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「働き方改革」は、環境を最大限利用してよりよい働き方を模索していくことが大切だ

「働き方改革」が叫ばれて久しい今日この頃ですが、皆さんの職場では、どう進んでいるでしょうか?教員の方も、そうでない方も、働き方改革は待ったなしの状況が続いているでしょう。

私の勤務校では、フレックス勤務や業務改善等、働き方改革に向けて様々な施策が進んでいます。

ところで、何のために働き方改革をするのか、目的は何なのか、年末の長期休暇中に考えることがありました。

働き方については以前から興味があり、ミニマリストを目指している私にとって、ミニマルでシンプルな働き方を心掛けています。

では、働き方改革って、働く我々教職員の仕事量が削減されれば、それでよいのでしょうか?我々教職員が、楽になるような職場になれば、成功と言えるのでしょうか?

私は、これらは半分正解、半分間違いであると考えます。

そもそも、かつて仕事量が膨大で昼夜問わず、土日も問わずに働き続ける教職員の現状を打開することが問題視されていました。

あるテレビで小学校教員の生活について密着した映像を見たことがありますが、午前1時ごろ起床し、授業準備や採点、校務分掌等を進める姿が公開されていました。はっきり言って狂気の沙汰です…!

こんなことまでして教員になりたいという若者は現れないでしょう。

かという私も、以前は午前2時ごろ置き、4時半まで仕事をしてまた寝て6時半頃に起きて仕事に行くという生活を送っていました。次の日の授業が心配で、寝たくても中途覚醒をして深夜に起きてしまうのです。

仕方がなく、一度起きて仕事を進めて、眠くなったらまた寝るのですが、当然睡眠の質は悪いので、運転しながら寝落ちしそうになったことが幾度となくありました…

そんな中での仕事は、もちろん生産性が上がるわけがありません。若さの特権である勢いでこなしていたのが正直なところです。

「何のために、働き方改革をするのか?」を学校で考えなくてはなりません。なぜなら、学校の最も大切な活動は授業であるからです。

授業は準備なしでできるはずもなく、また準備はやろうと思えば何時間でもやれてしまうところがあるからです。

そして、教師にとって、授業準備の時間はほとんどといっていいほど就業時間に設定されておらず、自分で捻出するしかないのです。かといって、職員室で教材研究をするのは難しいのが現状です。私自身だけかもしれませんが…

1人、ゆっくりとした場所で教材を考えたいから、教室でするか、自宅でするかしたいのです。しかし、あまり仕事を家に持ち帰りをするのはよろしくない雰囲気があります。全て仕事は学校で終わらせることがカッコいいという人も一定数存在します。

「家に帰ったら、働きたくないから全て学校で終わらせるんだ!」

できる人は、それでいいと思います。否定はしません。

ただ、現在「ノマドワーカー」、「在宅勤務」という言葉があるように、働く場所は自分で決めることができる時代です。学校や職員室に縛られずに、自分で働きやすい場所を探したり、作ったりすることも大切なのではないかと思うのです。

何なら、わざわざホテルに泊まって仕事をする強者もいるほどです…!

つまり、どこで働くかを自分で決め、より効率的な成果を出せるかも働き方改革なのではないかと思うのです。

そういう意味では、フレックス勤務はすばらしいと思います。早めの出勤も勤務時間にカウントされれば、人が少ないゆっくりとした時間で仕事を進めることができます。年休を取らずとも、早めに帰宅することもできるのです。

教員がブラックだと言われる所以の1つに、休日も平気で働かなければならない所だと思います。授業準備や成績処理など、どうしても勤務時間に終わらない仕事は当然時間外に行わなければなりません。

しかし、教材研究を進めようと思えば、休日のゆっくりした時間帯にじっくり働くことができるのです。それが、私にとって必要な時間だったりします。何の準備もなしに授業に臨んでも、はっきり言って絶望しかないからです…!

ベテランで授業を何千回もこなしてきた方々ならまだしも、若手の教師にとって、準備は必須でしょう。その仕事を主体的にするために、気持ちよく働くために、働き方改革が必要ではないかと思うのです。

「教育で語られがちなこと その奥にあるもの」を読み、働き方改革について言及していました。その際、環境について述べていました。

環境に左右されるのが三流
環境に左右されないのが二流
環境に屈しないのが一流
環境をも利用するのが超一流

「教育で語られがちなこと その奥にあるもの」

上記の言葉を借りるなら、現代の学校の働き方に関する環境に左右されず、さらには環境に屈せず、その環境も利用してよい働き方を実現することが求められているのではないのでしょうか。そこまで言ったら超一流になってしまうのですが、現状の学校、教室、教材、保護者、地域を「環境」と見なせば、その環境を最大限利用してよりよい働き方を模索していくことが我々には求められていると感じます。

現状に愚痴を言い合ってスッキリするのではなく、よりよい教育、よりよい授業、子供たちのよりよい成長を目指してどんな働き方をすればよいか、考えたいものです。

最優先事項は、子供の成長です。そのために、授業準備を手を抜いてまで働き方改革を進めるのは、本末転倒なのではないでしょうか。そのために、本当に改革すべきは何かを考えていく必要があるなと考えながら、3学期に臨みたいと思います。

今日の記事は以上になります。
最後までお読みくださりありがとうございました。

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