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法務視点で読むマンガ〜契約法務編⑮〜

今回は、契約法務編の第十五話です。

前回はこちら:

今回は、「契約書を巻き直すことになった場合、どの点に注意すべきか」というテーマについて、見ていきたいと思います。

男性社員の方は、「契約書を一度締結したが、事情があって巻き直すことになった。この場合、どんな点に気をつければよいのか」と疑問を感じています。
実務では、条件変更や手続上のミスなどを理由に、既存の契約を整理したうえで、新たに契約を締結し直す場面も少なくありません。

このような場合に重要なのは、「以前締結した契約をどう扱うのか」を、新しい契約書の中で明確にすることです。
単に新しい契約書を作成するだけでは、過去の契約が有効なのか、それとも失効するのかが曖昧なまま残ってしまいます。

そのため実務上は、「以前締結した契約を終了させるのか」「内容を引き継いだうえで置き換えるのか」といった点を、新しい契約書の中で整理しておくことが重要です。
これにより、どの契約内容が現在有効なのかを、当事者間で明確に共有することができます。

もしこの整理を怠ると、後から「どの契約が適用されるのか」「過去の契約も生きているのではないか」といった混乱が生じかねません。
特に、契約期間や責任範囲に関する条文は、二重に存在するとトラブルの原因になりやすい点に注意が必要と言えるでしょう。

「新しい契約を作ればそれで終わり」と考えるのではなく、契約全体を一本化する意識を持つことが、契約実務では重要です。

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たけうち|法務とコンプラのnote ここまで読んでいただいて誠にありがとうございます!少しでも皆様のお役に立つことを祈っております。