見出し画像

世界文学を巡る旅〈6〉『ティファニーで朝食を』 原作小説と映画と


かの有名な映画『ティファニーで朝食を』は、私にとってもお気に入りの作品のひとつです。名曲ムーン・リヴァーの魅力も相まって、何度観てもうっとりしてしまいます。


さいきん翻訳関連の本を読んでいたところ、原作の小説は映画とはまたかなり違う雰囲気だということを知りました。それはぜひ読んでみなくちゃ!と思い、実際にで読んでみると…、


たしかにその通りでした。


映画もおおまかなストーリーは原作に沿っていますが、ラストは異なることがわかりました。登場人物のキャラクターや全体の空気感も、かなりアレンジされているようです。


小説の物語には都会の華やかさがありつつも、どこか一歩引いた視線、一貫した静けさのようなものを感じます。


カポーティの凛とした文体もほんとうに素敵です。全体の空気感といい、比喩のような細部といい、いったいどうしてこんなにお洒落なんでしょう??


ちょっとよくわかりません…


結局私は、原作の小説も映画も、作品としてそれぞれに大好きです。(でもラストは小説のほうが好きです)


私のように映画だけを観たことがある人も、原作にはまた違った魅力を感じられることと思います。未読の方はぜひ!




いいなと思ったら応援しよう!