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「勉強じゃなくて、”勉強のやり方”を教えたかった」|第一章 父と息子の一カ月特訓記|



息子が小学校を卒業し、中学入学を控えた春休み、入学直後に「実力テスト」なるものがあるらしいと聞いてはいました。

試験範囲は「国語・算数・理科・社会の、小学校で習った範囲」

まぁ、普通にはできるんでしょう

くらいに軽く考えてました。

もうすぐ中学生なのに全く緊張感がなく、春休みゲーム三昧の息子に、ちょっと刺激を与えるつもりで、軽い気持ちで解かせてみた、実力テストの過去問。

結果はまさかの49点・・・・

このお話は、中学校入学前の春休みの1カ月、過去問49点からスタートした、父と息子、二人三脚の勉強の記録です。

決して、「塾なしで有名私立中学に合格!」とか、「偏差値40台から難関校に逆転合格!」と言った、華々しいサクセスストーリーではありません。

地元の中学校に普通に進学した息子と、学習指導経験ほぼゼロの父親が、学校の定期テストで悪戦苦闘する、等身大のお話です。

よろしければ、最後までお付き合い下さい。


第一章 過去問49点 「文化人」の衝撃

問「北海道に先住してきた、独自の言語と文化を持つ先住民族を何というか」

息子の回答 「文化人」


全てはここから始まりました。。

入学直後に実力テストなるものがあるらしいとは聞いていました。


息子は小学校では一応宿題はやっていたし、授業中に友達と競うように解くのは楽しい、と言っていたので、

それなりにはできるだろう

くらいに思って、過去問を解かせてみたところ、

文化人・・・・

そのほかにも珍解答が連発で、見ていて少し笑えてくるほど。。
社会だけでなく、他の科目も軒並み50点台、、


でもまぁ、小学校レベルなんだし、少しやればすぐ8割くらいはいくだろうと思ってましたが、、

甘かった、、

息子「俺、もう勉強せん。」

拗ねてこんなことまで言い出す始末。。


このままではマズい、と思い、ここから父が動き出します。

後に息子から「お父さん塾」と呼ばれるようになった、父と息子の二人三脚が始まりました。



息子の学力がわからない!?

そもそも、息子がどれくらい勉強が出来るのか、全くわかりません。

全国の小学生の子供を持つお父さん、子供がどれくらい勉強が出来るのか、わかりますか?

中学受験組は別格です。
何度もテストを経験し、点数や偏差値できっちり数値化されているのでわかりやすい。

でも、うちの子は普通の地元の小学生に通った、普通の小学生。
テストと言えば、単元毎の小テストレベル。
通知表は◎◯△の謎の3段階評価で、全部◯。

これって、出来るの?出来ないの?

「〇」というあいまいな基準でしか評価されていなかった息子の学力が、実力テストの過去問を解くことで初めて「得点」という形で数値化され、友達との優劣という形で序列化されます。

後に息子が語ったことですが、

(後の)息子
「小学校の授業で、友達とどっちが早く解けるか競ったり、授業中に発表して先生に褒められたりしたことは、楽しかった。」

「中学校に入って、点数つけられて、順位付けされるのが嫌だった。」

と言っています。


この言葉になんだか学ぶことの本質を考えさせられた気がしましたが、それでもテストはやってくる。

スポーツや探求などの特別な特性でもない限り、行きたい高校も「行きたい」だけでは行かせてもらえず、学力による序列化からは逃れられない。


そんなこんなで、まずは何がわかっていないのか、どこで詰まっているのかを探ることから始まりました。



そもそも勉強のやり方がわかっていなかった!?

息子は何が得意で、何が苦手なのかもわからない。
とりあえず解いた過去問の解けなかった問題を、一緒に見直してみることに。

ここで息子のリアクションを見て、早速あることに気づきました。

息子「なんで見直しなんかせんといかんの?」

息子にとって、テストは解いたら終わり。
やっと苦痛から解放されたのに、なんでわざわざ
できなかった問題をもう一度やらされるのか、と。

そうです。
息子は勉強がわからないのではなく、勉強のやり方が分かってなかったのです。


これは重症かもしれない。。
父の中で警告音が鳴り響きました。


父「結構いっぱい間違えたね。」

息子「でも、出来たところも結構あるよ」

父「できなかった問題を見直して、ちゃんと分かるようにしていかないとね。」

息子「やだ、めんどくさい」


父「一度習ったことはちゃんと定着させておかないと、中学校で勉強についていけなくなるよ。」

息子「こんなの習ってない」


・・・
ごちゃごちゃ言わんとさっさと見直しやるぞー!と言いたくなるのを堪えて、取り敢えず机に座らせたものの、息子はやる気ゼロの全面抗争の構え。

そもそも大嫌いなテストの、できなかった問題だけを見直す、というのは、大嫌いの中の大嫌い、嫌いなものだけが濃縮された「嫌い」の塊。


ご飯の時に毎日残したピーマンだけが、まとめて食卓に出されるような感じです。


この「嫌い」の塊は得点爆上げのエッセンスでもあり、勉強習慣がついて勉強慣れしてくると、大好物に変わっていくのですが、そこはまだ息子には理解出来ない。

と言うより、見直しを積み重ね、着実に成績が上がっていくという長期的な成功体験がないので、分からない。

ここで焦って「ちゃんと勉強しなさい」は逆効果と何かで読んだことがある。

焦るな父!


執筆後記

ちょっと前の出来事を、思い出しながらぽつぽつ書いていますので、筆の進みは遅いと思いますが、きりのいいところまで書けたら、また投稿します。

次回は、「寄り添い型個別指導、お父さん塾の誕生」あたりを書いていければと思います。


改訂履歴

2025/06/21
 (第二章のリンク追加です。第一章の記事に変更はありません。)

第二章できました。「お父さん塾」の記念すべき第1回講座の様子を書いていますので、ぜひ続きを読んでみてください。


2025/06/16 
タイトルとタイトル画像を変更しました。(記事本文は変わっていません)
言いたいことをストレートにタイトルにした方がいいかな、という気がしたので。


”お父さん塾”の一カ月の記録を、マガジンにまとめました。

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