですし、日差しもしっかり入る癒しの空間です。 やはり、京都はコーヒーとパンの街なので、行きつけのお店に行きつつ、新しいお店探しも自転車で楽しんでいます。
辻森自転車商会
明治時代から100年続く、東洞院六角(四条河原町エリア)の老舗自転車店。トーキョーバイクも取り扱っています。建物内のブルーボトルコーヒーも人気スポットです。レンタルバイクも楽しめます。
公式サイト:https://www.tsujimori.jp/
住所:〒604-8135 京都府京都市中京区三文字町226−1
無事にゴールに辿り着き、程よい疲労感と、達成感に満たされました。この街ならではの景色や空気感、季節感を味わうことができ、改めてトーキョーバイクで街を巡る楽しさに浸った2日間となりました。
最後にスタッフそれぞれの感想をどうぞ!
谷澤:もう自転車なしの京都旅はできないかも!と思うくらい、京都と自転車の相性が良くて、感動しました。歴史的な趣のある景色と、季節感を感じる自然がとても身近に感じられるのも、京都ならではの魅力だと思います。2日間4人で普段巡らない街を自転車で走ることで、メンバー同士のコミュニケーションも深まり、景色や体験を共有しながら一緒に街を楽しめたことも嬉しかったです。自転車に乗って旅をすることの面白さを存分に味わうことができて、色んな人に勧めたくなる体験でした。知らかなかった京都にたくさん出会ったので、何度でも自転車で巡りたい場所になりました。
西村:東京では交通量が多い道を走ったり地図と睨めっこしたり、なんやかんや頭を使いながら自転車に乗るのですが、京都の街は気負わず適当に走れるのがやっぱり楽しいです。大体の東西南北の位置関係が描ければ、ざっくり走ってもちゃんと目的地に着きます。今回走った北側のエリアは信号や横断歩道が少なかったり、ゆったりした住宅地なのでグループで走る時も安心です。観光が盛んでないエリアでも、歴史や文化を感じられる面白さが随所に散らばっているのが京都の街。その感覚を今回のメンバーと一緒に体験できたのは改めて嬉しかったです。
則竹:東京以外でも、出張の隙間時間や移動で少しだけトーキョーバイクに乗って街を走ることはあるのですが、ここまで2日間しっかり、しかも地元の人に案内してもらうのは初めてでした。京都は街の区画がわかりやすい上にアップダウンも少なく、そして個人店がたくさんあって、もちろん神社仏閣など歴史を感じる建物もずらりと立ち並ぶ魅力的な街です。見る角度、走る道で全然違う表情を見せてくれて、そんな街並みと自転車は相性バッチリ。日本にはまだまだ知らない街がたくさんあるんだなと思うと、ワクワクが止まりません。次はトーキョーバイクでどの街を走ろうかな。
橋原:自転車に乗って街を巡ると、頭の中で街を鳥の目で見るように地図が出来上がっていく感覚があるのですが、今回はそれに加えて元々あった京都の印象がリアルタイムで塗り替えられていくという体験をしました。地下鉄やバスがあまり通っていない、観光地ではないエリアの方が、京都という土地の文脈を感じたり、住んでいる人たちの様子を垣間見る事ができたように思います。 個人的には今回行った蕩の周辺や、UP CYCLES周辺、それから北山の周辺は探索しがいがあるなと感じました。
また京都を自転車で巡らねば!
トーキョーバイクスタッフによる、「街」の楽しみ方。いかがでしたか?
また次の旅先でお会いしましょう!
