第二章のBTSリーダーとは
「BTS: The ARIRANG Interview with Zane Lowe | Apple Music」より
(9:28〜)
ゼイン:リーダーとしての役割は、どのように進化したかな?今やみんな大人になり、「男」になったわけだけど。
RM:ええ、そこが一番難しくてデリケートなポイントですね。時々、自分に重荷を課しすぎてしまうことがあるんです。「自分はリーダーだから、何かをしなきゃ」「ソファから飛び起きて、レーベルや周りの人に何か言わなきゃ」とか。音楽の面でも、人間関係の面でも。
でも、ゼインさんが言った通り、僕たちはみんな大人になりました。今はみんな30代です。そして全員が(訳注:軍隊という)非常にユニークな経験を経て戻ってきました。
LAソングキャンプからのプロセスを通じて、半年から7、8ヶ月ほど経ちましたが、まだこのチームのために自分ができることがあると思っています。
例えばレーベルとコミュニケーションを取ったり、チームを代表して言葉を発したり……チーム全体をより良いレベルへと引き上げるための言葉を尽くすこと。
ゼイン:ツアーや今後の活動で忙しくなれば、お互いをどう支え合うかという役割も、またしっくり馴染んでくるだろうね。
RM:はい。僕たちは人生の半分以上を共に過ごしてきました。
辛い時期を一緒に乗り越えてきた仲間です。「大変だろう、あとは僕が引き受ける。君の面倒は僕が見るよ」なんて、言葉がなくても通じ合える。
だからみんなが僕を支えてくれるし、僕も自分の役割を全うできる。
でも、リーダーとして自分に重すぎる荷物を背負わせてしまうのは、いつだって難しい課題です。
同時に、自分はただのメンバーの一人だとも感じています。チームの一部、7人のうちの1人。だから時には、ただ手放して、流れに身を任せて、チームの一部でいるだけでいい。
良いリーダーとは何なのか、いまだに模索中ですよ。


(32:59〜)
JIN:歩んできた道は違いましたが、結局のところ、僕たちのリーダーがメンバーを上手く導いてくれたのだと思います。音楽がどれほど楽しくて幸せなものか、そうやって引っ張ってくれたおかげで、リーダーによって多くの仲間が変わりましたし、みんな音楽を愛せるようになりました。
僕も、ナムジュンにもホビにも、全てのメンバーに常に感謝しています。
最近、「もし別の人生を歩んでいたらもっと幸せだっただろうか」とよく考えるのですが、僕にとっての「最善の道」をメンバーたちが引き出してくれた気がします。
いつもメンバーに感謝していますし、みんなが上手くいくように祈りながら生きています。本当のことだよね?
JUNG KOOK:本当です。





いい話過ぎた……!
このゼインの質問は去年ナムさんがライブ配信で発した言葉を意識したものだと思われます。
お伝えしたいのは、僕はもうチームを代表することはできないということです。何故なら、僕はただの一人の人間だからです。
BTSとして活動をしながら、2017~2018年頃までの約5年間は、ある程度(訳注:リーダーとして)責任を負うような立場でした。
でも、その後は、メンバーそれぞれが自立した大人になったんです。
だから僕がメンバーたちをコントロールしなければならないとか、会社に行って彼らのために話さなければならないとか、そういうことはもう当てはまらないと思っています。
いつも真っすぐ言葉にして感謝を伝えていくバンタン、尊い。
リーダーだからやってくれて当然ではないと理解し、ことあるごとに真正面から愛を伝えてくれる仲間がいるからこそ、真ん中っ子リーダーがその場に立ち続けるエネルギーが補充されるんじゃないかと思います。
「MMM」を思い出しました。あの時の言葉がまだ生きていることに、心からの喜びと感謝を覚えます。



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