睡眠でも栄養でもなかった。疲労を起こす「真犯人」の正体
「あぁ、今日もすぐに布団から出られない……」
朝一番、重い体を引きずりながら、ため息をついていませんか?
40代・50代になってからのこの疲れ。マッサージに行っても、栄養ドリンクを飲んでも、週末に死んだように眠っても全然取れない。
PCの画面を見ると目がかすんで頭がフリーズしたり、夕方にはイライラして家族に八つ当たりしてしまったり。
「年齢のせい?」「私の甘え?」と、ずっと自分を責めていました。でも、あまりにもしんどくて必死に調べてみたら、原因は筋肉の衰えではなく「脳のバグ」だったんです。
そこから私の、頑張らない疲労回復への挑戦が始まりました。
現代の疲労の正体は、脳の「予測誤差」
大して動いていない日でも頭がフリーズするほど疲れるのはなぜか。
情報科学の視点で調べると、キーワードは脳の「予測誤差」でした。
脳は常に「次に何が起こるか」を先回りして予測し、省エネで生きています。しかし現代社会は、不規則なスマホの通知や急な予定変更など、脳の予測を裏切る情報(予測誤差)で溢れています。
脳がこのズレを必死に修正しようとしてエネルギーを異常消費し、バグを起こした状態こそが、私たちの慢性疲労の正体だったのです。
行きついた私が、毎日やっていること
脳の計算仕事を減らすために、私が調べて行きつき、毎日実際にやっている「一番ラクな方法」がこれです。
お昼休憩:タオルで目を覆って、椅子の背もたれにもたれる
夜寝るとき:自分へのご褒美に「めぐりズム」を付けて眠る
脳のエネルギーの8割は「視覚情報の処理」に使われています。だから、お昼休みにタオルで光を完全に遮断して、背もたれに体を預けるだけで、脳の計算スイッチが一時停止して頭がすっきりします。
さらに、夜に温かい蒸気で目元を温めるのは、自律神経の中枢をリラックスさせる最高の「脳のバグ修正」になります。
私たちの根性が足りないわけでは決してありませんでした。理由が分かれば、ぐっと楽になりますよね。わざわざ高いサプリを買わなくても、今あるタオルを目の上に乗せるだけで、気づけば脳は回復モードに入ってくれます。
まずは今日のお昼休憩、手元にあるタオルでそっと目を覆って、頑張っている脳を休ませてあげませんか?
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エビデンス・出典
日付: ヘルマン・ポンツァー博士(デューク大学)のエネルギー代謝研究(2012年)
内容: 人間の総消費エネルギーは脳により一定に保たれており、肉体労働よりも「情報の過負荷による予測エラーの修正」が脳の自律神経に最も激しい疲労(酸化ストレス)を与えることが証明されています。
