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1996年 初めてのクラブ体験|CHAOS WEST@難波ロケッツ 田中フミヤ

MAD SOUND WITH ENERGY FROM THE CHAOS

TOREMA RECORDS

レコードを買い始めた頃、梅田ロフトのWAVEやソレイユ、Cisco大阪に通うたび、いつも様々なイベントのフライヤーが目に飛び込んできました。
並んだ紙の束の中には、田中フミヤ主催の「CHAOS WEST」 のフライヤーがありました。

1996年、17歳の僕はフライヤーを手に取るだけで、まだ見ぬ“クラブ”の世界が急に近づいてきた気がして、胸がそわそわしていました。

今回は、家の奥から出てきた数枚のフライヤーと共に綴っていきたいと思います。



1996/2/2・2/17

それまで僕は、ダンスというより “音楽作品としてのテクノ” を聴いていました。でも、どれだけ聴き込んでも、どこかでこう感じていたんです。

「やっぱりテクノは、クラブで浴びる音なんじゃないか」

一度でいいから、大音量で体験してみたい——。
その思いが少しずつ膨らんでいきました。


🔊勇気を出して、難波ロケッツへ

そしてある日、思い切って難波ロケッツへ向かいました。フライヤーが残ってないので、記憶が曖昧な部分もありますが、間違いないのは GUEST DJ は Laurent Garnier

当時のテレビでF Communications Japan Tour@Liquid Roomの映像が一部放送され、その日付から推察すると、6月辺りだと思います。

F Communications Japan Tour
6/22/96 Liquid Room

入口をくぐる前、僕は
「いったいどれくらい大きな音なんだろう?」
というワクワクと緊張が入り混じった気持ちでした。

僕は17歳でしたが、普通に入れたのはまだ世界が緩やかだったおかげだと思います。

ミネラルウォーターを手に、フロアへ向かった瞬間——


🔊“轟音の洗礼”を受けた17歳

胸の奥まで響くほどの 轟音。
ジーンズの裾がビリビリ震えるほどの 低音。

それなのに不思議なほど耳は痛くなく、ひとつひとつの音がしっかり“音楽”として届いてくる。
あの絶妙なバランスは、今もはっきり覚えています。

かかる曲の9割が知らないテクノでした。
でも、ときどき聴いたことのある曲が流れると、まるで友達を見つけたようで嬉しかった。

しかし、やがて気づいたのは——
知らない曲の方がずっとワクワクする ということでした。


🎧通うようになった日々

その後は、結構頻繁に難波ロケッツに行っていたように思います。
CHAOS WESTはもちろん、Tough Drops(Yoshiki / Keita / Taro) のパーティーにも何度か足を運びました。

1996/10/4
1996/10/19
1997/10/11

テクノから少し距離を置くようになってからも、別ジャンルのクラブにもときどき出かけていました。


🎧そして今も胸に残る体感の記憶

いつ頃までクラブに通っていたのかは曖昧ですが、結婚当初までは、まだ時々 “あの音” を浴びに行っていた気がします。

けれど——

10代半ばのあの日に受けた衝撃だけは、比べものになりません。

1997/1/25
1997/2/22
1998/9/11 @Bayside Jenny

これら当時のフライヤーを眺めると、あの頃の週末のワクワクした胸騒ぎが蘇ってきます。

田中フミヤは今、ベルリンを拠点に世界を飛び回っています。
90年代から聴いている僕は、彼のストイックなまでの探求に心を奪われています。


🎧2025年12月26日、大阪CLUB CIRCUS

そして、2025年12月26日、大阪CLUB CIRCUSで約30年ぶりの田中フミヤのDJを聴きました。

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