#011「もう一回やりてぇ」と思えたら
七月は、バタバタから始まった。
歴史博物館の見学に出かけた日。
モバイルSuicaがチャージできないトラブルに始まり、いろんなことが重なって、朝から慌ただしかった。
でも不思議と、焦らなかった。
「ま、なんとかなるやろ」
心の中でそうつぶやいたら、本当になんとかなった。
イライラしないって、大事だ。
翌日は、何をしていたのかと思うくらい、あっという間に時間が過ぎた。
その日のうちに振り返らないと、思い出せないほどの忙しさ。
でも、忙しいからこそ、立ち止まって整えるのが大事なんだと思う。
夜、つい夜更かししながら、自分に言い聞かせた。
「先送りすんな」
そして迎えた、授業研。
終わった。
やれば、終わる。
クラスのいい雰囲気は出せたと思う。
けれど正直、自分の準備不足も感じた。
事前授業を2組でやらせてもらうとか、もっとやれることはあったな、と。
悔しさの中で、ふと湧いてきた言葉がある。
「もう一回やりてぇ」
これ、意外と大事な感覚なんじゃないかと思う。
終わってホッとするだけじゃなくて、もう一回やりたいと思えた。
いっつもそう。だったら先にやっとけや。
その日の朝は、1キロだけ走った。
たった1キロ。でも、ゼロじゃない。
慌ただしい一週間の終わりに、自分の輪郭を少しだけ取り戻す1キロだった。
七月が始まりました。
慌てない、慌てない。
のびのびやりましょう。
明日も、走って、書いて。
shu-starでした。
