「来たい人が、来る。」――チームに背中を押してもらって気づいた、本当の支援の形
はじめに
40代、現役の理学療法士として急性期病院で働きながら、将来は「独立PT × データ × AI」を軸に、働く人の健康と生産性向上を目指している私。
今日は、職場の腰痛・転倒予防チームで経験した小さな変化について、書いてみたいと思います。
大げさな成果報告ではありません。むしろ、一人では踏み出せなかった一歩を、チームに背中を押してもらった話です。
-----
## 現場での小さな変化――「希望制」への転換
これまで、職員向けに「ロコモチェック(身体機能チェック)」を実施していました。
腰痛や転倒を予防するために、定期的に身体の状態を確認しよう、という取り組みです。ただ、これまでは「全員参加」が前提でした。
それを今回、**「希望制(オプション)」**に変更することになりました。
この提案は、私一人が考えたものではありません。腰痛予防チームのメンバーとの話し合いの中で、自然に出てきたアイデアでした。
-----
## 最初は不安だった
正直に言うと、最初は不安でした。
「希望制にしたら、誰も来ないんじゃないか」
「せっかく準備しても、意味がなくなってしまうんじゃないか」
一人で考えていたとき、そんな思いがぐるぐると頭の中を回っていました。
でも、チームで話し合ったとき、あるメンバーがこう言ってくれたんです。
「無理やりやらされても、身にならないよね」
その言葉を聞いた瞬間、ストンと腹に落ちました。
そして別のメンバーからは「いいと思う!」とポジティブな返事をもらえて、一人では踏み出せなかった背中を、ぐっと押してもらった感覚がありました。
チームで話し合うことの大切さを、改めて感じた瞬間でした。
-----
## GG佐藤さんの動画が重なった
そんなとき、ふと思い出したのが、元プロ野球選手のGG佐藤さんの動画でした。
<https://youtube.com/shorts/OQrZUIpQdvw?si=7wI3h7mrIFbNqYGZ>
アメリカのコーチは、選手が自ら聞きに来るまで教えないそうです。
「求めてこないものに対して教えても意味がない」
「内的動機付け(自ら動こうとする気持ち)が大切」
そんな考え方が紹介されていました。
今回、チームで決めた「希望制」は、まさにこれだと感じました。
自分から「知りたい」「変わりたい」と思って来てくれる人にこそ、本当の意味で役に立てるのかもしれない。そう思えたんです。
-----
## 目の前の「一人」に、丁寧に向き合いたい
希望して来てくれる人は、何かしらの不安や「変わりたい」という意志を持っているはずです。
まずは、その人たちの声を丁寧に聞くことから始めたいと思っています。アンケートなどを通じて、何に困っているのか、何を求めているのかを把握する。
そして、そこに私の強みである「データ」や「AI」を掛け合わせて、本当の意味で役に立つお手伝いができたらと考えています。
一人ひとりの困りごとに寄り添いながら、データで傾向を見つけ、AIで効率化できる部分は効率化する。そんな形で、働く人の健康と生産性を支える仕組みを、少しずつ作っていきたい。
まだまだ手探りですが、チームに背中を押してもらえたからこそ、この一歩を踏み出せました。
-----
## おわりに
「来たい人が、来る。」
シンプルですが、この形が、一番誠実なのかもしれません。
一人では不安だったけれど、チームで話し合って、メンバーに支えてもらって、ようやく見えてきた道です。
これから、希望してくれた一人ひとりに丁寧に向き合いながら、「独立PT × データ × AI」の形を、少しずつ探っていきたいと思います。
#理学療法士 #チームワーク #腰痛予防 #ロコモ #内的動機付け #生産性向上 #AI活用 #独立準備 #働き方改革 #すみれん
すみれん
