【算数ICT】「ククハチジュウイチ」が無料なのに有料級すぎる件
小学二年生の算数、最大の山場といえば「かけ算(九九)」ですよね。 ここを乗り越えられるかどうかが、その後の算数嫌い・算数好きの分かれ道になると言っても過言ではありません。
学校ではカードを使ったり、物語ベースで導入したりと工夫しますが、最終的に必要になるのは**「反復練習」**。でも、単調な暗記は子どもたちにとって苦痛です。

そこで今回は、九九の定着に劇的な効果があった無料サイト**「ククハチジュウイチ」を紹介します。 学校教育情報処理研究会さんが作成されており、日々アップデートされていますが、正直「これ、もはや有料級だろ!」**と唸ってしまうクオリティです。
1. 子どもがハマる「ゲーミフィケーション」の仕掛け
最初のスタート画面はこのような感じです。

大きく「九九練習」と「かけざんチャレンジ」に分かれていますが、注目すべきはその下の**「コイン」と「ダイヤ」**です。


これが子どもたちのモチベーションを爆上げする要素! 練習すればするほどコインやダイヤが貯まり、それを使って**「自分だけの町作り」**ができるんです。
「勉強しなさい」と言わなくても、子どもたちは町を大きくしたい一心で、休み時間に自分からタブレットを開きます。 私のクラスには、何回も練習を重ねて**「町作りレベル100(上限)」**まで到達した強者もいました(笑)。
2. 教育的効果が高い「アレイ図」の活用
「九九練習」モードでは、クリアの速さに応じてメダル(最高ランクはレインボー!)が貰える仕組みがあり、これだけでも燃えるのですが、私が教師として最も「素晴らしい!」と唸ったのは**「かけざんチャレンジ」**モードです。

このように**「アレイ図(ドットの配列)」**が表示され、視覚的に数量を捉えながら「縦✖️横」を計算する仕組みになっています。
これがなぜ凄いかというと、**「学習の転移(応用)」**が起きるからです。
実際の授業でのエピソード
次の単元にある「10000までの数」で、大量のペットボトルキャップを数える授業をした時のこと。ある子がこう呟きました。
「これ、並べてアレイ図みたいに10✖️10を作ったら分かりやすいね」
感動しました。 ただゲームで遊んでいたのではなく、**「数を面(かたまり)で捉える感覚」**がしっかりと定着し、実生活や他の学習に活用できていたのです。
3. 現場での運用テクニック
設定は子どもに任せる

読み上げ機能など細かい設定もできますが、ここは子どもたちに任せてOKです。自分たちで操作し、やりやすいようにカスタマイズしていきます。
評価への活用法

「今までの記録」という画面で学習履歴が見られます。 授業で本格的に取り扱うなら、この画面のスクリーンショットを提出させることで、学習状況の把握や評価の補助資料としても活用できます。
まとめ:開発者に感謝!
子ども: ゲーム感覚で楽しい(モチベーション維持)
教師: アレイ図などで数感覚が育つ(教育的効果)
これらが両立している稀有なサイトです。これほどの教材を作ってくださっている開発者の方には、本当に頭が上がりません。 2年生担任の先生はもちろん、高学年で九九が怪しい子の復習にも強くおすすめします!



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