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わからないから、書いてみた。 |創作大賞感想
初代王天君さんの『Fatrasie(ファトラジー)7篇【作り方解説&シュルレアリスム紹介】』を読んだら、言葉の迷子になった。
こちらの作品は5万字と大ボリュームだ。「ファトラジーを世に広めたい」という初代王天君さんの熱い思いが垣間見える。ただ、ファトラジーやシュルレアリスムなど、私が普段目にしない言葉がたくさん続くので、私のキャパを超えてしまった。
fatrasie(ファトラジー)とは、13世紀のフランスで流行したナンセンス詩です。
「ナンセンス詩とはなんぞや」と読み進めていくと、文学の歴史に出会った。近代史が苦手だった私にはわからない言葉が出てきたので、少々怯えてしまった。ただ、「ファトラジーを“笑芸の詩“として確立したい」という思いを読み、もしかしたら私でも理解できる余地はあるかもしれないと考えた。
ファトラジーを書くために、初代王天君さんはネタ帳を作っている。そのネタ帳が膨大な量で、初代王天君さんの本気を見た。ものすごい勉強量だ。熱意がまぶしい。
5万字を読み解いて、私もファトラジーを作ってみることにした。「これはファトラジーじゃない」と思われるかもしれないけど、初めてのファトラジーをここに収める。
五月人形に納豆をふりかけたら
水晶が「ふえるわかめちゃん」のように湧いて
扉が笑う
もっと自由な発想をしたらより良いファトラジーになるのだろうけど、今の私ではこれが限界。ただ、ファトラジーを理解しようとするより、実際に手を動かした方が、ファトラジーに近づける気がした。
今までと一味違う創作体験ができたので、読めてよかった。
