【公認会計士試験】『財務ゲー』は古い!模試オールA合格者が語る💡論文式試験は租税・経営で勝つ時代
短答式試験の記事を読んでくださった方から「論文の記事も書いてほしい」という声を多くいただいたので、今回執筆しました。
短答をオーバーキルで通過したにもかかわらず、調子に乗って遊びすぎて三振リーチまで追い込まれたという、我ながら異常な経歴の筆者ですが、最終的には模試総合オールAで本試験も全科目ボーダー越えで合格を勝ち取りました。
ちなみに短答式試験の記事はこちら
この記事でわかること
なぜ「財務会計論重視」戦略が論文式では裏目に出るのか
租税法・経営学が最も効率的な得点源になる理由と数値的根拠
科目別の目標得点・時間配分・取捨選択の判断基準
三振リーチから模試オールA→合格までに変えた戦略の全体像
対象読者: 公認会計士・論文式試験を目指す受験生(短答合格者〜論文受験経験者)
読了時間の目安: 約25〜30分
2年連続不合格からの軌跡
「また落ちた...マジで人生終了」
論文試験の結果発表の日、僕はスマホの画面を見つめたまま完全フリーズ。2年連続で、自分の番号がないという地獄の現実が突きつけられました。
「短答に受かれば論文は楽勝(笑)」
そんな甘い認識でいたら、気づけばアラサー三振リーチで崖っぷちに立たされていました。
「財務で決まる」「財務を制する者が試験を制する」という予備校講師の言葉を信じて、ひたすら財務会計論に時間を投資していました。
しかし、結果は惨敗。模試でも本試験でも、期待していた成果は得られませんでした。
そんな絶望の中で出会ったのが、今回お話しする「租税・経営ゲー」戦略だったのです。この戦略転換こそが、僕の会計士試験人生を劇的に変えるきっかけとなりました。
はじめに:「財務で決まる」という常識を疑う
短答式試験、本当にお疲れ様でした!これから論文式に向けて学習計画を立てている皆さん、きっとこんな「洗脳レベルの常識」を予備校や合格者ブログで刷り込まれているのでは?
「公認会計士試験は財務ゲー。財務会計論で決まる」
確かに財務会計論は200点満点の最大科目で、論文式でもほぼ全ての受験生がこの科目に力を入れます。
しかし、これこそが多くの優秀な受験生が合格を逃す最大の原因になっています。
真の勝負どころは租税法と経営学です。
なぜ「租税・経営ゲー」が論文式攻略において最も合理的な戦略なのか、実際の模試データや本試験での経験を交えて解説します。
この記事を読み終わる頃には、あなたの論文式試験に対する考え方が完全に生まれ変わっているはずです。
驚愕の成績変化
論文1年目: 全滅(模試すら受けず)

論文2年目: 惨敗(またも模試放棄)

3年目、戦略を根本から変えた結果がこちらです。
租税法: 偏差値40.85 → 63.65
経営学: 偏差値49.7 → 65.75(24位)
総合: 圏外 → 上位10%

会計学も出来てるじゃん!って言われそうですよね
でもそうではなく、ガチガチに固めた第4問が偏差値60近くあったのと、この年は第3問の半分が概フレ(理論)だったのもあり、策がうまくハマっただけです!
また、戦略を切り替えてから模試が好調だったこともあり、租税経営で確実に稼げるという安心感で本試験を迎えられたというのも大きかったです。
ちなみに論文模試
大原模試第1回: 総合A判定

CPA模試第2回: 総合A判定

大原模試では会計学の出来が最も悪く、CPAの模試では会計学第3問でE判定・会計学全体でC判定でしたが、租税4位が効いてA判定を獲得しました。
模試の方が本試験より成績が良いというレアケースです。
終盤は模試の成績から合格を確信していたこともあり、正直なところかなり遊んでいました(笑)。
それでも合格できた理由が、租税法・経営学への集中投資です。
99%の受験生が知らない4つの現実
現実1:租税法・経営学は圧倒的な得点効率を誇る
論文式から新たに加わるこの2科目が、実は最も効率的に偏差値を稼げる科目です。
経営学について:多くの受験生が「統計学は難しそう」「ボリュームが少なそう」という消極的な理由で選択しており、真剣に対策している受験生は少数派です。財務管理は公式の暗記と計算パターンの習得が中心なので、一度身につけてしまえば安定して高得点が狙えます。
租税法について:60点満点中25点でボーダー突破という設計が秀逸です。しかも計算は加減算が中心で、法人税の頻出論点(受取配当金・所得税額控除、租税公課・税効果会計、減価償却)だけで15点前後が確定します。この3論点だけでボーダーの6割を確保できます。
現実2:管理会計論は「理論対策」が手薄になりやすい
計算6割・理論4割の配点なのに、多くの受験生が計算対策に偏りがちです。素点30点でボーダーという科目で計算に過剰投資するのはコスパが悪く、理論をしっかり固めることで安定した得点が狙えます。
現実3:監査論は基準集の使い方が全て
実務経験のない受験生がほとんどである以上、完璧な理解よりも監査基準報告書(監基報)の適切な参照と記述パターンの習得が重要です。
僕自身、1・2年目はほぼ対策せず監基報を写すだけで免除点を獲得できました。時間対効果が最も低い科目です。詳細はこちら
現実4:他科目は得点のブレが大きい
管理会計論は時間不足による大崩れが起きやすく、企業法は大問2題構成のため1問こけると大きく失点します。
財務会計論は200点満点の分、1問のミスが他科目の2倍のダメージになります。
一方、租税法・経営学は対策の成果が偏差値に反映されやすく、一度稼ぎ始めたら安定します。
「絶対に崩れない科目」を持つことが、本番での精神的な余裕につながります。
つまり、安定して稼ぎやすい租税と経営を固めれば、
「あー、もうこれ絶対落ちることないわ」
という圧倒的な安心感と自信を手に入れることができ、本番で大崩れするリスクが完全に消滅します。
実際に本試験のノビがヤバすぎた件
租税法: 偏差値40.85 → 63.65
経営学: 偏差値49.7 → 65,75(なんと24位!)
総合: 圏外 (三輪リーチ)→ 上位10%
この劇的変化の「全て」を、これから暴露します...
有料エリアの内容
科目別の戦略的分析(租税法・経営学・管理会計論・監査論・財務会計論)
具体的な使用教材と回し方
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本試験での科目別時間管理術
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※成績・実績は個人の経験に基づくものであり、同じ結果を保証するものではありません。
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