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FIREすると土日が異世界になった

FIREすると、

自由で充実した毎日が来る。

そう思っていた。


実際、かなりの部分は自由になった。


でも最近、新しい問題が出てきている。


土日に、外へ出たくない。

びっくりするくらい、嫌になっていた。


理由はシンプルだ。


平日が、よすぎる。


風が気持ちいい。

電車は空いている。

映画館も美術館もガラガラ。

ランチは安くて、接客は丁寧。

店員さんに、余裕がある。


世界全体が、ゆるやかだ。


一方、週末は。

人、人、人。

ターミナル駅で待ち合わせというだけで、

最近は憂鬱になってきた。

でも断りすぎると、友達が減る。

それも怖い。




この前、久々にやられた。


週末ターミナル駅で

遅めランチの約束があった日、

電車が安全点検でストップ。

ホームは朝ラッシュ並みの激混み。

駅構内は、ぶつからないよう気を使うだけで消耗する。

ランチはお高め。

料理は来るのが遅い。


「……これが普通の
社会人の日常だったんだ」

としみじみ思った。


その翌々日、

月曜の午前中に近所の温泉へ行った。


露天風呂、ほぼ独占。

水風呂、冷たい。

サウナ、静か。

最高だった。


湯船の中でじわっと思った。


ああ、もう私は完全に、平日側の人間になってしまったんだな。



でも同時に、少し怖くなった。

混雑への耐性。

待つこと。

理不尽。


「みんな普通に耐えていること」への忍耐力が、

どんどん遠くなっていく気がする。



よく考えると、

FIREって「嫌なことがなくなる」ことだと思っていた。

でも、

嫌がなくなる=幸せ

では、なかった。

多分、失ったのはストレスだけじゃない

会社員時代を思い出す。

意地悪な顧客やパワハラ上司のことを、

帰りに職場の人と愚痴る。

疲れたね、大変だったけど協力して頑張ろう!

ストレスだった事柄を共有し、分かち合う。

次の頑張りの糧にする。

たぶん、あれも幸せの一部だったのだ。

ストレスや痛みを共有して、
お酒を飲んで、一緒に笑って泣いて

あれは意外と、捨てたもんじゃなかった。



FIREって、お金の自由だけじゃなく、

「どのストレスに耐えなくなるか」

でもあるのかもしれない。


そして耐えなくなると、

共有する幸せもなくなる。



本音を言えば、

私はたぶん、

「100%異世界人になりたい」とは言えない。


FIREして、同調圧力や余計な空気を読まなくていいのは、ありがたい。


でも社会のど真ん中にいる人たちと、

全く感覚が噛み合わなくなるのも、怖い。


どっちにも完全には馴染めず、

ふわふわ揺れている。

つまらない人間だなと思う。

でも、それが今の私の正直なところだ。


街の人混みの中で、

なんだかきょとんとしている。

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皆さんは、FIRE後や長期休暇後、

「昔と同じことをしているだけなのに、異世界みたいな違和感」

を感じたことはありますか?

コメントで、ぜひ教えてください。

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ここまでお読み頂き有難うございます!




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