【君へⅡ-⑤】寝ない君と、寝られない母と、支えてくれた家族と
こんにちは、3歳になった君へ。
生まれてからのことを手紙にして綴っていくシリーズ。
今日は、退院直後の夜間戦争編(寝ない君との闘い)です。
君へ
退院した日からバタバタだったけど、
本当の戦いは――
そこから、始まったんだよ。
君は、本当に寝なかったよね…
新生児って、
「寝て、起きて、飲んで、寝て」が仕事だと思ってた。
けど、君は――
とにかく、寝なかった!!
今思えば、きっとミルクの量が足りなかったのかも。
でも当時の小児科の先生は、
「吐き戻しが多いから量を減らしてね」
「上手く消化できてないからね」
と言っていたので、
本当に慎重に慎重に量を調整してたんだよ。
飲まないし、吐くし、泣くし…
でもさ、その減らしたミルクですら吐く。
かと思えば、
飲んでほしい量は飲まないというこだわりっぷりで…
「…え、どうしたらいいの!?(涙)」
そんな日々が、ずーっと続いたね。
ミルクまで1時間以上あるのにギャン泣き
ミルクの時間までまだあるのに、
お腹がすいたとばかりにギャン泣き。
抱っこしてあやしても泣く
いろんな音楽を試してみたけど泣く
ちなみに試した音源は、
・ 「ピアノ売ってちょーだい♪」
・「言いたいことも言えないこんな世の中じゃ〜♪」
などなど、今思えばバリエーションすごかった(笑)
一瞬止まっても、すぐ泣いたよねぇ〜!
寝たいのに寝られない母、新聞配達の音が朝の合図
深夜も泣き続けて、
寝たいのに寝られない母。
気づけば、外から新聞配達の音が聞こえてきて、
「やっと寝れる…」と横になったら――
君のミルクの時間、再びスタート
3時間おきのルーティン地獄
ミルクの準備
↓
飲ませる
↓
ゲップさせる
↓
搾乳する
これを3時間おきに。
しかも君、ゲップを拒否!
ばぁばが手慣れた手つきで出してくれようとしても、
飲み込む!
もうこれは特技だと思う(笑)
ばぁばですら苦戦してたよ。
君が寝たら…今度はばぁばが話しかけてくる(笑)
ようやく君が寝た――!
さぁ母も寝よう…と横になると、
「ねぇ、今寝た?」とばぁばの声(笑)
そんなこんなで、
1時間まとまって寝られたら奇跡な毎日でした。
だから、未来の君へ伝えたい
いつか、周りに赤ちゃんが生まれたお友達がいたら――
とにかく、その人を労ってあげてね!
寝不足は心を削るから!
それを母は、身をもって体験したよ。
それでも母は支えられてた
そんな中、
ばぁばやねぇねが、たくさん支えてくれた。
君を抱っこしてくれたり
君を膝に抱えたまま寝てしまってたり
君の泣き声にもニコニコしてくれてたり
そして母はというと…
耳栓をして夜を過ごしてました(笑)
それくらい、疲れ果てていたけれど…
「可愛いね〜!」の魔法の言葉
ばぁばもねぇねも、
毎日君に言ってくれてたんだよ。
「可愛いね〜」
「チビビ(←君のあだ名)今日も元気ね〜」
「泣いても何しても可愛い〜!」
この言葉たちが、
疲れてボロボロの母に染みたんだよ。
「あぁ、可愛いんだ」って。
他人事みたいだけど、
その魔法の言葉で、母の心が戻ってきた気がするよ。
ちなみにねぇね、1日に何枚も写真撮ってたよ(笑)
スマホの容量がなくなるんじゃないかってくらい、
毎日毎日、君を撮ってた。
その習慣は、
私たちが実家を出るまで続きました(笑)
次回予告
次は――
「母の涙と、君の寝顔と」編。
育児で初めて涙がポロっと出た夜のこと、
そして救われた君の寝顔のことを書こうと思います。
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おわりに
「寝てくれない」「泣き止まない」
そんな夜が、母の心をすり減らしていった。
でも、
「可愛いね〜」という声が、
君の小さな存在が、
その疲れを、やわらかく包んでくれたんだよ。
だから今、
あの日々も全部、宝物だと思えるよ。
また書くね。
