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“ドラマ”が売れる時代

vol.1753

昨今、1分ドラマ世界的盛り上がりを見せています。

〈AMP / 2026年 6月3日〉

調査会社Omdiaの試算によると2025年市場規模約110億ドル

なぜ今、短尺ドラマ流行っているのでしょうか?


スマホが変えた視聴習慣

この成長背景には、視聴行動の変化があります。

通勤中スキマ時間スマートフォンコンテンツを消費する習慣が定着し、長尺の動画より「数分で強い感情を得られる」コンテンツへの需要高まったというわけです。

当然ながら、日本でも1分ドラマは日常の光景になっております。

例えばフジテレビは昨年7月に、1話約1分の縦型ショートドラマを配信するアプリ「FOD SHORT」をリリース。

このアプリは昨年12月時点でショートドラマジャンルの国内パブリッシャー収益・ダウンロード数1位を獲得しており、ショートドラマ市場の中ではトップクラスの人気になっています。

アプリということでいえば、ショートドラマ専用アプリ「BUMP」にも注目です。

1話1分〜3分程度縦型ショートドラマに特化した日本発の動画配信アプリで、累計ダウンロード数300万を突破しています。

では、どんなコンテンツが人気なのでしょうか?

例えば、中国を代表する“縦型ショートドラマ”サービスの1つ「ReelShort」では、「億万長者×恋愛」「復讐」「身分逆転」といった強い感情喚起するものがウケているとのこと。

「ホームレスの夫が実は大富豪」「裏切られた妻の復讐」といった作品は、典型的なヒットフォーマットなのです。

こうした作品の特徴は、1話ごとに必ず「裏切り」「暴露」「逆転」といった強いフックが入ることにあります。

通常のドラマであれば1話かけて描く展開を、数十秒〜数分で消費させる構造に。

これがヤミツキになるそうです。

ちなみに、こうした短尺ドラマが、広告をも変えようとしています

これまでのドラマは作品の合間にCMを差し込む形でしたが、短尺ドラマでは、例えば化粧品ならば「主人公がスキンケアをすること」物語の一部になっているのです。

私の日常がドラマに変わる

これにより、視聴者は広告を見ている意識を持たないまま商品に親しみを感じます。

これまでのドラマの中にさり気なく商品を訴求するというプロダクト・プレイスメントという手法はありましたが、より一歩進んだ世界が短尺ドラマでは見られるのです。

ちなみに、中国版TikTok「Douyin」では、ドラマを見ながらそのまま商品を購入できるため、視聴・共感・購買が一つの体験としてつながっています。

今後もドラマ消費一体化した新しいコマースが日本でもスタンダードになっていくでしょう。

それから、もう1つ。

こうした短尺ドラマ制作者ブライダル市場参入するのではないかと予想しています。

これまで披露宴で流す動画といえば長い間、式場の専属の映像会社に依頼するのが主でしたが、最近はカップルが自らインスタグラムYouTubeから好きなクリエーターを見つけ、直接依頼するようなケースが増えているからです。

〈朝日新聞 / 2026年6月28日〉

今後は好きな短尺ドラマ制作者にお願いすることは自然な流れとなるでしょう。

一方、普段からインスタグラムリールをつくるなど、動画をつくるのが日常になっている若者たちはCanvaなど簡単に使える編集ソフトを駆使して自分たちで用意する。

そのパターンも多いとのこと。

披露宴で流す動画は、これまでの人生の歩み(日常)をドラマ化するものなので、やはりカップルのこだわりでつくりたい気持ちも分かります😊

プロに頼むのか?自分たちでつくるのか?

いずれにせよ、スペシャルな作品になることを求めているわけです。

日常のドラマ化ということでいえば、Z世代で流行中の韓国発SNS「setlog」に注目しています。

〈オタク総研 / 2026年7月5日〉

こちらは、1時間ごと2秒程度短い動画を撮影すると、1日の終わりに自動で1本のVlogが完成する新しい日常共有アプリ。

最大12人の友人とグループをつくり、お互いの何気ない日常リアルタイム記録・共有できるのが特徴で、編集やフィルター、映えを意識する必要がありません。

しかし、それであって最後はVlogという形で「掛け替えのない1日」に昇華される。

こうした特徴が若者に刺さり、今年5月には日本・韓国とも月間100万ダウンロードを突破。

日本のApp Store無料ランキング1位も獲得するなど急成長しているのです。

noteにもドラマを

こうしたSNSの力もあり、全ての人たちの日常ドラマに変わる。

誰もが主人公になれる時代なのです。

そして、そんな時代を後押しするのが、note「無名人インタビュー」というタイトルで活動されている栗林康弘さんだと思います。

〈まいどなニュース / 2026年6月22日〉

「有名人インタビューがあるなら、無名人インタビューがあってもいいんじゃないか」

という想いから、6年前から一般人へのインタビューを行っているのです。

ちなみに、その数1300名以上

noteで募集を続け、十人十色の人生に触れています。

確かに、人それぞれにドラマがあり、深く知ると面白い

普通の人の普通じゃない人生に目を向けた栗林さんの視点は素晴らしいですね😊

ちなみに、私の後輩の中にもnoteを書いている人がいるのですが、最初の頃、一生懸命マーケティングのノウハウを発信していたらしいのですが、全然フォロワーが伸びなかったそうです。

しかし、ある日、めちゃくちゃ修羅場の一日を投稿したところ、反応が変わったとのこと。

それからは、毎日のドタバタ劇を通してノウハウを発信するようにしたら、フォロワーも少しずつ伸びているらしいのです。

note一次情報メディアであることが人気ということに鑑みても

やはり、有益性を担保しながらも、やはりドラマのある記事がウケるのかもしれませんね🤔

ちなみに、人がドラマを好むのは、複数の心理メカニズムが働くためです。

まず、視聴者は登場人物に自分を重ね、その人物になったかのように感情を追体験できます。

これは、心理学でいう「同一視」

自分の人生では味わえない経験擬似体験できることがたまらないわけです。

また、物語には「どうなるの?」という緊張と、「そうなったのか!」という解決があります。

この流れが脳に快感を与え、続きが気になる状態を生む。

これぞ、ツァイガルニク効果です。

〜ということで、物語の惹きつけ力を確認していただきましたが、

今後、皆さんのnoteの記事にドラマ性を取り入れるかどうかは、よくよく検討してからにしてください(笑)

ただ、“ドラマ”ますますキーポイントになるのは間違いなさそうです😊

本日も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!

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