【日記】鍋の具 #シロクマ文芸部
こちらの企画に参加です。
(以下、本文です)
鍋の具は基本的にお野菜と肉、毎日のように同じような具の鍋を食している。
鍋の味付けは基本的に顆粒出汁と酒とめんつゆ。シンプルな味付けでお野菜や肉の旨味を楽しむのが好き。時々別な鍋の素を入れることもあるけれど、素材の味を愉しむ方がなんとなく自分に合う気がしている。
若い時のように冒険的な味付けをすることもないし、ネットでレシピを検索することもない。せいぜいお肉を変えることで味の変化を楽しむ程度のことしかしていない。
自分の小市民さを笑うしかないけれど、穏やかな日常に「これでいいのだ」と考えてしまう。
お野菜は自分で切ったりしない。スーパーで売っている「鍋用野菜」(洗わずにそのまま食べられます)を使う。肉もそのまま切らずにパックから出して塩コショウをしてから炒める、少し火が通ったら野菜を炒める。
大き目の鍋で肉に火が通り、赤身が白く変化していき、追加した野菜が少ししんなりしていく手ごたえを感じながら「このまま肉野菜炒めでも良いのではないか」と考えることもあるが、鍋にする方が使い勝手が良いので、理性的にポットから水を入れる。
異論は認めるが、野菜炒めは炒めた直後が美味しく時間の経過とともに味も落ちてしまう気がする。温め直しても「何か違う、失敗した」という印象を受ける。鍋の場合は作りたてよりも一旦冷ましてから温め直した方が美味しい気がする。とは言え、晩御飯の場合は出来立てをそのまま食して、残りを次の日の朝食にあてる。なので「独り鍋の水は1リットル」にする必要がある、1回の調理で2食分のおかずとして活用でき、かつ美味しくできるのが、鍋の素晴らしいところである。
https://note.com/tarofukushima/n/n81c249e82e24
ところで、我が家ではオール電化にしており、IHクッキングヒーターを使用しているのだが、加熱を続けると自動的に切電する機能が付いているようだ。鍋を掛けたまま別なことに気を取られて
「!!!」
と駆け出して鍋を見にいった時に、自動で切電されていることが数回あった。
自分の愚かさを嘆くしかないけれど安全対策をした製作者に敬意と感謝の気持ちを抱く。
独り鍋は少し味気ないと思いながら、具沢山の鍋を前に沢山の思い出と、ほんの少しの夢と希望を胸に抱きながら、ゆっくりと咀嚼して飲み込む時、「美味しいなぁ」と少し幸せな気持ちにもなる。
(おしまい)
#シロクマ文芸部
#福島太郎
#地には平和を人には愛を
#かこに感謝し未来を夢見て
いいなと思ったら応援しよう!
サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。
また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。
皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。