ゲームと私:Matricaria定例ボドゲ会 26/08/15
※Matricaria応援ソング(?)
『机の上は"不思議な世界"』
作詞:Ramberk(歌い手らんべるく)
作曲:神野守 with Suno.
※この楽曲の制作課程についてはコチラ。
GWの開催から3ヶ月振り(合間にTRPGのセッションが
1度あったが)となるMatricariaボードゲーム会。
今回はボードゲームをそれなりに知っている方なら
名前くらいは聞いた事があるだろう有名な作品や、
これまた有名クリエイターが"とある目的"のために
制作した作品など、多彩なラインナップとなった。
ではプレイした5作品、順にご紹介していこう。
◎『オボンダービー』

おじいちゃん、還ってきて!😂
おじいちゃん(故人)が大好きだった孫となって、
史上最速の精霊馬を作り出し、1人だけしか現世に
戻って来れなくなったおじいちゃんを無事にお盆に
帰省させる、まさにこの時期にピッタリのゲーム。
頭・胴体・尻尾の3つのパーツを組み合わせて
戦略を練り、レースを争っていく。

自分のコマを進めたり、ライバルのコマを妨害したりと
それぞれに効果が書かれている。
これを予め3枚組み合わせて場に出し、レースを展開。
無事1着でゴール出来たら、そのラウンドに使用した
3枚の組み合わせのカードがおじいちゃんの騎乗する(?)
精霊馬として表彰台に上るのだ。

このラウンドで勝利した私の精霊馬(赤のコマ)は
"ゴリーンテイオー"だ。
おじいちゃんを迎えるためには行きと帰り、二頭の
精霊馬が必要。
そのためレースを繰り返し、二頭の勝馬を作り出した
プレイヤーが勝者になる。
最初に枠順(プレイ順)を決めるのだが、これによって
先行して逃げ切るか、他のプレイヤーを妨害しながら
追い込んでまくっていくのか、取るべき作戦が
変わってくる。
手札によっては戦略を変更せざるを得ない場合も
あるため、単純そうに見えてなかなか奥が深い作品。

お盆(ボーン)だけに🤣
◎『HacK ClaD.』

退廃した世界で、次元を超えて人類を襲う怪物
"クラッド"に挑む"魔女"たちの戦いを描いた作品。

他の魔女たちよりも高い戦果(=VP)が求められる。
単に"魔女"といっても所属する勢力によりその能力は
大きく異なっている。
ただ1つ共通するのは直前に怪物-クラッド-の行動を
予知出来るという事。

その行動予測に対し、どう戦っていくのかを考える。

「前方3マスを攻撃」「左右両サイドを攻撃後前進する」の3つ。
それに合わせて、他のプレイヤーの様子も伺いながら
自分の行動ターンを決定する。

"盗賊"のようなキャラクター。
結界内を素早く移動し、敵の背後から攻撃する事を
得意としている。
クラッドにも背後に攻撃する手段があったり、他プレイヤーの
行動次第でクラッドの位置や向きが変わったりするため、
狙った通りの攻撃が出来ないことも。
『ドミニオン』や『くにとりっ!』と同様、
この作品も「デッキ構築型」のゲームだ。
そのためデッキ構築型ゲームの基本的な戦術である
「自分のデッキをなるべく早く回転させる」などが
有効になる。
デッキ圧縮の要素はないが、自分の山札がなくなると
デッキのカードを1枚、別に用意された拡張カードと
入れ替える事が出来る。
初期デッキのカードの上位互換となるカードや、
扱いは難しいがハマれば絶大な効果を発揮する
カードなどをデッキに加え、より苛烈になる
クラッドとの戦いを有利に進めたい。
最終的にVP(勝利点)をより多く獲得すれば勝ちだ。
◎『キャプテン・リノ』

人によってはどこかの売り場で見た事があるかも?
今にも倒壊しそうなビルに現れたサイのヒーロー、
キャプテン・リノ。
人々の救助に現れたリノだが、その1トン近い体重が
崩れそうなビルで助けを待つ人々にさらなる恐怖を😱
というユニークな作品。
ボードゲーム界では結構有名な作品で、大きめの
書店や家電量販店など、ボードゲーム関連を扱う
店舗なら全国どこでも見掛ける事のあるゲームだ。
今回の私の持ち込み品なのだが、これを購入したのは
もう10年近くも前だ。
それだけ歴史のある定番作品となっている。
ゲーム自体はひと言でいえば「UNO × ジェンガ」。
手札はスキップ(次の人の手番を飛ばす)やリバース
(手番順が逆回りに)、ドロー1(山札から1枚引く)など
ほぼUNOと同じなので分かりやすいだろう。
ただ、この手札の出し方が変わっている。
前の人が出した手札(屋根カード)には上の階の
"床"になるのだが、この床には壁を設置する位置が
指定されている。
そこに壁カードを立(建)てて、その上に屋根カードを
出すのだ。
これを手番順に繰り返していく。

階層が上がってくるとバランスが重要になってくる。
壁も画像のように2枚設置出来るならバランスは良いが、
中には壁カードが1枚という指定も。さらに・・・。
そして忘れてはならないのが我らのヒーロー、
キャプテン・リノである。
屋根カードの中には壁とともに"リノ"のマークが
描かれている事がある。
そのカードの上には壁カードの他に"リノ"のコマを
一緒に置く必要があるのだ。

先に他の階にキャプテン・リノがいる場合、その階から
リノを「連れてくる」のだが、これがまぁ怖い。
リノのコマはコルク材で出来ているのだが、バランスが
大きく変わってしまう!

思わず息を止めてしまう😅
手札をすべて使い切ればそのプレイヤーの勝利。
ビルを崩してしまったらそのプレイヤーの負けだ。
余程の運がないと手札を使い切るのは難しい。
それまでに大体誰かが崩してしまうだろう。

すでにかなりバランスが偏っている💦
あえてそういう置き方をするのももちろん戦略だ。

この上に積んでいくのはなかなか大変だ。
「これはもう次の手番は回ってこないかな」などと
タカを括っていたら、奇跡的なバランスで一周して
自分の手番でキャプテン・リノ、何だか揺れている
カードのビルディング・・・ほぼ絶望である😭
だが最後まで諦めてはいけない。
何故なら我々にはキャプテン・リノがついているのだ!
(そしてパラパラと崩れ落ちるカードとコマ😂)
◎『信長のはぁって言うゲーム』

パーティゲームとして定番になっている作品、
『はぁって言うゲーム』の最新アレンジ版。
プレイヤーは戦国時代の武将や臣下になりきり、
指定されたシチュエーションや心情でカードに
書かれたセリフを言う。

ランダムに決めた6つの心情のうちのひとつから
"その心情になりきって"セリフを言う。
他のプレイヤーは演者がどの心情・シチュエーションで
そのセリフを演じたのかを予想する。
正解すれば1点。
演者は正解したプレイヤーの人数分の得点が入る。
演技力と洞察力が物を言うゲーム。
中には「ミュージカル風に」など誰が聞いても
モロバレのシチュエーションや、「ホラー映画風に」と
「恐怖に震えながら」という"どう演じ分けるの?"と
いう指定などもあり、頭を悩ませる。
セリフも戦国時代ならでは。
「敵は本能寺にあり!」「是非に及ばず」などの
誰もが知っているようなセリフから
「はっ!」「伝令!」などの短すぎて演じ分けるのが
非常に難しい臣下のセリフまで実に様々だ。
飲み会などにも向いているかも。
◎『HIT PLAN』

ヒット作『LOVE LETTER』などで知られる著名な
クリエイター、"カナイセイジ"氏デザインの作品。
一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)や
文化庁の企画・開発をしたというバッティング回避系の
カードゲームで、海賊版対策やIP・コンテンツの
流通などを題材にしている。

プレイヤーは企画・制作会社の担当として、様々な
作品の権利を獲得し世間に普及するための"交渉"を
行なう。
"交渉"には「映画化」「アニメ化」「グッズ制作」などの
企画提案があり、費用がかかるものほど権利を得られる
可能性が高くなる。
ただし他社(他プレイヤー)とバッティングしてしまうと
その企画はボツになってしまい、他の企画提案をした
プレイヤーに流れてしまう。
この辺りの駆け引きがバッティング回避系ゲームの
面白いところだ。
さらに、企画提案の後にはイベントが起こる。
「海賊版の流布」や直前の「ちゃぶ台返し」などが
それで、これによって制作会社が変更になったり、
犯罪組織に売上を掻っ攫われたりしてしまう。
コンテンツ毎に獲得出来る点数が決まっており、
誰かが合計12点の"売上"を獲得出来れば勝利だ。
また、犯罪組織に流れてしまった売上が12点を
超えてしまった場合、勝者は"なし"となる。
これはイタい。
その為、時にはコンテンツ獲得よりも海賊版への
対策を打つ事も必要になる。
この対策も企画提案と同様に"交渉"の場でカードを
提示出来る。そしてこの対策もバッティングはNGだ。

企画を提案して頒布の権利を勝ち取ったり、
取り締まりやユーザー啓発で犯罪組織への
流出を防ぐ。
対策に成功すれば犯罪組織へ流れた作品の権利を
再び獲得したりも出来る。

それもそのはず・・・。
実はこの作品、ゲームマーケットなどのイベントで
頒布されている他、文化庁のホームページから
PDFを入手すれば無料(印刷費用は別途自己負担)で
遊ぶ事が可能だ。
今回使用したのも主催お手製のカードなのである。
ちなみにコンビニでの印刷を利用した場合、
イベント会場での頒布パッケージを購入するのと
費用的にはあまり変わらないとの事(主催談)。
ただ、遠方からイベント会場へ足を運ぶ事を考えれば
安いものだろう。
気軽に楽しめて海賊版対策も学べる作品、
貴方もいかがだろうか。
今回も丸一日遊び倒したボドゲ会。
余談だか主催は毎回〇ーバー〇ーツもかくや、という
大きなカバンを背負っての会場入りである。
中には結構な数のボードゲームが入っていて、
毎度サムネイル用に卓上へ並べて撮影しているのは、
実は半分にも満たないくらいだ。
私も最近は毎回数作品を持ち込んではいるが、
何分私だけは遠方からの参加であるため、あまり
数量や大きなサイズのものは持ち歩けずにいる。
主催のボドゲ会への熱量には頭が下がる思いだ。
いつも本当にありがとうごさいます🙇🏻♀️⸒⸒
次回は早ければ9月、というところだろうか。
現時点ではまだ未定だが、いつでも駆けつけられるよう
健康にだけは気をつけたい。
最近ホントに色々ガタがきてる感じが・・・😭
そ、それではまた次回!
