夜ドライブ&郊外散歩でローマ新発見〜イタリア🇮🇹| 40女のヨーロッパ乗り鉄旅 | #18-5
【Day62-63: ローマ】
友人カップルと夜のローマを散策、翌日はアッピア街道の残り香を探しに郊外へ。
🚊96日間の旅エッセイ。前回のお話はこちら↓
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##友人との再会
ローマでは、この旅の半年前に滞在していたマルタで一番仲良くなったイタリア人音楽家の男性とディナーの待ち合わせ。
最近できたという彼女も一緒に連れてって良い?と連絡が来たのでどんな人なのかワクワクだ!

テベレ川の向こう岸にあたる待ち合わせ場所は初めてのエリアで、地元民の定番待ち合わせ場所なのだろうか、石段に腰掛けて次々に集まる人々を眺めているのも楽しい。
すると、向こうから見覚えのある長身長髪の男性が黒髪ロングのアジアン美女と腕を組んでやってくるのが見えた!
おぉ〜、なんだかこざっぱりして、しかもジャケットなんか着ておめかししちゃってる!!笑いを堪えながら再会の挨拶と美女との初めましての自己紹介。
「彼女は同じ大学に通うソプラノ歌手なんだよ」
中国出身だという笑顔が可愛い美女はとても若そうに見えるが、綺麗な英語でとても感じ良く挨拶してくれる。
アジアの文化に興味津々で、多分女性の好みもアジア女性好きと見えた彼がこんな素敵な彼女をつかまえちゃって〜!
幸せそうに照れる彼は、いつものラフによく喋る彼と違って、彼女の手前ちょっとカッコつけているように見えた。
##伊達男の本領発揮!
まずは気軽なタベルナに入ってディナーということでテラス席に腰掛けたけど、今日は彼は車で来てるらしく、歌姫の彼女も喉のケアのためノンアルコール、ひとりで飲むのもねぇ、ということでワイン一杯だけいただいてそれぞれがパスタを一皿ずつ頼むというシンプルディナーとなった。

何かお祭りの日だったのか分からず(花火撮影も失敗)
まずはお二人の馴れ初めから事情聴取、確か音大で教員をしている彼と恐らく研究生のような彼女は前からの知人だったが、最近になってお付き合いすることになったそうな。
へぇ〜、いいじゃんいいじゃん!と聞いていたが、それが…と話が一変する。
「私がもうすぐ卒業なので、来月には中国に戻るの。そしたら遠距離恋愛になるのよ。」
「あと何日も一緒に居られないから、急遽今夜のディナーにも連れてきたんだ」
なるほど、こんなひとまわりほども若い美女で遠距離恋愛ともなるとなかなか厳しい現実が待っているのかもしれない、と老婆心ながら考えてしまうが当の本人たちはラブラブの様子。
私がパスタをクルクルするのに下を向いて顔を上げるとこのわずかな瞬間にチュッチュッしてる!さすがイタリア伊達男、マルタで友達付き合いしてる分には全く気づかなかったけれど、やっぱりイタリア男の愛情表現は違うなぁ。
日本男子では考えられない熱烈な愛情表現を羨ましく思いつつ、見てるこっちが恥ずかしくなってしまった。

たくさんの出店が軒を連ねてお祭りみたい

##夜のローマドライブ
食事のあとはテベレ川沿いに続く出店を冷やかしながら散歩して、彼の車で少しドライブしようということになり、3人でぎゅうぎゅうになる小さなフィアットに乗ってしばし夜のローマをぐるぐる。

バチカン サン•ピエトロ大聖堂
2人が連れてきてくれたのは静かな住宅が連なる丘の上の邸宅のようで、ここに何があるんだろう?と思って車を降りると
「ここを覗いてみて!」
と小さな鍵穴を指差す。
片目で覗くと何やら建物がぼんやり浮かび上がる。なんか見たことあるような…と目を凝らしていると
「ここはバチカンが真っ正面に見えるスポットなんだよ」
と満足そうな2人。

バチカンが見える!
後に知ったがここはマルタ騎士団の館だそうだ
鍵穴を覗くなんて誰が見つけたのか分からないが、なかなか面白い知る人ぞ知るスポットという感じで得した気分だ。
その後も金色の光に照らされて浮かび上がるコロッセオを間近で見て、ひとり鉄道旅では想像できなかった景色に出会うことができた。

2人と別れて宿近くまで乗った夜のローマ地下鉄は緊張感があったけれど、怖い目に遭うこともなく夜のローマを堪能。思いがけない経験に気持ちが昂ったまま眠りについたのだった。
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##アッピア街道を求めて
二度目のローマは特段行きたいところがあるわけではなく、ご当地パスタを食べるためだけにもう一泊する予定だったが、せっかくなので”アッピア街道の松“を感じられる場所に行ってみようと、少し郊外まで鉄道に乗って足を伸ばしてみる。

書かれたレトロ車両発見!
”アッピア街道の松”は中学時代の部活動で演奏した曲名にもなっていて、今も残るというローマの街道のひとつアッピア街道の空気を少し味わいたいなと思ったのだった。


けれど、これは最近のものだろう
特に何もない駅で降りて住宅や商店がポツポツある静かな街を抜けると石畳が残る道に出る。
誰も居ない静かな道に時折歴史ハイクを楽しむ人が現れる程度の場所だけど、それがまたなんだかローマの喧騒を離れた静かな時間で心地よい。

車も通る石畳の道が真っ直ぐに続いています

古い石畳が残るエリアもあるようだが見つけられず
帰りは別の地下鉄駅へ抜けようとマップを見ながらそちらの方向に歩いていくと、公園なのか遺跡なのか分からない原っぱに出る。


すると向こうのほうに蠢く白い集団が見える。
まさか羊の群れ!?
ローマ中心部から僅か20分ほどの場所で草を食む羊の群れが見られるとは!
暑いけれど風が心地よくて、自分だけの特別なローマを見つけたような誇らしい気分になった。

ご当地チーズ、ペコリーノロマーノができるのかな?
##ローマのご当地パスタ①
ランチは昨夜に引き続きカルボナーラを食べようと、カルボナーラ発祥の地と言われているお店を見つけて行ってみる。

カルボナーラは日本人にもお馴染みの大人気パスタだけあってお客さんは日本人だらけ。
日本人の新婚カップルに挟まれてひとりでいただくリガトーニのカルボナーラは、味は良くとも何とも居心地が悪いものだった。
街では日本人をあまり見かけないのに!

何気ない通りの景色が絵になる!
##ローマの定番スポットをぐるぐる
昼寝して夕暮れ時の街歩きタイムには、やっぱりトレビの泉とスペイン広場は見ておこうということで行ってみたのだが、これがまぁものすごい人で情緒も何もあったものじゃない。

昔も混んでたけどすごい人だ

昔はもうちょっとオードリーヘップバーン気分を味わえたものなのにな、とこれまた観光人口の拡大という現実を突きつけられた気分だ。
それでもローマの街はロマンティックで、バチカン市国などひとしきり歩き回るだけで目の保養になり豊かな気持ちに包まれる。


ミサでもあったのか椅子がずらり!
##ローマのご当地パスタ②
夜はもうひとつどうしても食べたい大好物のパスタ“カチョエ•ぺぺ“を求めてレストランを物色。
宿の近くの入りやすそうなお店に突撃してみる。
カルボナーラと併せてローマの名物パスタとして名高いカチョエぺぺ、ブガティーニという初体験のパスタのカチョエぺぺをオーダー。
カチョエぺぺはペコリーノチーズと黒胡椒というシンプルなパスタなのできっと味の違いが分かりやすいだろう。
適当に入ったお店で味は期待できるのか??とドキドキしながら待っていたら何とも濃厚で食べ応えのあるパスタが出てきて大満足。

ワインが一杯では足らなくて次々オーダーしていたらサービスにレモンチェッロを出してくれるという太っ腹店主。
ローマのど真ん中で素敵な人情に触れてホッコリいい時間を過ごすことができた。
🚊次回、南イタリア突入!夢だったナポリでナポリピザを体験。
📘この投稿は「40女のヨーロッパ乗り鉄旅」の一編です。全編はこちら↓
