🌿Vol.174 今回の帰阪の、本当の理由——大腸癌ステージ4から、今日までのこと
半年ぶりの大阪。
精密検査のために、帰ってきた。
# 2022年7月8日
大腸癌、ステージ3b。
手術を受けた。
その日付を、今でも正確に覚えている。人生が、その前と後に分かれた日だから。
1.🩺同じ年の12月
肝臓に転移が見つかった。
ステージ4。
その言葉の重さを、うまく言語化できない。でも、そのとき感じたのは絶望ではなかった。「どうするか」だった。
主治医の先輩にセカンドオピニオンを求めた。ふたりのドクターに見守られながら、抗がん剤を変更した。
2.🩺2023年4月
肝臓転移の癌が、消えた。
消えた。
その言葉を、何度も確認した。本当に、消えていた。
3.🩺そして
2026年4月20日。
半年ぶりの精密検査のために、大阪にいる。
結果はまだこれからだ。でも、ここに書いておきたかった。
4.🌱なぜ、今これを書くのか
このブログで、手放すことを書いた。比べることをやめることを書いた。からだを巡らせることを書いた。アグニを育てることを書いた。
その全部の根っこに、この体験がある。
病気になって初めて、からだの声を聴くようになった。病気になって初めて、今日という日の重さがわかった。病気になって初めて、会いたい人に会いに行くことを、後回しにしなくなった。
癌は、私に多くのものを奪ったかもしれない。でも、それ以上のものを教えてくれた。
5.🏃♀️寿命とは、単に生きることではない
アーユルヴェーダの古典「チャラカ・サンヒター」の言葉を、最近よく思う。
「寿命とは、単に生きることではなく、幸福で意味のある人生を他の生命にも役に立つように生きること」
ステージ4と言われたとき、この問いが一気にリアルになった。
残りの時間で、何をするか。誰と過ごすか。何を伝えるか。
その問いが、今の私の暮らしをデザインしている。
6.🌿葉山での日々は、その答えだ
アーユルヴェーダを学び、からだを整える。庭に花を育て、ラベルを立てる。毎日ブログを書き、内側を見つめる。ライフデザインサポートで、誰かの一歩に寄り添う。
派手さは何もない。でも、すべてが「幸福で意味のある人生」への、ベビーステップだ。
一日一日を、丁寧に積み重ねる。
それだけだ。
7.🚶♀️同じ経験をしている誰かへ
癌と診断された人、治療中の人、再発を恐れている人。
あなたのことを思いながら、この記事を書いている。
答えは持っていない。でも、ステージ4から今日ここにいる人間として、ひとつだけ言える。
からだは、諦めない。
丁寧に向き合えば、からだは応えてくれる。
検査の結果が出たら、またここに書く。
🌿締めのひとこと
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。コメントやフォローで、ぜひあなたの『暮らしのテーマ』も教えてください。ゆるやかに、光と風のように——。
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▶ Vol.172「半年ぶりの帰阪」
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