【和訳】PdoggPDが語るBTSのレッスンや役割分担【インタビュー】
出会いはThe JoongAng(英語版中央日報)
ネットで色んな記事を漁っていたら、The JoongAng(英語版中央日報)に行き当たりました。
英語記事が多いなら自動翻訳でも読みやすいんだけどな~と思って漁ってみましたが、残念ながらガチガチの韓国文法でした( ;∀;)
でもさすが本国、面白い記事が多かったです。
後期(「BTS」時代)のインタビューはSNS環境も発達しており、海外メディアが英語で二次配信してることも多くて探しやすいんですが、やはり初期(「防弾少年団」時代)のインタビュー探しは本国発信記事を深掘りしに行く必要がありますね。
今回は、Pdoggさんのインタビュー記事にバンタンの話が出てて面白かったので、自分用の訳文を共有します。
ちなみにBaby ARMYのため補足しておきますと、長年バンタン曲に関わっている音楽プロデューサーさんです。
2025/3/22時点で、韓国音楽著作権協会(KOMCA)に271曲が登録されており、現在著作権情報がわかっているBTS楽曲の約4割に関わっています。
元記事
注意書き
申し訳ないですが、素人仕事なので品質保証はしかねます💦
引用する時は、この記事へのリンクを貼っていただければと思います。
※読みやすさ重視のため、一部改行を追加しています。
声楽を専攻していたがヒップホップに魅了され…「私には演歌っぽさがあるそうです」
K-POPの隠れたプロデューサー⑥ BTSと共に楽曲を制作するPdogg
中央日報 入力2017.05.24 01:20 ミン・ギョンウォン記者 [출처:중앙일보]
BTSの歩みは、最初から他とは一線を画していました。いわゆる大手事務所ではなく中小規模の事務所からスタートし、デビュー曲で大ブレイクしたわけでもありません。
「学校三部作」や「青春三部作」など、自らの成長ストーリーを音楽に込め、着実に成長曲線を描いてきた点は、韓国の音楽業界では珍しいケースです。

通常、所属事務所がSNSアカウントを管理するのに対し、彼らは自身の音楽と連動するメッセージを発信し、ファンと直接コミュニケーションを取りました。このスタイルは、BTSを世界に広める重要な経路となりました。
「貧乏人」としてスタートし、ビルボード・ミュージック・アワードで「トップシャル・アーティスト」賞を受賞して花道を歩むまで、BTSは他とは異なる道を歩んできたのです。
自然とBTSの音楽制作の手法も、一般的なアイドルとは異なりました。
始まりは、パン・シヒョク代表がインターネットのカフェで発掘した、Pdogg(カン・ヒョウォン、34歳)プロデューサーでした。
2007年、慶尚南道・金海からソウルへ向かい、8eight、イム・ジョンヒ、2AMといった感性豊かなミュージシャンたちと主に作業を行っていたPdoggが、Sleepyを通じてRM(当時のRap Monster)を見出し、事務所に連れてきたことで「歴史」が始まりました。
昌原で生まれたけれど音楽的ルーツだけはアメリカのLAだと信じているプロデューサーと、すでにアンダーグラウンドで評判の高かった実力派練習生との出会いが、ヒップホップへと結びついたのは必然でした。
その後、全国オーディションを通じてSUGAやj-hopeが加入する度、BTSが手掛ける音楽の幅はさらに広がっていきました。
ソウル論現洞のBig Hit Entertainment作業室で、Pdoggは「BTSのメンバーたちは、初めて会ったときからある程度、音楽的なアイデンティティが確立されていました」と振り返りました。
「私は大学で音楽教育を専攻し、包括的な理論を学びましたが、教師のように教えるのではなく、メンバーと交流しながら一緒に作業を進めています」
BTSはメンバー全員が創作に関わるグループですが、どのような「特別指導」を受けてここまで成長したのでしょうか。
Pdoggは、デビュー曲『No More Dream』から最新曲『Blood Sweat & Tears』や『Spring Day』に至るまで、BTSのほぼすべての楽曲を手がけてきました。
レッスンはどのように進められますか?
Pdogg「ただ一緒に集まって映画を観たり、音楽を聴いたりします。例えば、デトロイトのヒップホップクラブでのラップバトルを描いた映画『8 Mile』を観ながら、どうやって荒々しい歌詞が生まれるのか、またヒップホップのファッションやライフスタイルについて話し合うこともあります。映画で使用されたサンプリングの元になった音楽を探して聴き、それを課題として出すこともあります」
具体的にどのような課題を出すのでしょうか?
Pdogg「ご存じの通り、BTSは成長の物語がはっきりと存在するグループです。それを音楽的に表現するために、何度も会議を重ねます。
通常、歌詞のテーマを決めてからビート制作に入ります。ビートが良くないと進行できないので、それぞれが試作したものを聴き比べながら調整していきます」
役割分担はどのようになっていますか?
Pdogg「RMやSUGAはオールラウンダーです。j-hopeやJung Kookもビートを作ることができますし、他のメンバーは作詞をします。私の主な役割はトラック制作で、メンバーが書いた歌詞や伴奏を組み合わせ、楽曲を完成させることです。歌詞は90%以上、メンバー自身が書いています」
一人で作業する場合との違いは何でしょうか?
Pdogg「一人での作業は、個人の感性を存分に反映できますが、マンネリ化しやすいという欠点もあります。
一方、共同作業では、思いもよらない発見が次々と生まれます。才能あるメンバーたちのアイデアの中からベストなものを集めるので、最良の結果が得られるのではないでしょうか。
『Spring Day』の場合、RMがわずか2日で書き上げた歌詞とメロディーが素晴らしかったのですが、少し洗練されすぎていると感じました。
そこで、海外の作曲家が提供したパートを組み合わせたところ、より感動的になり、曲が更に生かされました」
プロデューサーとして、BTS成功の秘訣を挙げるなら?
Pdogg「彼らが『自分自身の話をする』という点が大きいと思います。自分たちが実際に経験していないことは書きません。
『No More Dream』の歌詞を幼いと感じる人もいるかもしれませんが、それこそが彼らの世代が抱える感情なのです。「花様年華 pt.1」に収録された『Move(引っ越し)』も、3年間過ごした宿舎を引っ越すことになった実体験から生まれました。
お互いに良い影響を与え合うのも、彼らの強みですね。
例えばJinはもともとボーカルメンバーで、作曲をするタイプではなかったのですが、ソロ曲を完成させました。通常なら20回もダメ出しされたら諦めてしまうところを、最後まで粘り強く取り組んで仕上げた姿には、本当に感動しました」

芸術中学校・芸術高校時代まで声楽を専攻していたものの、ヒップホップに魅了されたPdoggは、「純粋な芸術は生まれ持った才能が8割以上を占める世界なので、努力だけではどうしても超えられない壁がある」と語りました。
そして「声楽は音楽を聴く際に多くの背景知識が必要になりますが、それに比べてヒップホップは誰もが簡単に共感できる点が魅力的だと思います」と話しました。
「メロディーラインを作るときも、副旋律を入れたり、よりクラシックなアプローチを取ることができるので、それなりに利点はあると思います。でも、パンPDには『なんだか妙に演歌(トロット)っぽい雰囲気がある』と言われるんですよ。ソウル生まれじゃないからでしょうか?(笑)」
21日(現地時間)、アメリカのビルボード・ミュージック・アワードにBTSとともに参加した世界的エレクトロニックデュオのザ・チェインスモーカーズは、リハーサルの舞台にBTSを招待し、サプライズで対面しました。
さらに、一緒に撮影した記念写真をTwitterに投稿し、親しみを見せました。
さて、BTSの次の目的地はどこになるのでしょうか。
Pdoggは、最近ケンドリック・ラマーやDrakeに夢中になっていると明かし、ヒントを与えました。
「これまでの音楽に少し飽きたのか、気持ちを落ち着かせてくれるチルアウト系の音楽が好きになりました。ヴィンテージな雰囲気がありつつ、聴きやすいんですよね。最近はRoland Juno-60のようなヴィンテージシンセを購入したりと、アナログ特有の荒々しくも温かみのある音に惹かれているので、今後サウンドが変わっていくかもしれません」
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