【四国横断紀⑧】Day3「西海のリアス式海岸とかつおさしみ定食」

Day3の朝、宇和島は大雨。お昼前まで降り続くという。待っていてもしかたないので、出発。

今回の記事では、
1 西海のリアス式海岸・漁港・漁村集落
2 高茂岬
3 深浦漁港・市場食堂かつおさしみ定食
を紹介します。「外泊」は次回の記事(最終章)になります。
1 西海のリアス式海岸・漁港・漁村集落
「西海」という海域が地図にあるわけではありません。かつて「西海町」がありましたが、2004年市町村合併により愛南町となりました。きっと、西海町時代の「西海」は「豊後水道」又は「宇和海」を意味していたのだという推測の下に、「西海」の名称を使います。

このあたりは複雑な海岸線です。いわゆるリアス式海岸。いくつもの漁港・漁村集落があります。
通行人A(ワタシ)は、ここを車を走らせていますが、自分の位置がわかっていません。
ともかく、西海の海岸線だということだけ。
真珠養殖いかだ
宇和島市から愛南町にかけてのリアス式海岸では波穏やかな袋状の湾があちこちにあり、これが真珠養殖に向いているのだという。
生産量は、全国シェア4割前後。三重県、長崎県を超え、全国一。まさに「真珠王国」です。(「愛媛のトリセツ」昭文社より)
←え? そうなの。知らんかったよ!



外科手術のような「核入れ」を行った母貝・アコヤ貝は、まずは静かな海で養生。1ヵ月後からは潮流の速い沖合につるされる。1年で「当年物」ができる。もう1年養殖を続け、品質のよい「越し物」も生産している。(「愛媛のトリセツ」昭文社より)








由良(ゆら)という地名

「ゆら」の地名由来は、「海や風が激しく波を揺り動かす場所」や「波に押された砂が地形をならす場所」という海辺の地形に由来するという説が有力」です。(AIより)
「揺れ(る)」は「ゆら」から来ているのでしょうか?
「由良」の地名は、全国にたくさんありそうです。身近な和歌山にも淡路にも。そして京都にも由良川があります。その実態は厳しい地形を意味するとしても、美しい言葉(発音)であると思います。
船越運河完成記念碑(由良半島)
細長い由良半島。海上交通しかない時代、北の海と南の海は由良岬を回って、いかにも遠い。そこで半島の中央付近の地峡・船越の地に開削されたというのが船越運河。
延長200m、幅員25m、水深5m
竣工 昭和41年
管理者 国土交通省(開発保全航路)

運河以前、小型船はここで陸揚げされ横断していたという。それで「船越」という地名なんやね。
←西海の果てに、知らん凄いこといっぱいやわ!
2 高茂岬
高茂岬は、西海半島にあり、今回の旅の、ほんとうの西の果てです。




高茂岬も海もガスですっきりしない。その魅力を体験せずに折り返すしかない。心残りですがしかたありません。

3 深浦漁港・市場食堂かつおさしみ定食
お昼はどこにしましょうかね。
愛南町で水揚げされた新鮮なかつおが食べられるところは数軒しかなく、そのうちの一つ、深浦漁港・市場食堂にやってきました。漁港やから間違いなくおいしいはず。








食レポしません。今まで一度も食べたことのないかつお!とだけ。
なんとおいしすぎぃ!!!


かつおといえば高知県。愛南町深浦漁港は、かつおが水揚げされる愛媛県最南端の漁港らしいです。深浦のすぐ隣が高知県ですもんね。
決しておいしいたべもののみに釣られるわけではなく、西海の愛南町にまた来よう。もっと深く、地理(半島や岬)や歴史、産業、農漁村集落を訪ねてみたいものと思った。
つづく
2026.7.1
投稿 7.17
次回は、最終章。「外泊・石垣の里」を訪ねます。この雨の石段ですってんころり、となりそう、、、
