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老若男女に贈りたいバイブル|創作大賞感想

野やぎさんの「生きてるだけで加害を生き抜く。【令和言語化サバイバルガイド】」を読んだら、「わかる」が多すぎて首を縦に振り続けてしまった。ふぁ〜、首に心地よい疲労感。

「言語化サバイバルガイド」ってなんだろうと、まずタイトルから心を掴まれてしまった。すでに面白そうな予感しかない。

私も、何年もBBAとして生きてきている。人に迷惑をかけないようにと常々思っているけど、うっかり漏らした一言で地雷を踏んだ経験が沢山ある。だからこそ、野やぎさんのこのエッセイにもっと早く出会いたかった。


「胸、大きくなったねぇ」

エッセイより

ここで、これまでの思い出話やあるある話の空気を一変させるのが良い。ここのくだり、面白くて声を出して笑ってしまった。何が面白いのかと、小6の息子が見に来たぐらいだ。見せられません、あなたには。

17世紀のヨーロッパが出て来るところも、そんな表現があるのかと唸った。でも令和では御法度。当たり前。

危機感が伝わるのに、読んでいて楽しいのは、野やぎさんのお人柄が滲み出ているからだろうか。スマートに令和をサバイブしているイメージの野やぎさんだけど、こんなにいっぱいいろんなことを考えていたんだ。さすがである。

1人の悩みはみんなの悩み。
1人の地雷はみんなの地雷。

このエッセイは、人との会話に悩む老若男女に贈りたいバイブルだ。
年齢は関係ない。
これを読んで、みんな、レッツサバイブっ!

あかん、もう余計なことばかり言いそうな気がする。

貝になりたい。

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