同人オタクが新人女子プロレスラーにハマった話 第二話『オタク、サイン会行くってよ』
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こんにちは、さんせ三世です。
前回のnoteでは、
「怪我で欠場中の金屋あんね選手にハマって、
ファンアカを作って、ファンクラブや配信に入り、
地元大会とサイン会の申込みボタンを押すところ」
までを書きました。
……と、ここまでは良かったのですが。
その後の私はというと、同人誌活動に気合いが入りすぎて、まさかの二週間入院というオチを迎えます。
■ 二週間の入院と「金屋あんね選手復帰」のお知らせ
原稿って、気合い入れれば入れるほど、
「睡眠」「食事」「休憩」を削りがちです。
そして、それはきっちり身体に返ってきます。
検査をして、お医者さんにいろいろ言われて、
ベッドの上で天井を見ながら思いました。
「いや、ほんとオタクって極端だな……」
そんな入院生活の真っ只中、
スマホに一つの通知が飛び込んできます。
【浜辺纏選手、金屋あんね選手が12月8日(月)後楽園ホール大会より復帰!】
— スターダム✪STARDOM (@wwr_stardom) November 30, 2025
負傷箇所の治療のため長期欠場しておりました浜辺纏選手、金屋あんね選手が、12月8日(月)後楽園ホール大会から復帰することが決定いたしました。… pic.twitter.com/BI82lpQoDn
「金屋あんね選手 復帰のお知らせ」
……え?
一瞬で目が覚めました。
■ オタクってすごい:推しに会えると思ったら、みるみる元気になる
「オタクってすごいですね」と言われたら、
この一連の出来事を差し出したいくらいです。
推しの復帰が決まった。
しかも、前日にサイン会がある。
そして、そのサイン会のチケットはすでに持っている。
そこまで条件が揃うと、人間って本当に元気になるんですよね。
• 数値がどうこうより先に、メンタルがぐいっと上がる
• 「退院するまで絶対生き延びる」という謎の生命力が湧いてくる
• リハビリメニューも「いや、あんね選手に会わなきゃいけないんで」と妙に前向きになる
もちろん、無理はしていません。
でも、目的があると「がんばろう」の質が変わるんだな、と実感しました。
ありがたいことに、心配してくれる友人や「ちゃんと休め」と叱ってくれる友人にも恵まれていました。
一方で、病み上がりの私に刺さる一言を投げてくる人もいて、「なんで今それ言うの…?」とベッドの上で天井を見つめる夜もありました。
それでも、このときの私は
「あ〜あんね選手に会えるし別にいっか」
と、本気で思っていました。
普段はわりとなんでも引きずるタイプなのに、この時期だけは、超プラス思考モードに入っていたと思います。
──そして、ここから“あんねブログ”の話です。
■ 「あんねブログ」と、距離の近さ
あんね選手は、復帰までの間
ファンクラブのブログで 「あんねブログ」 を更新してくれていました。
• 私生活や趣味の話
• いま考えていること
• ファンに向けた小さなメッセージ
一つ一つの文章が
「待っていてくれる人がいるから、ちゃんと戻りたい」
という気持ちで書かれているのが伝わってきて。
画面越しではあるけれど、こちら側に手を伸ばしてくれているような距離感でした。
私にとっては
「あんね選手の復帰を待つ時間」=「あんねブログを読む時間」
でもあって、退院後の生活リズムの中にも、
少しずつその習慣が入り込んでいきました。
(ちなみにあんねブログのタイトルが「金屋、〇〇」という表記なので、当noteのサブタイは完全リスペクトです)
■ (少し話が逸れますが)復帰までのカウントダウンイラスト企画
ここで一旦、話を少しだけ逸らします。
復帰のニュースが出てから、
私はどうしてもやりたいことがひとつありました。
【#金屋あんね 選手復帰カウントダウン】
— さんせ三世🌅 (@Sunset_luminous) December 5, 2025
12/8の復帰を全力でお祝いしたくて…
今日から勝手に3日間カウントダウンFA企画をやります!🌺🔥
タグは今後使うFA用に#ちばりよあんね
でまとめていきます!
あんね選手!復帰に向けてちばりよ〜!!🌺
(本編3枚は明日から12/7まで順に昼投稿予定です!) pic.twitter.com/hX8QJTr2YN
「金屋あんね選手・復帰までのカウントダウンイラスト企画」
サイン会当日が復帰前日──その日までの三日間で、三枚のイラストを投稿することにしました。
以降FA用に「#ちばりよあんね」というタグも加えたのはこの頃からです。
プロレスの世界で大事な数字──“3カウント”
それに合わせて、三枚のモチーフを決めました。
【金屋あんね選手復帰カウントダウン|Count 1】
— さんせ三世🌅 (@Sunset_luminous) December 5, 2025
1日目は!これだけは外せない!三角チョコパイ!🍫
あんね選手の熱量が毎回すごすぎて読む度に「ここまで愛せる好物がある人生幸せだな…」と、なら描くしかない!という勢いで描きました
復帰まであと3日!#ちばりよあんね#金屋あんね#STARDOM pic.twitter.com/F0vIhq4yfW
1枚目は
あんね選手が好きだと公言していた 「三角チョコパイ」 のイラスト。
まずは日常の「好き」から入りたくて、一枚目のカウントとして描きました。
【金屋あんね選手復帰カウントダウン|Count 2】
— さんせ三世🌅 (@Sunset_luminous) December 6, 2025
2日目は10月〜11月のセコンド姿🌺
欠場中でもリングに立つ選手を支えて
また前に進もうとしていたその背中が
ずっと忘れられなくて、絵に残しました
復帰まであと2日
リングで会えるのを楽しみにしてます🌺#ちばりよあんね #STARDOM #金屋あんね pic.twitter.com/27K22AszHB
2枚目は
怪我で欠場している間に、リングサイドでセコンドに徹する姿。
戻るために、遠くからではなく「近くで支える」時間があったことが、私にはすごく印象的だったからです。
【金屋あんね選手復帰カウントダウン|Count 3】
— さんせ三世🌅 (@Sunset_luminous) December 7, 2025
最終日はあんね選手が戻ってきたら
真っ先にまた見たい「ドロップキックの瞬間」を。
練習の報告、リングシューズの慣らし…ラストはこれしかないと思いました。
明日、ついにリング復帰。#ちばりよあんね ちゃん🌺🔥#金屋あんね#STARDOM pic.twitter.com/xUTcIwTIsi
ラストである3枚目は
復帰後にきっとまた見たいと思っていた
ドロップキックを放つ瞬間のあんね選手のイラスト。
• 1枚目:日常の「好き」(三角チョコパイ)
• 2枚目:リングのそばで待つ時間(セコンド)
• 3枚目:再び空を切る瞬間(ドロップキック)
そんなイメージで「スリーカウント」のように三日連続で投稿しました。
元々私は、カウントダウン企画そのものが大好きなんです。
• 待っている時間を、ただ消耗させるのではなく
• 自分の手で「楽しみ」に変えていく作業
みたいなところがあって、
今回も溢れる想いを我慢できませんでした。
病み上がりだったはずなのに、
ペンを持った瞬間、全然ブレーキが利かなくて。
「あ、これ完全に筆が乗ってるやつだ」
と、自分で笑ってしまうくらいには
描くことが「元気の証明」みたいになっていたと思います。
そして三枚目を投稿し終えた日が、サイン会の前日。
まさに「カウント3」でゴングが鳴るような気持ちで、当日を迎えました。
■ 無敵モードで挑む、人生初のサイン会
そんなこんなで、私は無事に退院し、
「無敵モード」のテンションでサイン会当日を迎えます。
……と言いつつも、
完全に緊張がゼロかと言われれば、まったくそんなことはなく。
私はそれまでにも
まったく別ジャンル・別業種の方のイベントで
接触系イベントに参加したことはありました。
ですが……
• 形態も違う
• そもそも業種も違う
• 「選手」との対面イベントは初めて
ということで、胸の鼓動はしっかりバクバクです。
「いや、超プラス思考モードとはいえ、
初の対面イベントはやっぱり怖いわ……」
それでも
「推しが待っている場所に行く」 という事実が
すべてを上書きしていました。
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■ どうしても聞きたかった「アイドルマスター」の話
サイン会に行くにあたって、
ひとつだけ、心に決めていたことがありました。
「アイドルマスターの話をしよう」
金屋あんね選手に強い親近感を覚えた理由のひとつが……「アイドルマスターが好き」 という事実でした。
はいたい🌺
— 金屋あんね (@anne_stardom) April 4, 2025
今日はプロレスの動画観たり、
趣味の時間にあてて過ごそうかな〜と考えています。
皆様、お昼ご飯は何食べましたか?
私はハンバーグ食べようかな🤭
ゆんたくしながら、金曜日ちばっていこ〜💪
写真は社会人時代の金屋とアイマスの星井美希ちゃんです♪#金屋あんね#STARDOM pic.twitter.com/WMNWBfkj1W
私自身、アイマスシリーズをこよなく愛するオタクです。
いわゆる 「全マス」 に手を出しているタイプで
• デレマス
• シャニマス
• 765(ミリオン)
• 学マス
• その他いろいろ…
幅広く追ってきました。
本来なら
「復帰戦の意気込みとか聞けよ!」という話です。
脳内ツッコミもこうです⬇️
「いやお前、明日の後楽園での復帰戦について聞けよ」
「“復帰おめでとうございます、頑張ってください”だけじゃないのか?」
それでも、どうしても聞きたかった。
なぜなら、あんね選手が
アイマスEXPOの写真を投稿していたからです。
プロデューサーの皆様!”HELLO!!”
— 金屋あんね (@anne_stardom) April 4, 2025
沖縄県出身プロレスラーの金屋あんねと申します🌺
アイマスコンテンツが昔からずっっと大好きなんです!!
アイ NEED YOUの存在になれるように
315の景色とメッセージを伝えていくので応援よろしくお願いします♪#アイマス最高
ps.響ちゃんパネルなかったんです😭 https://t.co/bMJghjskDO pic.twitter.com/rdql0ELMQK
実はそのアイマスEXPO内の──
「アイマス初の公式公認同人誌イベントブース」に
私はサークルとしてブース参加していました。
同じ空間にいた、という事実。
同じ作品を好きでいる、という事実。
「これはもう、聞くしかないでしょ」
と、オタクのスイッチは完全に入っていました。
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■ Twitterで情報収集、ATCギャラリーへ
\サイン会まであと2週間✨/
— スターダム✪STARDOM (@wwr_stardom) November 19, 2025
名古屋・大阪サイン会まであと2週間‼️
名古屋会場は完売ですが、大阪会場はまだ余裕ございますので、ご希望の方はお早めに🏃♀️
好きな選手とお話しできるチャンス⭐️
🗓️ 12月7日(日) ATCギャラリー
☀️昼の部https://t.co/gIQUJkDMbp
🌙夜の部https://t.co/iP5zTpzQeL pic.twitter.com/nZYMZ65BaR
サイン会当日までに、
Twitter(X)のタイムラインで
できる限りの情報を集めました。
• 会場の入り口はどこか
• 並び方の雰囲気
• 服装や持ち物の参考
• だいたいのタイムテーブル
そして当日。
寒空の下、慣れないATCギャラリー周辺を歩きます。
方向音痴気味の頭で案内板とにらめっこしつつ、
ふと視線を上げると、そこには見覚えのある光景が。
• STARDOMのTシャツ
• 各ユニットカラーのタオル
• 推し選手のグッズを身にまとったファンの方々
「あ、ここだ」とすぐに分かりました。
同じものを好きな人たちが集まっている場所って、
初めての会場でも、不思議と「帰ってきた感」があります。
■ いざ、サイン会の列へ:システムとドキドキ
今回のサイン会は、
ポートレートにサインをしてもらう形式でした。
流れとしては
1. チケットについている「ポートレート引換券」を持って引き換えブースでポートレートを一枚ゲット
2. 会場内のグッズ売店で、対応するポートレートを購入
3. サイン会ブースへ移動し、選手ごとのレーンに並ぶ
という形です。
最前列で待つファンの方を
「鍵開け」と呼ぶらしい──という知識も
Twitterで事前に仕入れていました。
列に並びながら……
頭の中ではひたすらシミュレーションが回ります。
• 「アイマスの話、どう切り出す?」
• 「方言を混ぜるかどうか」
• 「“ちばってください”を噛まずに言えるか」
心臓はドキドキしっぱなしでしたが、
もう列を抜けるという選択肢はありませんでした。
■ ユニットごとの呼び込み、そして無所属(新人枠)のあんね選手
しばらくすると、サイン会エリアにアナウンスが入ります。
各ユニットごとに選手たちが呼び込まれ、
それぞれのテーブルに座っていきます。
歓声が上がり、
拍手が起こり、
会場の空気が一段階ふくらむ。
そして最後に
無所属(新人枠) として新人のみなさん、そして……
金屋あんね選手が呼び込まれました。
姿が見えた瞬間、心の中で叫びました。
本日昼、夜サイン会ありがとうございました!
— 金屋あんね (@anne_stardom) December 7, 2025
会えて本当に本当に嬉しかったです。
皆様にかけていただいた優しいお言葉を胸に
明日、行ってくるね。#STARDOM#金屋あんね pic.twitter.com/HphVxMyYxd
「えっ!? かわいすぎん!?!?」
画面越しで見ていたあんね選手が、
目の前の空間にいるというだけでもう、
情報量が多すぎて処理しきれません。
この時の気分を一枚で表すなら……

■ ついに、目の前で話した「アイマス」と「復帰戦」
自分の番が近づきます。
ポートレートを手に持ち、
心臓は相変わらずバクバクです。
そして、ついに。

金屋あんね選手が、
まっすぐこちらを見て、笑顔で迎えてくれました。
「初めまして〜」
その瞬間、頭の中のセリフ帳が
一瞬真っ白になりかけたものの──
なんとか、事前に決めていたことを口に出せました。
• アイマスが好きだと聞いて、すごく嬉しかったこと
• 自分もアイマスが大好きで、担当アイドルを聞きたかったこと
• まさか同じ現場にいたかもしれないこと
あんね選手は、
とてもにこやかに、ちゃんと目を見て
その話を聞いてくれました。
サイン会の最中……あんね選手がふと、こんなことを言ってくれました。
「イラスト、いつも拝見してます!
壁紙にしてますし、家族にも友達にも見せてるんですよ〜」
ベッドの上で「退院まで絶対生き延びる」と念じながら描いていた絵が、いまはあんね選手のスマホの中で、誰かに見せてもらえている。
そう思ったら、胸の奥でカチッと何かが噛み合った気がしました。
——あ、オタクやっててよかったな。
退院からはじまった「金屋あんね選手を推す時間」は、
この一言で、少しだけ私の中で“ご褒美付きの宿題”に変わった気がします。
そして、最後にどうしても伝えたかった一言も、
ちゃんと口にできました。
「明日の復帰戦、応援してます! ちばってください!」
沖縄の言葉で「がんばってください」のニュアンスを込めた「ちばってください」
噛まずに言えた自分を、
この時ばかりは褒めてあげたいです。
サインをしてもらい、
少しお話をして、
お礼を伝えて、その場を離れました。
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■ 息が抜けて、帰り道
サイン会のスペースを出た瞬間、
それまで張り詰めていた息が、一気に抜けました。
「あ、終わった……ちゃんと話せた……」
全身の力がふわっと抜ける感覚のまま、
いとこに迎えに来てもらい、そのまま無事帰宅。
家に帰ってから、
改めてサイン入りのポートレートを眺めて、
じわじわと実感が追いついてきました。

「本当に、あんね選手に会えたんだな」
「入院してた頃の自分、よくここまで来たな」
あの時の自分にとって、
このサイン会はただのイベントではなくて、
• 入院から退院までの時間
• オタクとしての「生き延びたい理由」
• 画面の向こうの“夢”が、現実の距離に降りてきた瞬間
その全部が折り重なった、
とても大きな節目だったと思います。
この続きは……
またどこかで「後楽園ホールでの復帰戦を見た日のこと」として
書いてみたいなと思っています。
ひとまずここまでが
「同人オタクが病み上がりで金屋あんね選手のサイン会に行った話」
「ついでに、スリーカウント方式でカウントダウンイラストを描き散らかした話」
でした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
さんせ三世でした🌺
人生初サイン会…金屋あんね選手に直接お話できて、本当に幸せでした!
— さんせ三世🌅 (@Sunset_luminous) December 7, 2025
大変楽しく、そしてあたたかいお言葉のひとつひとつを大切に…これからも絵とポストと観戦で応援させていただきます!
明日!後楽園での復帰戦…画面越しから全力で見届けます!#ちばりよあんね !🥛🍀🏍🌺#金屋あんね #STARDOM pic.twitter.com/GNESZBFCXb
