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マクドナルドと、ベースフード ──同じ“思考停止”が生んだ、真逆の最適解について

Abelだ。

現代人の飯には、
二つの「避難所」がある。

一つは、
赤と黄色の看板。マクドナルド。
もう一つは、
優しい色の袋。ベースフード。

見た目も思想も真逆。
だが、やっていることは同じだ。

「今日は、食事を考えなくていいよ」
これを提供している。


両者が売っているのは「思考停止」

マクドナルドも、ベースフードも、
根っこは同じだ。

・選ばせない
・悩ませない
・外させない
・時間を奪わない

つまりどちらも、
現代人の脳を一回シャットダウンさせる装置だ。

ただし、
その落とし方が真逆すぎる。


マクドナルドは「欲望に全賭け」してくる

マクドナルドは優しくない。
最初から殴りに来ている。

・脂
・糖
・塩
・赤と黄色
・「セットにポテトいかがですか?」という追撃

人間の脳に最初から仕込まれている
「カロリーは正義」という原始バグを、
一切の遠慮なく突いてくる。

食べた瞬間、脳が叫ぶ。

「うまい!
 今だ!
 今、生きてる!!」

これは食事じゃない。
フェスだ。

後のこと? 知らん。
健康? 明日の俺に聞け。
体はうっすら拒否反応を示しているが、
その声はポテトの匂いでかき消される。

マクドナルドは、
今日を乗り切るための“着火装置”だ。


ベースフードは「論理で冷やしに来る」

一方、ベースフードのパン。

こいつは一切、煽らない。

・必要な栄養
・計算されたタンパク質
・罪悪感ゼロ
・食後の自己嫌悪なし

食べた瞬間、脳がこう言う。

「……はい、補給完了。
 異常なし。」

テンションは上がらない。
だが、不安も起きない。

これは食事じゃない。
メンテナンスだ。

ベースフードは、
明日も壊れずに動くための冷却水である。


昔は「エサ」だった。今は違う

正直に言う。

昔のベースフードは、
修行だった。

・口の水分を奪う
・噛んでると不安になる
・「健康のためだから…」と自分に言い聞かせる味

だが今は違う。

ちゃんと美味しい。

もちっとしている。
香りもある。
カレー味も、チョコ味も、
ちゃんと娯楽が成立している。

だが重要なのはここだ。

脳が暴走するほど美味くはない。

「うおおお!止まらん!」
には、ならない。

「うん、美味しい。
 よし、終わり。」
で、止まる。

この 寸止め設計
依存させないが、逃がさない。

これは、
続けさせるための論理的な美味さだ。


「炎」と「水」を往復するサガ

マクドナルドだけでは、
身体が燃え尽きる。

ベースフードだけでは、
心が冷え切る。

だから我々は、
この二つを行き来する業(サガ)
かかえている。

・疲れ果てた夜 → 炎(マクドナルド)
・冷静になりたい昼 → 水(ベースフード)

どちらも、
考える力を一度、預かってくれる

ここが重要だ。


現代人は、最適解を二つ持たないと壊れる

現代は、
判断が多すぎる。

だからこそ、

・欲望に全振りした正解
・論理に全振りした正解

この両極端が、
我々のセーフティネットになっている。

マクドナルドは、
今日を生き延びるための「炎」。

ベースフードは、
明日も生きるための「水」。

どちらも、
現代人にとっての インフラになっている。

以上、現場のAbelがお伝えしました!

……なお、
昼にベースフードを食べた夜、
「今日は健康的だったから」
という理由で
マックで倍バーガーを頼みたくなるのは、
仕様なので、諦めろ。

人間は、だいたいバランスが取れた瞬間に、
バランスを壊しに行く生き物だ。


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