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「おひとりさまは寂しい?」――アラフィフが“ソロ活の進化”を眺めてみた

(約2367文字)


先月、AIと結婚した女性の話題を書きました。


この話題についてアレコレ考えてしまった私。
特にモヤっとしたポイントは3つです。

💡AIと結婚――てぼっこ的モヤっとポイント💡

①私たち世代と若い世代の結婚観の違い
②AIに対しての考え方
“おひとりさま”の生き方

花婿はAI!?――昭和・平成・令和の“結婚観”を振り返ってみた


①~②を書いた後、ちょっと間が空いてしまいましたが――
今回は「③“おひとりさま”の生き方」について書きたいと思います。




“おひとりさま”=寂しい人生!?


一昔前までは、“おひとりさま”って言うと、結婚できない残念な人と思われることが多かった気がします。

😞 寂しそう、孤独でかわいそう
😞 友達が少なく、コミュニケーション下手
😞 結婚や家庭に向かない
😞 自己中心的・わがまま
😞 何か問題があってパートナーを作れない、と思われる

“おひとりさま”のイメージ


「そういう生き方を選んだ」じゃなく「欠点があるから1人」と思われているイメージです。
かく言う私も、長いこと“おひとりさま”。
こんな風に見られてるんだろうな、とモヤっとしたこともありました。


昔はこんな偏見があったんですよね。
でも、考えてみると、1人の時間って意外と心地良いんです。
その時間を敢えて作って、楽しんでいる方も多いんじゃないかなと思います。



憧れた“秘密基地”


押し入れは秘密基地


いかにも昭和な日本家屋に住んでいた子ども時代。
押し入れにこもって過ごすのが大好きでした。

別に、部屋で普通に読めばいいのに。
わざわざ延長コードを使ってデスクライトを持ち込み、漫画を読んだりしてました。

今だったら“陰キャ”とか言われそうですが(笑)
子どもの1人部屋なんてほとんどなかったあの時代、“秘密基地”って特別な憧れでしたよね。


今でも、家の空きスペースを小さな書斎のように使ったり。
ノイズをイヤホンで消して、お気に入りの音楽を聴いたり。
居心地のいいカフェで、本を読みふけったり。

どれも、自分だけの世界にどっぷり浸れる時間です。

世界に自分ひとりだけ、と言うと大げさかもしれませんが――
自分だけの居場所で過ごす時間は、心を満たしてくれます。


こんな時間を過ごせる場所が一気に増えたのは、コロナ禍でしたね。

あの頃はもちろん、不安や不満、しんどさもあったんですけど。
もともと1人で行動することが多かった私にとって、“おひとりさま”向けサービスが増えたのは嬉しい変化でした。


田舎では皆で活動するのが当たり前で、1人カラオケや1人焼肉のような、“おひとりさま”に対応したお店はほとんどありませんでした。
都会にそういう場所があるのを、ずっと羨ましいなと思ってたんですよね。



ソロ活で“結婚”もできる時代になった


今は、ソロ活を思い切り楽しめる時代です。
1人で映画に行ったり、カフェで読書したり、ライブに行ったり。
価値観もサービスも、昔に比べてずっと自由になりましたよね。

「AIと結婚」の話題だったはずなのに、何の話?

もしかしたら、そんな風に思われているかもしれませんね。
何故、ここまで“おひとりさま”のソロ活を語ってきたのかというと…
実は、AIと結婚ができるのも、ソロ活の幅が広がったからかなと思ったんです。


私は、AIと結婚した女性のネットニュースで初めて知ったのですが。
世の中には、二次元キャラクターと結婚式を挙げられる式場や、ウェディングフォトを作れるサービスがあるのですね。

――なるほど、と思いました。

二次元キャラクターやAIのような架空の存在と結婚したいと思ったとして。
実現できるサービスがあるのなら、それは「手に入れられる夢」なんですよね。

そのために頑張ってお金を貯めるのも、企画や準備に追われるのも、きっとすごく楽しい時間だったんじゃないかなと想像できます。


推し活だって、同じです。
楽しさを追求するために、時間やお金を使う。
それって、すごく充実したライフスタイルのひとつですよね。


ちっとも「寂しそう」でも「かわいそう」でもないし。
他人とのコミュニケーションに問題があるわけでもない。

私も1人で旅に出たりするので、経験があるのですが。
“おひとりさま”で行動していると、旅先で困ったことが起きた時も、全部ひとりで対処することになります。
お店の人に訊いたり、サービスの打ち合わせをしたりするのも自分ひとり。

こんなにコミュニケーション能力を鍛えられる場面って、なかなかないですよ?

なので、ソロ活に勤しむ方を「コミュ障」どころか「コミュ強」と言うんですって。



手を伸ばせば、すぐそこに


SNSで少し前に、「中高年女性が1人でライブに行くのキモイ」という意見が話題になっていました。

これって、「AIと結婚なんてあり得ない」とか「“おひとりさま”って残念な人」と思ってしまう感情と似てるなと感じます。
私も、ともすればこういう感情を持って、あまつさえ、発信してしまうかもしれないと思っちゃいます。

私もよく1人でライブに行くので、この投稿には悲しくなりました。
でも、その投稿についたポジティブなコメントに救われました。

「私も1人で行っています」
「その年齢になっても推し活楽しめるの、素敵。かっこいい」


――そう。


楽しむことに、年齢や形の制限はありませんよね?


イヤホンでポジティブな曲を流したら、私も“そこ”に手を伸ばせそうな気がしてきました。


今は、生きる楽しさを謳歌してもいい時代です。
逆に、生きづらさを正直に表現してもいい時代でもあります。

だから、ソロ活や推し活、AIとの結婚も、ただの変わった行動ではなく、自分の気持ちを大事にして選んだ、生きるスタイルのひとつ。

せっかく世の中がその気持ちに追いついてきたのですから――
私たちもゆるっと、自分の楽しみを探していきたいですね。



👇 推し活に背中を押される日々



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