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【君へⅡ-④】退院の日、君はおくるみ一枚でした

こんにちは。

君が3歳になって、生まれた頃のことを
思い出しながら書いているよ。

前回は君と母の体重について書いたので↓

今日は、君が病院を退院した「はじめの一歩の日」のことを、未来の君に手紙で残します。



退院日


あの日、君はまだ体重も軽くて、声もか細くて、だけど、しっかりとこの世界に存在していた。


そんな君と、母の退院の日の思い出。

ふり返ると、笑えて、ちょっと泣けて、やっぱり笑える1日でした。




退院用のベビー服?そんな余裕なかったよ(笑)


「退院時は可愛い服で」なんて、よく聞くけれど


我が家は、退院服の準備すらできてませんでした!


用意していたのは、肌着とおくるみ一枚。

持ち運び用の赤ちゃんキャリーかご?

もちろん、なし!


君はふわっとおくるみにくるまり、
そのまま母の腕に包まれて、

療養していた実家へと向かったのでした。




コロナ禍で、誰にも会えなかった退院の日


この頃はコロナ禍の真っ只中で、

お見舞いは「1日1人1時間まで」という制限。


だから、入院中もパパは1回しか病院に来られなかったんだよね。


退院の日も、もちろん立ち会えず。




迎えに来てくれたのは、ばぁば


パパの代わりに迎えに来てくれたのは、ばぁば。

この頃は、まだ認知症の診断は受けていなかったから、

車の運転もしていて、病院まで迎えに来てくれたんだよ。


君を初めて抱っこしたばぁばの顔、

今も忘れられないくらい、優しくて嬉しそうだった。




実家では、ねぇねが君を待っていた


そして、実家に帰ると――

 君のおばさん、「ねぇね」が全力でスタンバイ!



母は切迫早産で動けなかったから、

君のための準備は、ほぼねぇねが全部やってくれたんだよ。




世界一幸せな洗濯は、ねぇねの手で


・肌着
・ガーゼ
・おくるみ
・おしりふき・手口ふき
・オムツ
・哺乳瓶&消毒セット
・新生児用ふとん・マットレス などなど…


全部、ねぇねが母に「どれがいい?」って聞きながら選んでくれてね。


選択肢が多くて、哺乳瓶ひとつ取っても、

・容量
・吸い口の形状
・メーカーの違い

あれこれ迷って選んだなぁ。

「世界一幸せな洗濯」と言われる新生児肌着の準備。

母はその“幸せな洗濯”こそできなかったけれど、

ねぇねが一生懸命干しているのを、すぐ横で見てたよ。


「君が来るのを、心から楽しみにしてたよ」




そして、事件はトイレ中に起きた


ついに母と君が実家に帰ってきた、記念すべき退院日。


お家の中がふわっとあったかい空気に包まれて、

「よし、少し落ち着いた…」と母がトイレに行った、その瞬間!


君、ソッコーで吐いたよね(笑)


初めての赤ちゃんの吐き戻しに驚いたねぇね。

慌てて拭いて、てんやわんや!


母はあわててトイレから飛び出しましたとも。えぇ。




君は、とにかく大歓迎されていた


そんなドタバタ退院初日だったけれど、

とにかく言いたいことはただひとつ。


 君は、本当に本当に、みんなに歓迎されてたんだよ


パパも、ばぁばも、ねぇねも。

もちろん母も。


君が来てくれて、
家の空気がふんわり優しくなった気がした。




忘れないでね


大きくなった君が、

自分のことに不安になったり、

ちょっと寂しくなったりする日があったら――


この手紙を思い出してね。


君は、世界で一番あたたかく迎えられた赤ちゃんだったんだよ!






次回予告


次は、退院後すぐのリアル育児奮闘記!

✔寝ない
✔吐く
✔飲まない
✔泣く(母も)

そんな「新生児あるある地獄編」です(笑)


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おわりに


たった一度きりの、君との退院日。

すごく不安で、でも嬉しくて、やっぱりちょっと怖くて。

だけど君がいてくれたから、

母はそのすべてを、愛おしいと思えました。

また続きを書くね。



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