臨床で使う 気血津液の見方
「気血津液の見抜き方」
<目次>
・この教材の使い方
・はじめに
・第1章 気虚をどう見抜くか
・第2章 気滞をどう見抜くか
・第3章 血虚をどう見抜くか
・第4章 瘀血をどう見抜くか
・第5章 津液不足をどう見抜くか
・第6章 痰湿・水滞をどう見抜くか
・第7章 気血津液を臨床で整理するときのコツ
・気血津液で共通して確認したい項目
・まとめ
・比較表まとめ
――――――――――
<この教材の使い方>
この教材は、
「患者さんの状態を気血津液でどう整理するか」
を臨床向けにまとめた教材です。
東洋医学の問診では、
五臓で考える前に
・不足しているのか
・滞っているのか
・乾いているのか
・水がたまっているのか
を整理した方が、かえって分かりやすいことが多いです。
そのためこの教材では、
・気虚
・気滞
・血虚
・瘀血
・津液不足
・痰湿、水滞
という、臨床で特によく使う整理の仕方を中心にまとめています。
各章では、次の流れで整理しています。
・この章でわかること
・この状態を臨床でどう捉えるか
・まず確認すること
・よくある患者像
・問診の優先順位
・ありがちな見立てのミス
・臨床メモ
・この章の要点
・ミニ症例
最後には、
「比較表まとめ」
も付けています。
本文で理解し、最後の表で整理し直す使い方がおすすめです。
――――――――――
<はじめに>
東洋医学を学んでいると、
「肝か脾か」
「心か腎か」
と五臓で整理しようとして迷うことがあります。
もちろん五臓はとても大切ですが、臨床ではその前に
「この人は何が足りなくて、何が滞っているのか」
を見た方が整理しやすいことが少なくありません。
例えば、
・疲れやすい、声に力がない → 気虚っぽい
・張る、詰まる、イライラ → 気滞っぽい
・顔色が悪い、乾燥、めまい → 血虚っぽい
・固定痛、塊、慢性停滞 → 瘀血っぽい
・口渇、乾燥、便が硬い → 津液不足っぽい
・重だるい、むくむ、雨で悪化 → 痰湿、水滞っぽい
このように考えられると、問診から治則までかなり組み立てやすくなります。
この教材では、気血津液を単なる暗記項目ではなく、
「患者さんにどう出てくるか」
という視点で整理していきます。
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