noteは“ほぼ”人生を変えてくれる
vol.1395
昨日は【いくつになってもドラマは始まる】と題して、年齢を言い訳しないで挑戦すれば、自分でも想像してなかったような未来が待っているという話をさせていただきました。
そして最後に
「最近私も、年齢を言い訳しないで挑戦したことで、驚くようなことが起こりました」
と、自分に起きたことについて触れましたが、今日はそのことについてお話ししたいと思います。
タイトルは【noteは“ほぼ”人生を変えてくれる】。
実は、昨年7月に執筆4周年を記念して書いた【noteは密かに人生を変える】の続編にもなっています。
あのときは “密か” と表現しましたが、肌感としては “きっと” という感じ。
でも、今回の出来事を通して、かなり確度が上がった気がします。
では、何か起きたのか?
それは、何と日本最大のコピーライターの広告賞である「第62回 宣伝会議賞」で協賛企業賞を受賞したのです…(驚)

ということで、私の作品が受賞コメント付きで『宣伝会議4月号』に掲載されています。
応募総数は60万2673点。
その中でキャスティングに強い広告会社「イー・スピリット」さんの課題で賞をいただくことができました😊
実は宣伝会議賞への挑戦は12年ぶり。
しかも、12年前からコピーライターを卒業し、マーケティングコンサルタントへの道に歩み始めています。
そんな中での受賞。
そもそも、なぜコピーライターを卒業した人間が12年ぶりに賞に挑戦したのか?
なぜ受賞できたのか?
今日は、そのことについてお話しさせていただきます。
宣伝会議賞に挑戦したワケ
まず、宣伝会議賞になぜ12年ぶりに挑戦したのか、その理由について語りたいと思います。
それは、「ウチの社員に、もっと賞への挑戦をしてもらいたい」から。
もっと言えば、「社員に賞を受賞してもらいたい」からです。
マーケティング・広告業界は過当競争の中にある。
しかも、デフレ経済からインフレ経済への転換へと歩みを進めています。
物価上昇に負けないような賃上げをしていくためには、今以上に企業価値を上げていかないといけません。
ウチはマーケティング・クリエイティブを売り物にしている会社ですので、社員のクリエイティビティが商品そのもの。
そして、その総和が企業価値と言えます。
つまり、ウチの会社の競争力は、社員一人一人の力そのものにかかっているわけです。
…ただ、ちょっと手前味噌な話になりますが…、ウチの社員はかなり力があって、人間的にも魅力的な人が揃っていると思っています。
既存のクライアントさんからは、「本当に良い会社ですね」とお褒めの言葉をいただくことも多い。
…ただ新規となると、ネームバリューや実績が物を言うわけです…
やはり、そこは
「ウチには優秀な人財が揃っていますよ」
ということをハッキリ示せる「証明」みたいなものが必要になる。
ですから私は、その証明の1つとして、広告賞の受賞を進めたいと考えているわけです。
「社員」に賞をとってもらいたい
一般的な広告代理店や制作会社は、当たり前のように広告賞に挑戦しています。
一方、ウチの会社は私が入社した20年以上前から、あまり積極的ではないように感じています。
なぜ、そうかというと、ウチならではの受注の構造にあります。
先代社長はマーケティング業界でも名が知れている偉大なるコンサルタントだったのですが、それゆえ、コンサルから入り、それに伴いクリエイティブワークも行う「マーケティング業務の一貫受注」が多い。
ですから、比較的クリエイティブコンペが少ない会社だと思っています。
そうなると、クリエイターもそこまで必死に「証明」を得ようとしなくなるわけです。
それは良いことでもあり、これからを考えると不安なことでもある。
なぜなら、スーパースターだった先代が今はいないからです。
既存のクライアントだけに頼ってしまうと、先細りになるのは必至…
だからこそ、一人一人の価値を高めつつ、その価値を証明するという意識が、これまで以上に大切になるのです。
私のnote執筆も、その一環だと考えています。
「池辰彦という、何か面白いヤツがいるぞ」
と入口をつくれたら、もしかしたら新しいクライアントとの出会いが待っているかもしれない。
だから、みんなにも日々実力を磨くことだけではなく、磨かれた力を証明していくという意識を持ってもらいたいと願っているのです。
…ただ正直、普段の仕事がそれなりに上手くいっていると、先々の危機感は持ちにくい。
まさに、成功体験があるゆえに革新を生みにくいという「イノベーションのジレンマ」のようなものを感じています…
…いや、本当はみんな危機感は持っているかもしれません。
ただ、今はとにかく「目の前の仕事を頑張るしか、ほかに道はない」という想いの方が強いかもしれません。
そういう状態の中で、これまで会社として取り組んでこなかったのに、いきなり私が「賞に挑戦しようよ!」と言っても響くわけがない…
…ということで、言い出しっぺの私が宣伝会議賞に挑戦することにしたのです。
自分の恥ずかしい姿を見せよう
…しかし、宣伝会議賞で賞を受賞するというのは並大抵ではない…
大学生のときから10年以上チャレンジして、1回だけニ次審査までいったことがありましたが、あとは一次審査すら通らないという状況でした、、、
それで36歳、つまり30代後半に突入した12年前、「これが最後」と決めて挑戦し、見事惨敗…(涙)
その結果を受けて、コピーライターを卒業し、マーケティングコンサルタントへの道を歩むことにしたのです。
つまり、宣伝会議賞は当時コピーライターだった私に引導を渡した存在。
苦い思い出そのものなのです…
しかも、さっき「一次審査すら」と表現してしまいましたが、今回の第62回の通過率は0.94%。
つまり、一次審査を通過する可能性は1%未満なワケです…
挑戦する前は今回も「一次審査であっても簡単には通過できないだろうなぁ…」という想いが胸の中でムンムンと漂っていました…
ただ、自分にできることは挑戦する姿を見せることしかありません。
賞に挑戦することを宣言し、恥ずかしい姿を見せる。
それにより、少なくても「アイツ、本気なんだ…」ということだけ伝われば良いと考えていました。
そうした中で『宣伝会議3月号』を見てみるとと、何と一次審査通過作品が4作品もある…(驚)
その上で、今回の協賛企業賞を受賞。
…どうやら、コピーライティングから離れていた間に、コピーが上手くなっていたようです…🤔??
受賞できた要因を考察
…正直なところ、今回、受賞できた確かな要因は分かりません。
ただ、12年前よりかはマーケティング力は上がっているとは思います。
広告コピーは「何を言うか」と「どう言うか」が重要なのですが、前者はまさにマーケティング力そのもの。
市場分析や企業・商品分析、競合分析などをしたうえで、訴求点を絞り込む。
この辺の能力は確かに昔に比べて上がっていると感じています。
そして、「どう言うか」の部分です。
これについてはクリエイティビティ(表現を発見・生み出す力)が非常に重要なわけですが、思い当たるのは「毎日のnote執筆」しかない…
毎日、読んでくださる方の「スキ」や「コメント」から評価が伝わってくるわけで、そうした中で磨かれた表現力はあるのかもしれない。
もちろん、コピーライティングとブログの文章は違うものなので、因果関係はないとは考えています。
ただ、何となく相関ぐらいはあるような気がする。
…ということもあり、今回の記事のタイトルでも「ほぼ」と表現させていただいております…😅
…表現力はさておき、noteを続けてきたことによるマインド変化は確実にあるとは思っています。
特にnoteで過去、「Green Ponta」さん後援によるnote公式投稿コンテスト「#SDGsへの向き合い方」と、日本経済新聞とnoteで共同で開催した投稿企画「#AIの活かし方」にて、
優秀作品に選出していただいたことは、今回の宣伝会議賞に挑戦する上で心の支えになったと感じているのです。
いずれにせよ、今回の宣伝会議賞は今後の人生に良い影響を与えてくれるでしょう。
40代に入り、これまでにない努力によって人生が好転してきたという話は昨日させていただきましたが、ずっと心の中で「…でも、コピーライターとしてはダメだったよなぁ…」という想いは頭の片隅にありました。
そうした過去の挫折を今回の受賞で薄めることができたのは大きい。
そして
「年齢を言い訳しないで挑戦すれば、自分でも想像してなかったような未来が待っている」
という考えを改めて信じることができました。
〜ということで、長々と自分語りをしてしまいましたが…
ぜひ皆さんも、自分で自分の限界を決めず、これからの人生を楽しんでいっていただけると幸いです😊
本日も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!
