スカイラインGT-R BNR34:エンジンオイル交換
はじめに
R34 GT-R、しかもほとんど純正のままの一台。
エンジンオイル交換の記録です。
BNR34を触る機会というのは、整備士をやっていてもそう多くありません。
ましてや大きくいじられていない、ほぼ純正の個体となると、なおさら少ない。
今回はその貴重な一台に触れたので、作業自体は簡単なオイル交換ですが、記事として残しておきます。
エンジンはご存じRB26DETT。
赤いヘッドカバーに、オイルキャップはニスモ。
走行はおよそ12.1万km。定期交換のタイミングでの入庫です。
作業車両

前述の通り、ほぼノーマルの車両。
ところどころnismoの部品が使用されており、運転席のみバケットシートが入っています。
いじり倒したチューニング車も面白いですが、純正コンディションのGT-Rは見ていて気持ちがいい。

ひとりごと
下回りに潜って目についたのが、フロントサスペンションの造り。

GT-Rはフロントも駆動するアテーサE-TSなので、フロントにもドライブシャフトが通っています。
そのドライブシャフトを邪魔しない様に、ダンパーを短くしている。
限られたスペースに4WDを収めた設計が、じっくり見ると伝わってきます。

もうひとつ意外だったのが車高。スポーツカーだから低い、というイメージがありますが、BNR34の純正車高はけっこう高さがある。

足まわりを眺めていると、これなら段差の多い道でも意外とどこにでも入っていけそう。
ベタベタに落とした個体を見慣れていると、純正車高が新鮮でした。
エンジンオイル交換
・オイル:WAKO'S プロステージS
・オイル量:4.2L
・オイルフィルター:交換なし

RB26のオイル量は、フィルターを同時交換すると4.6L程度。
フィルターを替えない場合は4.2L程度が目安です。
今回はフィルター無交換だったので4.2L。
ドレンから抜いて、新油を入れて、レベルゲージで上限付近に合わせました。
nismoのオイルキャップは、金属製だから熱いのなんの!
オイルはワコーズのプロステージS。
100%化学合成の定番オイルで、街乗りからスポーツ走行まで幅広く使えます。
ドレンボルトの締め付けトルク
・ドレンワッシャー(パッキン):新品に交換
・締め付けトルク:35N・m
締め付けは35N・m。
純正の案内は、おおよそ30~40N・m。
締めすぎるとオイルパン側のネジを痛めるし、緩いと緩みや漏れのもと。
トルクレンチで規定値に合わせて締めるのが確実です。
実際はほぼテルクレンチなんですけどねぇ。
まとめ
作業としては、ごく普通のエンジンオイル交換でした。
それでも記事にしたのは、R34 GT-Rだから。
この車を、しかも素のコンディションで触れる機会は、私にとってもそう巡ってきません。
1回1回の作業を丁寧にやろう!と考えたのですが、別にこれはGTRに限ったことではないはず。
誰にとっても、自分が乗っている車が大事な一台。
そこに金銭的、私的感情での作業のクオリティに変化があってはいけないよなーと。
気持ちを引き締める良い機会にもなりました。

ほな、またね~
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