エッセイ『ほんのりうるさめエッセイ』
お元気ですか?
毎日暑いのに頑張ってるあなた!
お疲れ様です。
昨日も今日も暑かったですね😅
そんな中、コーサクさんより「『うるさめエッセイ』どうですか?楽しいですよ」とお誘いを受けました。
物静かな私には、『うるさめエッセイ』は少し荷が重いので、
『ほんのりうるさめエッセイ』
で行こうと思います。
さて、皆さんはきっと、エアコンの効いた部屋で過ごしていることでしょう。
たぶん、エアコンが効きすぎて、身体が冷え過ぎているんじゃありませんか?
カーディガンを羽織ったりしているかもしれませんね。
エアコンの効いた部屋から蒸し暑い外に出た時って、ちょっと気持ちよくないですか?
冷え過ぎた身体が、熱気にさらされる感覚。
私はけっこう好きなんですよね☺️
うるさいって、ちょっと暑苦しいですよね。
そんな感覚を『ほんのりうるさめエッセイ』で体験してみませんか?
では、始めますね☺️
今から去ること二十年ほど前、私は一人の猛者を見かけた。
その日の朝は、座ることが出来なかった。
仕方なく、私は吊り革を握り、見知らぬおっさんと押しくら饅頭をしながら、電車に揺られた。
私の右斜め前には、サングラスをかけ、髪の分け目はセンター寄りの男が座っていた。
昭和なら、おそらくイケメンだったであろう。
しかし当時は平成中期である。
明らかに時代遅れの田舎者といった感じの風貌である。
私は、窓の流れる景色を眺めていた。
閑静な住宅街が広がり、見ているとどこか落ち着く。
住宅街には、ランドセルを背負った子供たちの姿。
駅に向かうスーツ姿の男や、小綺麗にした女性たち。
そんな風景が、一日の始まりを告げているようだった。
すると、昭和イケメンの右手が突然、視界の端に入ってきた。
小指と親指が立っている。
私の視線は、自然とその男に向かった。
何‼️
右の鼻の穴に小指が入った‼️
そして、時が止まったかのようだ。
もしかして、「THE WORLD」が発動しているのか?
とりあえず、そんなショックが私を襲ったのである。
その小指は鼻の穴から出ると、口の中に吸い込まれていった‼️
おい!正気か!ここは電車の中だぞ‼️
そして、勢いよく左手の小指が左の鼻の穴に入った‼️
もちろん親指も立っている!
左の鼻の穴から出た左手小指は、無限ゾーンに吸い込まれるが如く、口の中に入った‼️
それと同時に右手小指が右の鼻の穴に入った‼️

おい!二巡目も行くのか⁉️
右手小指が口に向かった‼️
親指の第一関節から先端までの反り上がり角度は、およそ20度…。
やはり、親指に乱れはない。
そして、左手小指は迷いなく左の鼻の穴に入っている‼️
そこから左手小指は口へと流れ、右手小指は当然のように右の鼻の穴に入る……。
まるで無駄がない………。
私は、いったい何を見させられてるんだ⁉️
私は隣を見た。
オッサンがこじんまりと両肩を丸めて寄せ、綺麗に小さく折りたたんだスポーツ新聞を読んでいた。
おい!前を見てみろ!
スポーツ新聞の終盤のエロ紙面よりも凄いことが、オマエの前で起こっているんだぞ!
その隣の「私、失敗しませんから」と思ってそうな綺麗なネエちゃんは、吊り革を持ちながら、文庫本を読んでいる。
たぶん、このネエちゃんが見たら、俗物を見るかのような冷たい視線が刺さるだろう。
その昭和イケメン男の両隣は、目を閉じて寝ているリーマンの男と本を読んでいるおしとやかな女性だ。
他の乗客も見ていない……。
何故だ!
何故、誰も見ていない!………。
私は、その男に視線を戻した……。
何‼️
さっきより早くなってる……。
しかもリズミカルだ!
親指も見た。
角度が40度になっている……。
スピードが上がると、角度も上がるのか⁉️
速度上昇に伴い、親指反り上がり角度は20°→40°へ増大した。
親指の反り上がり角度をθ、鼻ほじり速度をvとすると、
θ ∝ v
どうやら、鼻ほじり速度と親指の反り上がり角度には、正の比例関係が認められるようだ。
なお、n=1である。
否、そんなことはどうでもいい!
何故、周りは誰も気づいていないんだ?
まさか………。
この男は黄金聖闘士なのか⁉️
黄金聖闘士は、光の速さで動くと言う………。
小宇宙を極限まで高め、ビッグバンをこの男は起こしたとでも言うのか⁉️
訳がわからない……。
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ‼️
私は、安心するために理解を求めたが、DIO様から無駄ラッシュを喰らわされたようだ……。
私は、目を閉じた。
頭の中で、Queenの「Bohemian Rhapsody」が流れ出した。
――これは現実なのか?
それとも幻想なのか?
目を見開き
空を見上げるがいい
私は、目を見開き、顔を上に向けた。
そこに空はなかった……。
ただ、冷たい天井が広がっていた。
さて、『ほんのりうるさめエッセイ』いかがだったでしょうか?
コーサクさんは最後、アニマル浜口になっていましたが、私はそこまで騒げないので、他のもので締めるとします。
いきますよ!
声に出して呼んで下さいね。
ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ!

ちゃんと言えたかな?フフフ……。
おしまい
コーサクさんの『うるさめエッセイ』、とてもおもしろいですよ😆
電車の中で読んじゃダメですよ☺️
いいなと思ったら応援しよう!
いつも読んでくださり、本当にありがとうございます。
いただいた応援は、本や資料代など、より面白い記事を書くために大切に使わせていただきます。
これからも「知ることが面白い」と思える記事を書いていきます😊