恥を知れ! 徳野・旧統一教会元会長、金沢市長選出馬。「解散」の瀬戸際なのに何だそれ?
1,市長選に出馬表明している場合か? 2009年に「コンプライアンス宣言」を出した当事者ではないか!
【旧統一教会元会長、金沢市長選に出馬へ】
— 北國新聞・富山新聞 (@hokkokushimbun) November 4, 2025
来年春の金沢市長選で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)元会長の徳野英治氏(70)=金沢市内在住=が出馬へ。10日会見。#金沢市長選 #旧統一教会https://t.co/lv2N0TcLvG
こんな人物が旧統一教会の会長だったことを、信者の皆さんは恥じるべきです。
今がどういう時か分かっているのでしょうか? 旧統一教会(家庭連合)は前代未聞の宗教迫害を受け、日本の宗教史、いや日本と世界の現代史の汚点となる「令和の魔女狩り裁判」の真っ只中にあるのです。
それなのに、元会長を2回も務め、解散の是非を判断する上でキーポイントとなる「コンプライアンス(法令遵守)宣言」(2009年3月25日。広義には、同2月12日の「教会指導者に対する注意と指導」を含む総合的な指導方針)を発出した当事者が、金沢市長選に立候補とは?
宗教迫害の現実から目を背け、全国の信者を束ねる宗教者として生きた過去をかなぐり捨てて、金沢市長選に逃げるとは何たる卑怯!
これが「解散」問題が決着した後であれば、何の問題もありません。しかし、東京高裁でいつ解散命令が出るか分からず、今まさに教団は生きるか死ぬかの瀬戸際です。
2,なぜ信者たちの先頭に立って街頭遊説し、「霊感商法」「高額献金」などの非難に対し説明責任を果たさないのか?
全国の信者たちは、毎週、深夜の祈祷会に参加し、(真夏の日差しの中でも)街頭遊説に汗を流してきたし、今は冬に向かう寒空の下、凍えながら街頭遊説しているのです。
若い2世信者(いわゆる宗教2世)までが、就職・転職に不利に働くのを覚悟で顔出しで世間に訴えています。しかし、彼らは過去に行われた「霊感商法」や「正体隠し勧誘」のことなど何も知らない人たちです。
まだ若い彼らはもちろん「高額献金」の当事者でもない。「統一教会は反日だ」と批判されても、1980年代から複雑な過程をたどった日韓関係のことも、彼らはよく知らないでしょう。
そういう彼らが、昔の事情をよく知らないのに、昔のことで非難してくる連中に、一生懸命弁明したり反論したりしているのです。
その姿を見て徳野氏は何も感じなかったのか? 2世信者たちに代わり、「あらゆる事情を熟知する自分こそが先頭に立ち、自ら国民世論に語りかけなければいけない」とは思わなかったのか?
本来なら顔出しで街頭、動画、テレビにラジオ、どこにでも出て行けるはずの徳野英治氏。それが完全雲隠れで沈黙を守り、出てきたと思ったら金沢市長選ですか。
「ふざけるな!」と声を大にして言いたい。
3,教団の解散問題をほっぽらかして金沢市長選。「ふざけるな!」と言いたい
あなたが今やるべきことは、他にあるのは明々白々。
金沢市長選に逃避して、それであなたの本心は満たされるのですか?
人格完成と教勢拡大を目指して半世紀を生きてきたはずのあなたが、肝心要のこの時に、教団の解散問題をほっぽらかして金沢市長選とは、ただもう絶句するしかありません。
あまりにも無責任だ。事務所が都内なら、直接出向いて抗議したいほどです。
4,趣味は散歩? プロフィールは空白だらけ。元会長自ら「正体隠し」とは!
「毎日の散歩が日課です。歩くことが健康の基本」とか書いていますが、高齢信者まで自らの健康を顧みず深夜祈祷会に参加しているというのに、なんて呑気なんでしょうか。
「不可能を可能にする」が口癖だった徳野氏ならば、現会長の田中富広氏を陰に陽に支えて、「統一教会なんぞ滅んでしまえ」「反日団体を日本から叩き出せ」と激高する世論をなだめ、ひっくり返し、「敵を味方にする」の精神で反統一教会世論を沈静化させてくれると期待していました。
いつ公の場に姿を現し、有田芳生や紀藤正樹らをギャフンと言わせてくれるかと楽しみにしていました。
それなのに、最後の最後まで何もしないで退場とは!
プロフィールもスカスカで愕然としました。
全国大学連合原理研究会(J-CARP、原理研)の会長だった過去(1995年~)はどこへ行ったのか?
原理研東京大学学舎長だった過去をなぜ書かないのか?
徳野氏が公開した公式サイトは、以下の太字ゴシックの経歴を省いています。
1971年に統一教会に入教。
富山大学経済学部を卒業後、統一教会友好団体の「CARP」(全国大学連合原理研究会)の責任者などを歴任し、95年に日本CARP会長に就任。
2000年には日本統一教会副会長、2001年から米国・統一神学大学院に留学、宗教教育学修士取得。
2005年から西アフリカ、アフリカ大陸の責任者。
2008年5月に第11代日本統一教会会長に就任。2009年7月に会長辞任後、東北大陸などの責任者を歴任しました。
2012年12月29日に第13代日本統一教会会長に再就任し、2020年10月13日に辞任。
田中富広氏が第14代会長に就任。
元会長自ら「正体隠し」してどうするんですか? ガッカリです。
他にも書きたいことはいっぱいあります。安倍元首相との関わりです。安倍首相と自民党本部で会った写真をリークしたのは誰なのか?
5,「安倍氏と統一教会ズブズブ説」に格好の材料を与えた『朝日新聞』へのリークをなぜ止めなかったのか?
あの下らない『朝日新聞』へのリークによって「安倍元首相統一教会ズブズブ説」に格好の材料を与え、安倍氏の信用を決定的に毀損しました。
安倍氏は、どんなに弁明したくても「死人に口なし」です。今ごろ、草場の陰で歯ぎしりして口惜しがっているに違いありません。
冷静に考えれば、第2次安倍政権当時は「コンプライアンス宣言」の発出後です。改革に移行していた統一教会に選挙での応援を要請したからといって、とやかく言われる筋合いはありません。
統一教会は自民党を支持する数多くの宗教団体の1つに過ぎず、自公連立による自民党と創価学会の関係こそ「ズブズブ」と言うべきで、統一教会がそんな言葉を使えるレベルにないことは明らかです。しかし、世間はそう見てくれないのです。
安倍晋三氏を心の底から応援していた私は、ただただ悔しかった。なぜあんなことをしたのか? 報道された当時、バカじゃなかろうかと怒りで頭が破裂しそうでした。
関係者だけで撮った写真が外に漏れるはずがなく、リークしたのは間違いなく教団関係者。
安倍晋三首相(当時)の隣に立つのは徳野英治会長(当時)ですから、徳野氏は当該写真の主人公です。
その立場上、リークを止めようと思えば止められたはず。なぜ止めなかったのでしょうか? それとも徳野氏の発案でリークしたのか?
徳野氏には、信者に対しても国民に対しても説明責任があります。
原理研と統一教会の元会長として、霊感商法、高額献金、反日団体などの批判に向き合い、誤解は正し、反論すべきは反論し、謝るべきは謝るのは当然のこと。さらに、
「拉致・監禁による脱会強要(強制棄教)」事件の頻発をなぜ防げなかったのか?
12年5カ月監禁された後藤徹氏の民事裁判勝訴(2015年)の後、なぜキリスト教牧師や全国弁連(全国霊感商法対策弁護士連絡会。霊感弁連)を告発して、彼らの罪状を洗いざらい公開し、彼らが罪を認めて謝罪するまで戦わなかったのか?
なぜもっと早く、根本的な改革(今、田中富広会長の下で行われている改革)をしなかったのか? 改革が微温的だったのでは? 悩める宗教2世とその親へのケアが遅れたのでは?
などなど、徳野氏が答えなければならない問いはたくさんあるのです。
最後に、7月4日に書いたnoteをリンクして今日は終わります。
※冒頭画像は、金沢市長選出馬会見動画からの引用です。
