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tsuyoshi0103
雨やどり
突然降り出した
冷たい刃たちが
体の芯を突き刺していく
あわてて刺した
申し訳なさそうなナイロンの布は
悲しくもその攻防から崩れてゆく
たちまち辺りの灯りを奪い
太陽を嘲笑う
どうやらこの場所を気に入ってしまったようだ
早く止むとどこか信じていた
我が身の愚かさを呪う
ぐしょぐしょになったスニーカーで
刃をしのぐ場所を探す
鋭利なそれは
相変わらずからだじゅうを蝕んでいく
はやくやんでくれ
顔じゅうに冷たい刃をうけながら
はなった精一杯の言霊は
虚しく
空を切った
