ナムさんがファレルへ問いかけた「それは何故?」
ファレル・ウィリアムスとの対談で印象的なのは、観客から受ける重圧に耐えられず引く心境が語られた時に、ナムさんが問いかけた「それは何故?」。
それは共感ではなくより理解しようとする質問で、逆に言えば、彼はそう感じていないのだ。仲間やARMYがいるステージは僕の家、それが彼の感覚なのかもしれない。
ファレル:人が分かってないのは、文字通り何億人ものファンを抱えていて、一度に2万、5万、10万人という単位の観客と出会うってことなんだ。
RM:一人ひとりの顔を認識することはできません。まるで大きな塊なんです。
ファレル:そう、群衆であり、巨大な塊の声であり、巨大なエネルギーがこっちに向かってきて、そこで君が「ジャンプしろ」って言う。
RM:すると、皆がジャンプする。
ファレル:そう、皆がジャンプする。そして君が歌えば、彼らも一語一句違わず一緒に歌うんだ。君たちはその声を通して、自分たちのやってきたことがどれだけ多くの人の人生に影響を与え、変えてきたのかを肌で感じるわけだよね。
君たちがどうやってそれを受け止めているのか、僕には想像もつかないよ。僕にもそういう曲がいくつかあるけど、ステージに立ってそれを歌おうとすると、責任の重さに押し潰されて泣きそうになってしまうんだ。正直なところ、そういう領域に近づくたびに、僕はいつも一歩引いてしまうんだよ。
RM:それは何故? プレッシャーが重すぎるからですか?
ファレル:重すぎるんだよ。責任が大きすぎるんだ。
だからこそ、君や君のメンバーたち、それにビヨンセやジェイ・Z、カニエみたいなアーティストたちを心の底から尊敬しているんだ。「毎晩あのステージに立って、一体どれほどのものと向き合っているんだ?」ってね。
本当に頭が下がるし、圧倒されるよ。それに耐えうるだけの、よっぽど強靭なメンタルを持って生まれてこないと、とてもじゃないけどやっていけないからね。

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