成長する子どもと、成長したい父。
子どもって、特に親がやらなくてもどこから
覚えてきたのか、いきなり新技を披露したり、
突然できなかったことができたりしますよね。
残念ながら親はそうはいかない。
最近公園に行くと、子どもは【鉄棒ぶら下がり】
を毎度披露してくれます。
体重が軽いこともありますが、この小さな体に
なぜこんな力が…。と思うほどブランブラン
しませんか?
男親としてはそんなものを見せられたら、
かっこいいとこ見せたくなりますよね。
隣の高めの鉄棒に飛び乗り、まずは
【前回り】を見せてみました。
「とーちゃんすごい!くるんってした!」
ここまでは良いでしょう。しかし、何十年ぶり
にやった前回り。こんなに世界が回るのか
と少し驚きました。
しかし、怯んではいられません。
意を決して、朝7時から【逆上がり】を敢行
します。
1回目:🙅
2回目:🙅
3回目:🙅
でぎまぜんでじだ……😭
日々、驚くべき成長を遂げる我が子に対し、
親である自分の衰えに愕然としました。
それこそ得意ではなかったですが、割と
逆上がりは早くできましたし、更に発展して
足掛けの前回りや逆上がりも飛行機も
当時はくるんくるんやっていました。
そして想像します。
(子どもが逆上がりの練習する時、手本も
見せれない父親なんて…)
と。
そこで始動しました。
【逆上がりを、もう一度。】プロジェクトを。
気がつけば運動というものから、しばらくは
離れていたように思います。
子どもが産まれる前や独身の頃は、ジョギング
は欠かしませんでしたし、ジムやボクシング
なんかにも手を出していました。
しかし、子どもが産まれてからの記憶を
辿っても、まともに運動をした記憶が一向に
思い出せません。
筋トレもサボり、運動もサボり、ジムなんかも
全て解約しています。
捉えようによっては今この現状は、
【衰え】
と考えるのが普通ですが、なんでもポジティブ
シンキングマンの僕にそれが通用するはずも
なく、今ある状態が基準点として、
「これは成長するチャンス!✨」
と、無駄にポジティブを発揮して、トレーニング
を開始しました。
いい歳こいたおじさんが、逆上がりを再び
成す為に必要なものは?
1.体力・筋力
2.恐怖心を無くす
3.羞恥心を無くす
以上の3点に絞りました。
1の体力・筋力は当たり前ですが、衰えたなぁ
と感じたのはむしろ2と3のようなメンタル面の
方が大きいように感じます。
挑戦することや、周囲の反応、コスパやタイパに
支配された脳みそ。
年を重ねるごとに、この足枷はどんどん重く
なっている気がします。
善は急げと、子どもの寝静まった夜や、
お昼寝中の時間を利用して、辞めていた
ジョギングや公園での筋トレ、実際に鉄棒での
トレーニングを時間と気力の許す限り、
無理のない範囲で続けました。
すると、3日目にはあっけなく逆上がりが
できてしまいました。
昔できたことって、感覚は覚えてるんですよね。
こう思うと、本当に幼少期の体験って大事
なんだなと実感します。
ただ、幼少期の体験といっても、今でも自信を
持って「できる!」と言えるのは、当時しっかり
やり込んだ事柄のような気はします。
長くやっていた水泳は今も得意ですし、
がんばって習得した英単語や、小学校で
嫌になるまで乗った一輪車。
今でもその全てが自分を作る要素のままで
あり続けています。
一方で中途半端にやっていたスポーツや勉強は
リハビリが必要な気がします。
今でも体に染み付いているものって、当時、
それだけのモチベーションがあって続けられた
事が大きいと思いますが、
そのモチベーションは、
【憧れ】
の要素が非常に大きかったように思います。
きっかけは兄の習い事についていって見た事
だったり、小学校の上の学年の子に憧れたり、
本当に些細なことです。
大人になった今、冷静に考えれば、
それに出会う機会があり、憧れて、自分でも
がんばった経験に恵まれたからこそ。
ではないでしょうか。
今の我が子にとって最も身近で、憧れる対象で
あり、真似をしたい人物は"親"です。
そこまで読み切ってしまった自分には、
既に自信と覚悟がみなぎっていました。
「子どもに必ず逆上がりを見せるんだ」
と。
それからも数日間は同じトレーニングを重ね、
遂に子どもに披露する時が来ました。
その日も子どもは、何も知ることなく公園の
鉄棒にぶら下がって、キャッキャと楽しんで
います。
「とーちゃん見ててね。逆上がりするよ!」
果たして結果は………、
「うわあ!とーちゃんすごい!くるんてした!」
そう、前回りとほぼ同じ反応でした。
そりゃあそうですよね。
2歳の子どもには、
前回りか逆上がりの違いなどほぼ分からず、
どっちが難しいかも体験していないので
分かるはずもありません。
しかし、心の内では、成長できた喜びに
少し感動を覚えていました。
今回やったのは単なる逆上がりですが、
やろうと思えば他の事も、まだまだ成長の
余地があるんだと。
そんな事を染み染みと思いながら、三輪車を
押しつつ帰宅の途につきました。
少し脱線してしまいますが、病院で働いてると
思う事があります。
それは、健康寿命の大切さと、運動習慣の
ある人の若々しさです。
人によっては70代から寝たきりのような人も
いれば、80代90代でもスッと歩いたり、
立ち上がったりできる人もいます。
そういう人に聞くと大抵は運動習慣や
それに近い趣味や活動を行っていることが
ほとんどです。
まだまだ先は長いですが、子どもに迷惑を
かけずに歳を取りたいですし、自分自身も
色々楽しみたいと思っています。
その為にも、これからも継続しての運動習慣と
小さな目標を立てながら日々を送っていきたい
と思っています。
次の目標は、
運動会のリレーで転ばない&活躍
ですかね😁
かっこいいとーちゃんでありたいものです。

