【大学受験】国公立大学医学部の 「地域枠」。貸与された月10万円に一切手を付けない理由
国公立でも私立でも医学部には「一般枠」とは別に「地域枠」という別枠が存在する場合が多い。
医学部へ進学した方は勿論、少しでも医学部を検討した方はその存在をご存知だと思う。
言い方はどうかと思うが、人によっては「奴隷制度」などと揶揄されるアレである。知らない方の為に簡単に纏める。
地域枠とは
・目的: 地方や特定診療科の医師不足を解消する為の、国家的な調整策として存在
・仕組み: 合格と引き換えに、卒業後おおむね9年間、指定地域や指定診療科での勤務義務を負う。
・メリット: 学費免除や多額の奨学金がある。また、一般枠より合格難易度が「低い」場合が多い
・ペナルティ: 留年に厳しく、貸与中止や、卒業後の指定勤務年数が1年~1.5年増える場合がある。また離脱(自らの意思で地域枠を辞めること)も極めて困難。指定勤務義務を果たせなければ、数千万円の一括返還という過酷な現実が待っている場合が多い。
現役合格してストレートで卒業しても24歳。そこから9年間の義務を終える頃、子は33歳になっている。最短でも33歳。人生で最も貴重な20代後半から30代前半のすべてを、18歳の時の決断で固定する。これが「地域枠」の本質である。
我が家の選択
我が家の子どもは「一般枠」だ。子どもは自由気ままなタイプ。将来に制限があることを嫌った為だ。しかし子どもの同期には当然、「地域枠」で国公立医学部へ進学を決めた子もいる。今回はなかなか表には出ない「地域枠」の子たちの話と、そこから想像できる事や学びについて纏める。誰かの参考になればと思う。
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