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恐怖はいつも日常に潜んでいる|実録・3つのこわい話

こんにちは。
伸びしろしかない女、ユウです。

雨ですね。(東京は)
気分もどんよりしちゃいますね。

何か明るい話題を・・・・。

と、思って探したのですが、これといって特に無かったので、わたしの「熟成下書き」の中から、本当にあった世にも恐ろしいはなしをお届けします。
(ホラーではありませんので、あらかじめご了承ください)

カナブンの逆襲

あれは、高校に入ったばかりの頃。
洗濯物を取り込み、畳んでいたわたし。

その中の一着に、カナブンが引っ付いているのを発見。

飛ぶ虫、こわい。

小学生まではバッタとか手で捕まえていたくせに、いつの間にか虫が怖くなっていたわたし。

カナブン、こわい。

テンパったわたしは、大量のティッシュでカナブンを捕獲し、ガムテープでぐるぐる巻きにしてゴミ箱に捨てるという鬼畜の所業。

これは紛れもなく、殺虫事件である。

カナブン、悪くない。

それから数日したある日、自分の部屋で窓を開けた瞬間。
部屋中にブーンと大きな音が響いた。

カナブン。

わたしは思い出した。
あの日の鬼畜の所業を・・・。

カナブンが仲間の無念を晴らすために、襲いにきたに違いない。
カナブンの逆襲に、わたしは悲鳴をあげていた。

それ以来、余計に虫がこわくなったのは言うまでもない。

そして、洗濯物を取り込むときには、思いっきりバッサバッサと服を払い、虫が引っ付いていないことを確認するようになったのである。

閉じ込めの恐怖

免許取り立てで、兄の車を借りたある日。
わたしはアルバイト先に向かっていた。

少し遠回りすれば良かったものを、通勤ラッシュによる渋滞で、わたしは焦っていた。

その日に限って、踏切のある道を選んでしまった。

踏切を渡ってすぐ、信号があり、その間には2〜3台しか停まれない。もちろん、ここも渋滞していた。

やばい遅刻する。

焦りでテンパるわたしは、信号が変わる前に線路に踏み込んでしまっていた。

大丈夫、すぐ信号が変わるはず。

そう思っていたのに、無情にも降りてくる遮断機。
「カーンカーンカーンカーン」

だ・・・・大丈夫じゃ・・・ない。

汗が噴き出る。
あかん、詰んだ。

とにかく線路から出なければいけない。
車を進めることにした。

前を見ると、ベテランドライバーたちが道を開けるために車を動かしてくれていた。小さな軽自動車が一台入るくらいのスペースだった。

ベテランかどうかは分からないけれど、あのとき咄嗟の判断でそこに停まっていた4台の車が同じように動いてくれたおかげでわたしは生きている。

あの時のドライバーの人たち。
なんのお礼もできず、申し訳ない・・・・。

もし、あ、それ自分だ。
と思う方がいたら、心からお礼を伝えたい。

線路、こわい。

それ以来、できる限り、線路のある道は避けた。そして、線路を通る際には、細心の注意を払うようになったのである。

ちなみに今は、ゴールド免許だ。
なぜなら、運転する機会がほとんどなくなった。
都会には交通手段が溢れている。

火災に巻き込まれる

わたしは人生で2回。
大規模な火災に巻き込まれたことがある。

最初は、小学生の頃。
柵を隔てた隣にあった工場が全焼した。

大きな音を立てて燃える工場を、ただ眺めるしかできなかった。
幸い、少し距離があったため自宅にはなんの被害もなかったが、初めて見る大惨事に恐怖を覚えた。

よく考えると、外にガス管が置いてあるような家だったから、きっと大人の誰かが移動させていたのだと思う。じゃなければわたしは生きていない。

火は、こわい。

二度目は、大人になってから。
自宅近くの会社で働いていたわたしの元へ、子供たちが3人揃って訪ねてきた。

わたしが外に出るなり
「下が火事!!」と、必死で訴えてくる子供たち。

よく見ると、息子は下着にズボンを履いた状態。
3人とも、汚い雑巾を抱えていた。

ただ事ではないことはすぐに分かった。
会社のみんなに伝えて、すぐに状況を確認しに戻る。

我が家の下の家が燃えていた。
ゴウゴウとすごい音を立てていた。

火柱が、我が家のベランダにもかかるほど大きい。
ダメだ、これはさすがに、うちも燃える。

色々なことが頭をよぎる。
お腹が痛くなっていた。

どうやら顔面蒼白だったようだ。
救急隊の人に心配され、救急車に乗るように言われた。
なんか分からないけど拒否した。
それでも、とりあえず一旦と言われて救急車へ。

救急車に乗ったところで落ち着かなかった。

消防士さんの懸命な消火活動の結果、なんとか鎮火する。
下の階は全焼だった。

隣の家は消火の際の放水で住める状態じゃないらしい。

今回ばかりは、ダメだ。
立ち直れない。
そう思っていた。

消防士さんが確認のために自宅を見てきてくれるという。
鍵を渡してお願いする。

わたしの想像の中では、わたしの家の床はすでに落ちていた。

しかし、戻ってきた消防士さんが予想外な言葉を発する。

「大丈夫ですよ。中入りますか?」

「え」

どうやら、我が家は無事のようだ。

でも、あの火柱だ。
床が抜けるんじゃないかと怖かった。

それでも、わたしは大黒柱。
確認せざるを得ない。

消防士さんに付き添われて、自宅を確認に行く。

煙と熱がこもった部屋。
土足で歩くように言われた。
熱で火傷するかもしれないからだ。

遠慮なく土足で歩く消防士さんに、おいおいと思いつつも、わたしも土足で恐る恐る進む。

子供たちが、昼寝の前に食べようとしていたであろうお菓子やお皿がそのままになっていた。息子の脱いだ服もそのまま・・・・。

急に現実に戻されて、恥ずかしくなった。
消防士さんたちに我が家の惨状を見られてしまった。
早く外に出たい。

現状の確認もそこそこに、子供たちの学校に必要なものだけとって、すぐに外に出た。

その後しばらくは、床が抜けるのではないかという不安で緊張しながら暮らした。

どちらの経験も、自宅には被害がなかったものの、火災の恐ろしさだけはわかる。
当たり前だった生活が、一瞬にして無くなるのだ。

火は、本当にこわい。

ちなみに、子供たちが抱えていた雑巾は、我が家の頼れる長女の咄嗟の判断で、口を押さえて煙を吸わないために持ち出したものだった。

多分、綺麗なタオルも同じところにあった。
と、思ったのはここだけの話。

学校での避難訓練の知識が役に立ったのだろう。
我が子ながら、あっぱれである。

以上。
わたしの体験した、恐怖体験でした。

人生、生きてれば何が起こるか分からない。
一日一日を大切に生きなければ。

❤︎❤︎❤︎
▼ このnoteを綴ったのはこんな女です ▼

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