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違和感を覚えやすい自分を、変えなくてもいい

私は、仕事をしていると人よりも違和感を覚えやすいほうなのかもしれません。

「なんでこんなやり方をしているんだろう」
「この説明、少しおかしくないか」
「目的とやっていることがズレていないか」
「この作業、本当に必要なのだろうか」

そんなことが気になってしまいます。

周りの人が特に何も言わずに進めていると、

「自分が気にしすぎなのかもしれない」
「もっと図太くなったほうが楽なのかもしれない」

と思うこともあります。

でも最近、少し違う見方をするようになりました。

違和感を覚えやすいこと自分を無理に変えなくてもいいのではないか。

そう思うようになったのです。

違和感は問題を見つける入口になる

仕事をしていると「何か変だな」と思う瞬間があります。

何が問題なのかをまだはっきり言葉にはできない。

けれど、その違和感を放置せずに考えていくと、

「この手順は二重作業になっている」
「役割分担が曖昧だから確認が増えている」
「目的が共有されていないから、判断基準が人によって違う」

といった問題が見えてくることがあります。

最初から問題点が明確に分かるわけではなく、多くの場合、「なんか変だ」という感覚が先にあります。

つまり違和感は問題そのものではなく、問題を見つけるためのセンサーのようなものです。

私はこれまで業務改善やシステム開発の仕事をしてきました。

振り返ってみると問題を発見するときも、

「ここ、なんかおかしいな」

というところから始まることが少なくありませんでした。

そう考えると、違和感を覚えやすいことは必ずしも欠点ではありません。

使い方によっては仕事の強みにもなるのです。

ただ、環境によってはひどく消耗する

問題は、その感度をどこで使うかです。

違和感に気づいて、「ここを変えたほうが良いのではないか」と考えられる環境なら、その感覚は役に立ちます。

しかし、違和感に気づいても何も変えられない。

目的や背景も十分に共有されない。

自分で考えて動くより、細かな指示に従うことを求められる。

そんな環境では話が変わります。

違和感を一つ拾うたびに、「なぜこうなっているんだろう」と考える。

でも自分には変える権限がない。

また次の違和感が出てくる。

これを繰り返しているとかなり消耗します。

違和感を見つけられる能力が、その環境では価値にならないからです。

むしろ、気づかないほうが楽だったりします。

「気にしないようにする」だけでは解決しない

こういうとき、

「もっと気にしなければいい」
「仕事なんだから割り切ればいい」
「どこの会社でもそんなものだ」

という話になりがちです。

もちろん、すべての違和感に反応していたら疲れるし、どうでもいいことを流す力も必要でしょう。

でも、自分が何度も同じ種類のことに引っかかるのであれば、「どうすれば気にしなくなるか」だけを考えるのは少し違うのではないかと思います。

なぜ自分はそこに違和感を覚えるのか。

そのほうが大事です。

たとえば、

自分で考えて仕事を進めたいのに、細かく指示されることが苦しい。

成果につながらない作業を続けることが苦しい。

理由も分からないまま、決められたことに従うのが苦しい。

そうであれば、それは単なる「気にしすぎ」ではなく、

自分が仕事で何を大切にしているのかを教えてくれている可能性があります。

強みは場所によって姿を変える

同じ特性でも、場所が変わると意味が変わります。

細かな違和感に気づく人が、何も変えられない環境にいれば、

「いちいち気にする人」

になってしまうかもしれません。

でも、その人が顧客の困りごとを見つけたり、業務の問題を発見したり、商品を改善したりする立場になれば、

「よく気づく人」

になります。

本人は何も変わっていません。

変わったのは、その力を使う場所です。

だから、自分の弱点を直すことばかり考える前に、

「この特性は、どこなら価値になるだろう」

と考えてみてもいいのではないでしょうか。

自分を変えるより、働く場所を変える

仕事で違和感を覚えることが多いと、「自分は組織に適応できないのではないか」と思うこともあるでしょう。

でも、その結論を出す前に考えたいことがあります。

本当に自分に問題があるのか。
それとも、その環境では自分の強みを使えないだけなのか。

自分を無理に鈍感にする必要はありません。

違和感を覚えやすいなら、その感覚を使える仕事を選ぶ。

自分で考えることが好きなら、自分で判断できる範囲を増やす。

今いる環境でそれが難しいなら、環境を変えることも考える。

さらに、自分が望む環境そのものを、自分の仕事としてつくるという選択肢もあります。

違和感は、ときに「ここは自分のいる場所ではない」と教えてくれます。

同時に、

「では、自分はどんな仕事なら力を発揮できるのか」

を考えるきっかけにもなります。

違和感を覚えやすい自分を、無理に変えなくてもいい。

その感覚を消すのではなく、

どこで使えば価値になるのか。

そちらを考えたほうが、自分に合う働き方へ近づけるのではないでしょうか。


もし今の働き方に違和感があるなら、その違和感を「我慢するしかないもの」で終わらせなくてもいいと思います。

自分はどんな働き方を望んでいるのか。
どんな仕事なら、自分の経験や強みを活かせるのか。
そして、それをどう自分の収入につなげていくのか。

固定記事『自分が望む働き方を実現するために、自分の仕事で収入をつくる』では、私が今考えていることを、もう少し詳しく書いています。

今の働き方に違和感があり、この先の仕事を自分で考えたい方は、よければ読んでみてください。


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