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RIZIN師走の超強者祭り を見たアラフィフおじさんの感想(試合動画あり) -後編-

前編の続きです。


第8試合:福田龍彌 vs 安藤達也

福田龍彌 vs 安藤達也

福田の見事なフィニッシュは良かったんですが、安藤にはもう少し勝ちに拘ってほしかったなと思いました。
安藤のレスリング力があれば、福田を漬けて魅力を消すことも出来たと思うんですが、そういう戦い方を選ばなかった安藤は負けるべくして負けたかなと…。
年齢的にキャリアのピークはそろそろだと思うので、遅れてきた怪物が遅れたままにならないように頑張ってほしいです。

福田は井上に負けたばかりなので、次戦は後藤あたりとストライカー対決というのはどうでしょうか。

第9試合:斎藤裕 vs YA-MAN

斎藤裕 vs YA-MAN

試合直前のスパーで眼窩底骨折のけがを負ってしまったYA-MANが欠場して試合中止。

当日のリング上での挨拶では弱気な発言をして榊原社長に「戻ってくるんだろ!?」と物凄い圧をかけられていて気の毒になりましたが、大勢のファンが待っていると思うので、しっかり治して戻ってきてほしいですね。

第10試合:クレベル・コイケ vs ヴガール・ケラモフ

クレベル・コイケ vs ヴガール・ケラモフ

元RIZINフェザー級王者同士の対戦。
フィジカルで上回るケラモフが打撃で攻めつつ、テイクダウンして上になるも攻め手に欠け、逆に三角締めを狙いにいったりと下から攻め続けるクレベルといった展開が続きました。3R序盤ではクレベルが下から三角で固めてケラモフを固定するも締めきれず。その後スタンドに戻るとガス欠気味のケラモフをテイクダウンしてクレベルが上になりグラウンドで圧倒。
ケラモフは判定に納得いっていないようですが、スタンドでもグラウンドでも攻め続けたクレベル勝利は真っ当な判定ではないかと思いました。

クレベルはシェイドゥラエフとの再戦を望んでいるようですが、今回のケラモフとのスタンドの打撃を見た感じだとちょっと厳しいような気がします。
寝技の攻防も見てみたい気もしますが…。

第11試合:伊澤星花 vs RENA

伊澤星花 vs RENA

誰もが伊澤の楽勝を予想していた女子スーパーアトム級タイトルマッチ。
1RにRENAの左フックで伊澤がダウンした瞬間は「もしかしてもしかすある!?」と会場は大いに盛り上がりました。
あそこで追撃していれば、すぐに立たせてスタンドを再開していれば…など、たらればがYouTubeやSNSでも語られていましたが、レフェリーが止めなかった段階で伊澤の負けはなかったような気がします。
その後の展開は伊澤の横綱相撲でした。

伊澤は強すぎて戦う相手がいないようなので、RIZINには海外の強豪選手を連れてきてスーパーアトム級を盛り上げてほしいですね。

第12試合:井上直樹 vs ダニー・サバテロ

井上直樹 vs ダニー・サバテロ

自慢のガスタンクを搭載したサバテロと、毎回スタミナが心配される井上によるバンタム級タイトルマッチ。
日本の塩が扇久保ならアメリカの塩はサバテロ…といった印象で、とにかく無尽蔵なスタミナを武器に無限テイクダウンを狙ってきます。
2Rまでは井上が若干有利にも見えましたが、最終ラウンドのパウンドとサッカーボールキックがジャッジに響いたようで、井上直樹の王者陥落に終わりました。

試合前まで散々口汚く井上を罵っていたサバテロも試合が終わればノーサイド。まぁ実際は良い奴だということはみんな分かってましたよね。

ベルトダッシュ後は同階級の選手たちへの口撃が早速始まっていましたがw

第13試合:扇久保博正 vs 元谷友貴

扇久保博正 vs 元谷友貴

日本のメラブ・ドバリシビリになりつつある扇久保とテクニシャン元谷のフライ級タイトルマッチ。
これまでRIZINのYouTubeでチラチラと扇久保の試合を見てはいましたが、正直なところあまり面白くないと思っていました。

公式の動画のサムネに「おぎの塩」なんて出されるくらいネタにされているチャンピオンですが、今回はお互いの意地がぶつかり合う素晴らしい試合でした。
ドン・フライ vs. 高山善廣やマックス・ホロウェイ 対 ジャスティン・ゲイジーの殴り合いには及びませんが、終盤の殴り合いはそれに近い凄まじいものがありました。
相手を塩漬けする戦いから今回のような熱い戦いまでオールラウンドにこなして相手に勝つことができる扇久保に勝てる選手はしばらく出てこないのではないでしょうか。

上位陣とだいたい試合をしてしまったので、次当たりは若手に胸を貸す的なマッチメイクになるのか、はたまた海外の強豪外国人をどこかから連れてくるのか…2026年のマッチメイクが楽しみです。

第14試合:ホベルト・サトシ・ソウザ vs イルホム・ノジモフ

ホベルト・サトシ・ソウザ vs イルホム・ノジモフ

対戦相手の野村駿太が前十字靭帯損傷などの大けがで欠場してしまい、当初ベイノアと対戦予定だったノジモフがライト級タイトルマッチで急遽戦うことになりました。
そして突然訪れた驚愕のKO劇。
ノジモフは試合前からタックルに膝を合わせるつもりで練習していたようで、本番でそれが見事に炸裂しました。合わせようと思ってもなかなかできることではありませんし、次も同じようにできるかと言えば難しいとは思いますが、大晦日はノジモフの日だったんでしょうね。

あまりにも早い結末だったので、いずれダイレクトリマッチは行われると思いますが、サトシは少し休みたい旨のコメントをしていたので、RIZINライト級はしばらく戦乱の時代に突入しそうです。

第15試合:ラジャブアリ・シェイドゥラエフ vs 朝倉未来

ラジャブアリ・シェイドゥラエフ vs 朝倉未来

誰がシェイドゥラエフに勝てるんだ?と無理ゲー感の漂うRIZINフェザー級ですが、RIZIN10周年の大晦日興行を成功させるために我らが朝倉未来が立ち上がりました。
どう転んでも勝ち目はないと思っていましたが、予想通り圧倒的なパワーと打撃を見せつけられてTKO負けとなりました。

ネットではテンカオが当たれば、左フックが当たれば…みたいな「宝くじが当たったら家を買う」みたいな実現が難しそうな「もしも論」が散見されましたが現実は甘くありません。
ここまで強いと対戦すること自体が罰ゲームのように思えてきますが、彼と戦いたいと思っているフェザー級ファイターはどのくらいいるのでしょうか…。
2026年も何試合かすると思いますが、RIZINフェザー級が焼け野原にならないか心配でなりません。

以上「RIZIN師走の超強者祭り」を見た感想でした。
RIZINはUFCと比べると選手層が薄いので、上位陣が固定されると新陳代謝が起きづらいような気がするので、次回のRIZINで参戦予定の桜庭大世や相本宗輝には是非頑張ってほしいところです。

ルイス・グスタボ vs. 桜庭大世
ビクター・コレスニック vs. 相本宗輝


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