小3息子の学習記録|得意は科目ではなく“要素”で伸びると気づいた話
小学生の漢字って、どうしてこんなに覚えにくいんでしょう。
特に、学習特性があったり、書くことが苦手な子はなおさらです。
「得意を伸ばせばいい」とは言うけれど、
じゃあ漢字が苦手な子はどうしたらいいんだろう。
そう悩む日が、私にもたくさんありました。
そろそろ今年も終わり。
この4ヶ月の息子の学習の記録を、残しておこうと思います。
息子は“不登校”ではありませんが、
学校では ほとんどを別室で過ごすタイプ です。
給食は教室で食べたり、
遠足は楽しみに行ったり、
完全に不登校というわけではないけれど…
2学期のはじめ、
「好きなことだけして帰ってくる日」が続き、
私は少しだけモヤッとしました。
■ 朝ならやる気が出る──息子が決めたこと
ある日、息子に
「学習のこと、どうしたい?」
と聞いてみました。
すると返ってきたのは、
「朝ならやる気がある」
という言葉。
そこで私たちは話し合って、
次のことを決めました。
✔ 朝30分だけ学習する
✔ できたら他はとやかく言わない
(Switch・テレビ・YouTubeもOK)
✔ やる気がない日はスキップしていい
✔ カレンダーに◯をつけるだけ
続けてみると、
息子にはこれがとても合っていると感じました。
■ 2学期もやってきた…「漢字50問テスト」
範囲は膨大。
授業にはほぼでておらず…
だから今回も
“書かせない漢字学習” でいくことにしました。
■ 我が家の「書かせない」学習スタイル(最新版)
1学期に書いた記事はこちら↓
1)まずは得意の“読み”
ここが息子の強み。
読みがスラスラできると気持ちが乗りやすい。
2)ゲーム感覚で楽しむ
・私の手書きで出題
・“へん”ゲーム
・「糸がつく漢字対決」
など、遊びのように取り組むと表情が和らぐ。
3)鉛筆を持ちたくない日はエア書き
空中で書くだけでも認知の定着は十分。
4)マスのない自由帳を使う
マスを見ると固まるので、あえて自由帳に。
5)書き直し無し
間違えてもそのままでOK。
「成功体験を削らない」が最優先。
6)やらない日はやらない
やる・やらないを自分で選べるようにしておく。
■ そして迎えた50問テストの結果は…
64点!!!
前回の30点から、ほぼ倍に伸びました。
反転してしまった漢字やケアレスミスが何個かありました。
授業に出られない日もある中、
朝の30分×約2ヶ月でここまで伸びたこと。
数字以上に大きい成長を感じました。
■ 紛らわしい漢字は、そもそもハードルが高い
漢字には“覚えにくいもの”が本当に多いです。
• 点の向き
• 「日」か「目」か迷う
• 「階段」と「会談」など読みは同じでも意味が違うもの
こういう紛らわしい漢字は、
特性がある子にとっては 混乱しやすい代表格。
だから我が家では、
こういう漢字は無理に覚えようとせず、
“覚えられそうなもの優先” にしています。
■ 字が反転してしまうこともある
息子はときどき、漢字の一部が 反転 してしまうことがあります。
たとえば「畑」。
本来は 火+田なのに、
田火
の順番で書いてしまったり、
「は」の曲がる方向が逆になったり。
これは、努力不足ではなく
視覚認知や空間把握がゆっくり育つ子に起こりやすい特徴 だそうです。
我が家では、
• 反転したら直させない
• その漢字は“難しい枠”に入れる
• 書ける字だけ回収する
こんなスタンスで向き合っています。
反転するのは、
“できない” のではなく、
“今はその段階にいるだけ”。
■ 紛らわしさにつまずくのは、“特性”が理由のことも多い
漢字の習得には、実はこんな力が関係します👇
✔ 形を見分ける力(視覚認知)
→ 点の向き・線の長さ・パーツの位置
✔ 形をイメージする力(視空間認知)
→ パーツの多い文字が苦手になりやすい
✔ 似た言葉を整理する力(ワーキングメモリ)
→ 「階段」「会談」など読みが同じ言葉が混乱しやすい
✔ 音と形を結びつける力(音韻処理)
→ 「読めるけど書けない」が起こりやすい
息子は読みが強いため、
読み → 得意
書き → 苦手
という特徴にぴったり当てはまっています。
だから“書けない”のは努力不足ではなく、
向き・形・順序の処理がまだ成長途中なだけ。
■ 覚えられない漢字は、バッサリ諦めた
今回の範囲で
どうしても覚えられなかった漢字がありました。
それが 「感想」。
何度やっても崩れる。
形が頭に入らない。
エア書きも混乱。
そこで私は言いました。
「もうこれは諦めよ。
書けるようになった時でいい。」
覚えられない漢字を無理に追いかけると、
心が折れてしまう。
だから、
“覚えられるものだけ” 回収していく方法にしました。
■ 「得意」は科目じゃなく、“要素”の中にある
正直、私はずっと思っていました。
「算数は得意 → 進む」
「漢字は苦手 → やらない?」
でも今回、はっきり分かったんです。
漢字の中にも 息子の“得意”があった。
それが「読み」。
書くことは苦手でも、
読み・意味・イメージ化はスルスル入るタイプ。
だからこそ、
● 得意の“読み”を褒めて伸ばす
● 書けそうなものだけ、書けばいい
(へんだけ、つくりだけ、エア書きでもOK)
● 苦手な“書く”部分は追い込みすぎない
こう切り替えたら、
息子は漢字に対して前向きになりました。
■ 覚え方も、人それぞれでいい
漢字は「何回も書く」が正しいと思いがち。
私も、つい自分の方法を押し付けそうになります。
でも今回はっきり思いました。
覚え方は、その子によって全然違う。
“その子のやりやすい道”が必ずある。
まだまだ息子の頭の中を
かち割って見られるわけじゃないけれど(笑)
それでも、
特性に寄り添いながら成長を見守りたい。
今回の64点は、
その小さな一歩だったと思います。
今回の学習記録を書きながら、
「その子に合った学び方って、本当に一人ひとり違うんだな」と改めて感じました。
息子は“書く”より“イメージして組み立てる”方が得意なタイプ。
だからこそ、こうした 特性に合った学び方 を、これからも見つけていきたいと思っています。
もしあなたのお子さんも、
「書くのが苦手」「でも、考えるのは好き」
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放課後デイLITALICOのお話はまた書いていきたいと思います
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