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テニス上達メモ524.努力が実らないと感じたら読む──人と比べて落ち込む前に

努力不足なんて、だれにも言えない。みんな環境や限界の中で、できるだけの努力をしている。大切なのは「比べて絶望する」ことではなく、自分の強みを活かせるフィールドを選ぶこと。そして強みを活かせる方法論に出会うこと。そこに、テニスの可能性が広がっている。


▶恋は支障にならない。力になる


デュプランティスの世界記録更新に、みんな熱くなった東京。

恋愛すると競技に支障をきたすというなら、6メートル30センチを跳べるわけがないのです。

トレーニングがおろそかになるというなら、100を10秒37で走れるはずがありません

恋は、いろんなことを教えてくれます。

楽しさ、嬉しさ、勇気、そして、怖さ。

(ありのままの)恋愛は、むしろ「力になる」のです(関連記事「恋愛もテニスも上手くいく秘訣は『ありのまま』」)。

▶「花形」かどうかより、自分の舞台で咲く


棒高跳びは陸上競技の花形じゃないなんて、だれが決めた?(関連記事「活躍できる『場』を選ぶ」)。

それは、世間軸です。

デュプランティスは、自分の強みや好みを追求し、何者にもならなかった

ありのままの自分を受け入れたから、成功しました。

デュプランティスが「バーを跳び越えるだけなんて能がない」などといってウォール街を目指していたら、こんな成功はなかったに違いありません(関連記事「何者にもならないでいると、ひとかどの者になる」)。

テニス界からはノバク・ジョコビッチも、称賛したといいます。

▶人を責めない、比べない勇気


ウサイン・ボルトは言ったのでした。

本当の答えを知りたい? 単純に私たちの方が才能があるからだ

そう、技術革新があり、トレーニング方法も科学的に進歩するのだから、能力を測るうえで、歴代で記録の優劣を比較するのには、無理があります。

最新の人が最高の記録を出すのが道理です。

カール・ルイスが今の時代に生まれていたら、10メートルを跳んでいるかもしれません。

スパイクもウェアも進化は日進月歩。

ヤニック・シナーやカルロス・アルカラスは、ビッグ4を超えていかなければならないのです。

▶みんな努力している、負けても努力不足じゃない


いみじくも彼自身が指摘したとおり、ボルトの記録が破られないのは、努力不足ではないのです。

みんな、できるだけの努力をしながら生きているのです。

犬だってねこだってカエルだって、生きるための努力をしています。

この世に努力していない生命なんて、いません

勝利者を 「努力が報われましたね!」などと称えるけれど、負けた選手に「努力不足でしたね!」などと、言えるはずがないのです。

▶責めなくていい、人も自分も


サボっているように見える人もいるかも知れないけれど、それがその人の「努力の限界」なのです(関連記事「実業家ひろゆきさんのポスト『努力できるのは遺伝』」)。

育ってきた生い立ちや環境もあるのです。

だれのことも「努力していない!」なんて、責められません

「だれのこと」のなかにはもちろん、「自分」も含まれます。

努力逆転を言う私も、こうして原稿を書くのに、考えて、情報を集めて、何度も何度も推敲します。

しかし、やりたいからやっています。

それしかできないし。

それをやらない人生が、嫌なのです。

イチローも伊達公子も、やらないと嫌だから、引退してもトレーニングするのです(関連記事「『明日もトレーニングはしていますよ』byイチロー」)。

▶勝てる場所で勝つ、それが才能の花


勝てるフィールドで勝負するのです。

そうすれば、日本人だってボルトに勝てます(関連記事「ウサイン・ボルトに勝つ方法)」)。

こういうと、「私にはテニスの才能がないから無理!」と思う人もいるかもしれないけれど、そうではありません。

ボルトやデュプランティスが、いくら生まれつきフィジカルに恵まれているといっても、練習なしに才能は開花しないのです。

その練習が、テニスゼロでいう『ベースメソッド』なのです。

▶日本人テニス選手は世界で戦えないのか?


世界で戦う上で、たまに日本人はフィジカル的に「テニスは向いてない」などという声もよく聞かれます。

テニスゼロの答えは、明確に否

テニスは、パワーやスピードだけで決まるのではないですからね(関連記事「握力12キロでも大丈夫?『器用さ』でテニスは上手くなる! 」)。

むしろ、世界で「戦いやすい競技」だと、私は思っていますよ。

日本開催Jr大会アンバサダーに就任したと報じられたジュスティーヌ・エナンだって、(確かに並外れたファイターだったけど)「並みの体格」で、世界を制したじゃないですか。

棒高跳びで日本人がデュプランティスに勝とうと思ったら、至難の業かもしれません。

しかし鈴木貴男はロジャー・フェデラーに、あわよくば勝ちかけたのです。

https://www.youtube.com/watch?v=jmE8ramb0Oc

即効テニス上達のコツ TENNIS ZERO
(テニスゼロ)
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テニスゼロ代表
吉田無型(よしだ・むけい)

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