サロン楽屋話110:腕は振るな。振られよ
巨人・大勢投手かく語りき。「腕は振るものではなくて振られる」。クローズドスキル系のピッチングでさえ、そうだとするなら、フルオープンスキルのテニスだと、言わずもがな。体は、操るのではなく操られる「操り人形化」により、すべてが整います。
▶「腕は振るものはなくて振られる」by大勢
2月25日放送、『NHKニュースおはよう日本』が伝えたところによると、巨人の投手、WBC日本代表の大勢は、自分が腕力に頼ったピッチングになっていると自覚し、フォームを模索したところ、「腕は振るものではなくて振られる」という境地に至ったそうです。
昨シーズンは最優秀中継ぎのタイトルを獲得。
完成された投手のように見えても、なお「腕を振らない境地」に行き着く。
また「怖いぐらい力を抜く」といったカブス今永昇太も、「腕が勝手に振られる」という感覚について述べています。
これが「操り人形化」です。
比較的クローズドスキルの要素が多いピッチングがそうだとするならば、フルオープンスキルのテニスでは、言わずもがな。
▶操るな、同調せよ
もちろんピッチングも、相手バッターの傾向や試合状況に応じて対策を変えたりするオープンスキル系の技術も必要ですが、テニスは、自分から打つサーブ以外は、飛んで来たボールにひたすら応じ続けるフルオープンスキル。
腕は振るものではなく振られるのは当然として、上半身が前傾するかのけぞるか、フットワークは右か左かを含め、体はすべて「操る」のではなく「操られる」ようにします。
するとどうなるか?
ボールとの同調が叶い、対応力がめちゃくちゃ上がります。
相手に打ち込まれた弾丸スマッシュに思わず手が出て、返球できた経験はないですか?
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スポーツ教育にはびこる「フォーム指導」のあり方を是正し、「イメージ」と「集中力」を以ってドラマチックな上達を図る情報提供。従来のウェブ版を改め、最新の研究成果を大幅に加筆した「note版アップデートエディション」です 。https://twitter.com/tenniszero
