【心の守り方】認知症でエアコンの使い方が分からなくなってしまった時
🔶認知症になると、今まで当たり前に使えていたエアコンのリモコン操作が難しくなることがある。

そのため、暑いからエアコンをつけたいと思っても
どのボタンを押せばいいか分からない
冷房ではなく暖房にしてしまう
設定温度を変えてしまう
操作方法そのものが分からない
といったことが起こる。
その結果、部屋の温度がどんどん上がり熱中症のリスクが高まってしまう。
家族は何度も確認したり設定し直したりすることになり、少しずつ疲れていく。
🧠左脳の仕組み

左脳は、どうしても「ちゃんと分かってもらわなきゃ」と考えやすい。
① エアコンの使い方を理解してもらわなきゃいけない
② 何度も同じ説明をしなきゃいけない
③ 熱中症にならないように、自分がしっかり管理しなきゃいけない
💡十分がんばっているのに、この「ちゃんと使えるようになってもらわなきゃ」が自分をどんどん疲れさせてしまう。
さっき説明したのに、なんでまた分からなくなるの、何回教えればいいの…
そう感じてしまうのは当然のこと。
それは、同じ対応を何度も一人で背負っている状態だから。
自分を責める必要はない。

🧠右脳で考えてみる

このように考えてみる。
① 本人はわざと間違えているわけではない
② 暑いことは分かっていても、操作方法が分からなくなっている
③ 毎回理解してもらうことより、自分が疲れ切らないことも大事
「なんでできないの」ではなく →「リモコンの使い方が分からなくなっているんだな」
「また間違えてる」ではなく →「暑い中でも何とかしようとしているんだな」
「ちゃんと覚えてよ」ではなく →「認知症によって難しくなっているんだな」
そう考えるだけでも、少し受け止め方が変わる。
💡「正しく操作できるようになってもらうこと」よりも、「こちらがつぶれない受け止め方をすること」を一番に考える。
完璧に対応することより自分の心を守りながら向き合うことの方が大事。
毎日気にかけているだけでも、十分に価値があり立派なこと。
🔶もう一つ大事なこと
この問題は環境や仕組みでも軽減できる。
① リモコンの必要なボタン以外を隠す
② 「ここを押せば冷房」と分かるようにシールを貼る
③ 家族が遠隔でエアコンを管理できるようにする
④ 操作しなくても快適な温度になる仕組みを作る
毎回その場で止める介護ではなく、最初から迷いにくい形に変えていく。そうすると、本人も動きやすくなり、介護する側の負担も少し軽くなる。
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