カプリ島 青の洞窟の夢破れる〜イタリア🇮🇹| 40女のヨーロッパ乗り鉄旅 | #19-2
【Day65: ナポリ↔︎カプリ島】
天気の安定しない一日、楽しみにしていた青の洞窟に辿り着けるのか!?
🚊96日間の旅エッセイ。前回のお話はこちら↓
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##まさかの雷雨予報
ナポリ二日目。カプリ島の青の洞窟を目指して早起きをしたのだが、空は珍しくどんより曇り空。今にも雨が降り出しそうだ。

山はクッキリ見えるけど、空は厚い雲でどんより
それでも天気回復を祈って港まで向かい、フェリーに乗り込もうとした時点で大粒の雨が降ってきた。
無念!カプリ島のお天気はどうだろう?と一縷の望みをかけて天気予報を見ると、まさかの雷マーク。午後からの天気快復に懸けてみる。

なんてこった
1時間ほどで到着したカプリ島では、雷こそ鳴らなかったけれど大雨でとても歩き出せる状態じゃないので、ひとまず目についた食堂に駆け込みカルツォーネとオレンジジュースの朝食をゆっくりゆっくり時間をかけて楽しむ。

##青の洞窟はクローズとのこと
はぁー、もうビールでも飲んじゃおっかなー、と思って空を見ていると次第に雨脚が弱まってきて少し晴れ間が見えてくるくらいに快復した。
Webサイトで見た情報によると本日の青の洞窟はクローズとのことだけれど、この分だともしかしたら午後晴れてきたらチャンスがあるかも?
僅かな可能性に期待を込めながらまずは行動を開始する。
ケーブルカーで島の上段にあがり周辺をウロウロ、静かな民家の合間を歩いて展望スポットへ向かう。

ものすごい海の色
白い壁だったり可愛らしい表札だったり庭のブーゲンビリアだったり、民家を1つ1つ眺めているだけでも楽しくてカプリ島の皆さんの生活を想像しながらブラブラする。
展望スポットから見下ろす海は何色もの青がグラデーションになっていて急峻な島の表面に段々と貼り付くように白い家々が建っている。

晴れていたらさぞかし美しいだろう
それぞれの家からの眺めは抜群だろうけど結構な坂道が続くこの島で生活するのは、なかなか大変なのかもしれない。


##青の洞窟を諦めきれない人たち
空が明るくなり晴れ間も見えてきたので、一縷の望みをかけて路線バスで青の洞窟まで行ってみることにする。
地元民が降りて行ったバスには、私と同じような考えの人が2組。
やはり今日はクローズとのことであたりはシーンとしている中、洞窟に近づいていく母娘旅が一組。
日本の方ですよね?
今日はやっぱりダメでしたねー、ショックー
と久々の日本語でワイワイ話しながら洞窟の入口を覗き込んでみると、完全に諦めがついた。

え?あそこから本当に入れるの??と思うほど、ほとんど海面との隙間がない岩の窪みが洞窟の入口とのことで、これは相当に水位が低い日でないと船で洞窟に入るなんて考えられない気がするのだった。

雨の日なんてもってのほかなのだろうが、昨今の海面上昇なんかも影響するのではないかと想像するが実際はどうなのだろうか??
人生一度は行ってみたい場所の1つだけれど、これはなかなか運が味方しないと厳しい気がしてしまった。
ちなみにバスでわざわざクローズしてる青の洞窟を見にやってきたもう1人も、なんと日本人のひとり旅男性。
ナポリでもカプリでも日本人らしき人をほとんど見かけなかったのに!!
彼もまたダメ元で来てみたそうで、なんだか日本人共通の気質があるようで可笑しくなってしまった。

海が綺麗だ!
##帰り道でも災難
午後はすっかり晴れたので、島のあちらこちらをウロウロ。

島でのピザ活を済ませ帰路につくことにしたのだが、帰路の選択で大失敗をしてしまう。
ピザを食べながら調べてみると、カプリ島から一番近くの街であるソレントまでフェリーが出ており、そこから私鉄に乗ってナポリに戻れそうなのでそちらのルートを選択してみたのだ。


有名なカンツォーネ“帰れソレントへ”の舞台、ソレントの港も見てみたい!
ヴェスピオ山の真横を通り抜ける鉄道なんてきっと景色がいいはず!
ポンペイで途中下車してみるのもアリだな、なーんて欲張り精神でフェリーに乗り込み、ソレントの港に到着した途端、怪しい雲が空を覆う。

小さな港であたりはリゾート感が漂う
フェリー乗り場からすぐの駅まで歩く間に、ピカッと空が光ったかと思うと一瞬にして激しい雨が降り出し、一歩も歩けないほどのゲリラ豪雨に見舞われる。

駅からソレントの街をのぞむ
雨が降り出したためか、可愛らしい小さな私鉄の車両に次々と人が乗ってくるのであっという間に満員になる。
幸運にも4人掛けの1席に腰掛けることができたのでまだマシではあるが、豪雨が打ちつける窓は景色も何も見えなくて、蒸し暑さで気が狂いそうな悲惨な状態がナポリまで続いたのだった。
##ナポリでピザ納め
この日のゲリラ豪雨は島周辺だけでなくナポリ市内をも襲ったようで、私がベランダに出しっぱなしにしていた椅子が水浸し。
申し訳ない思いにさいなまれながらも部屋でひと息つく。
いやー、悲惨な帰路だった。
景色も何も見られない上に時間もかかってしまった。
今日はいろいろと残念だけどこんな日もあるか。
ポンペイ遺跡には以前からめちゃくちゃ興味を持っていて時間をかけて訪れたい場所なので、いつかまた遠くない未来にポンペイメインで訪れようと心に誓う。
ナポリでのラストピザは最近のコンテストで優勝したというお店の優勝メニューをチョイス。

半分に折られたピザ生地の間にたっぷりのリコッタチーズを挟み込み、その上にトマトソースを塗ってピザとして仕上げるというすごいメニュー。
食べ応えたっぷりだけれどさすがにチーズがちょっとクドく感じたな。

重たく感じる要因
短い滞在ながらナポリでピザ三昧できたので大満足だ。あちこちで見かけるピザ屋さんが愛おしい元気な街ナポリに別れを告げる。
🚊次回、憧れのアマルフィ海岸へ。想像を超える美しさと混雑に驚きの連続。
📘この投稿は「40女のヨーロッパ乗り鉄旅」の一編です。全編はこちら↓
