#053 『そろそろ論語』読者感想⑥ 音楽が聞こえてくる本
そろそろ読者感想のメッセージをいただくことも増えてきたので、掲載許可をもらえたものについて、この場でもシェアしていきたい。
今回いただいたご感想:
「そろそろ論語」最後まで読ませていただきましたので、本の感想を送らせていただきます。
一言で、「人生初の不思議な読書体験でした」
◇始まりは本を購入した書店
久しぶりに兄と食事をしたいと思い有給休暇を取ったのが書籍の発売日。
待ち合わせは兄の職場のある横浜駅。
いつもなら最寄りの文教堂で購入しているのですが、せっかく横浜駅に来たのだから大きい書店で購入しようと思い、食事の前に兄に書店を案内してもらい購入したのが有隣堂。
書籍内で有隣堂の内容が出て来た時には何か縁を感じました。
◇読書中に頭の中に流れてきた音楽
そして、ZARDの「負けないで」の内容に差し掛かった時のこと、その内容に辿り着く前からある曲が流れていました。そもそも読書中に頭の中で曲が流れること自体初めての事で不思議だなと思いながら読み進めていました。
その曲が大事MANブラザーズバンドの「それが大事」。サビ部分がBGMの様に頭の中で流れていました。曲は違いますが“あきらめるな”のメッセージだと感じた時に鳥肌が立ちました。ちなみに、この曲は私が小学生の頃、
自分のお小遣いで初めて購入したCDで思い入れのある大切な曲です。
(当時の記憶も蘇ってきました)
書籍の内容を体現してきた浅田先生だからこの様な体験ができたのだと感じています。
これから2週目の書籍の旅に入ります。
どんな響きがあるのか再読が楽しみです。
貴重な読書体験をさせていただき感謝しております。
まずは素晴らしいメッセージ、誠にありがとうございます。
今回も1か所だけ、以下の部分について追加の話を。
その曲が大事MANブラザーズバンドの「それが大事」。サビ部分がBGMの様に頭の中で流れていました。曲は違いますが“あきらめるな”のメッセージだと感じた時に鳥肌が立ちました。
『そろそろ論語』のなかでは、『論語』の、孔子のテーマソングとしてZARDの『負けないで』を挙げていた。ただ、もちろん「頑張りソング」系なら何でもよくて、『それが大事』もぴったりだと思う。そもそも、「頑張りソング」という言葉自体が、実は以下の本の影響で昔から使っている言葉だったりする。
岡田暁生さんの本の中では、ベートーヴェンの『第9』が「頑張りソング」として紹介されていて、実は『そろそろ論語』の当初原稿でも、岡田さんの本を紹介しつつ、僕も『第9』で書いていた。
ただ、クラシック音楽に抵抗感を抱いている読者も多いため、また、今回はあくまでも『論語』の本なので、他ジャンルからの引用はできるだけ最小限に留めたかった。そこで、もっと誰もが馴染みのある選曲にしようということで、某チャリティー番組の日曜夕方頃の映像が浮かんでくる曲に変更した。この変更が適切だったのかについては懸念も抱いていたのだが、今回の感想メッセージをいただけたことで、一気に安堵することができた。
以上、今回は『そろそろ論語』を実際に読んでいないと「なんのこっちゃい」という感じになってしまったかもしれないが、要するに今日の話は、前回のnoteに書いた「文は人なり、人となり」のことを指している。
僕は、孔子の人となりを「あきらめない人」だと見出しているので、そのことがよりわかりやすく、印象的に伝わるように「頑張りソング」の話を付け加えたということだ。
最後に1つ、日々noteを読んでくださっている返礼をかねて、ちょっとした読書ノウハウを。
「本を読んでいると、どんな曲が流れてくるか?」
この問いについて考えたり、思い出したりしてみると、作者の「人となり」を感じ取れたりする。そういえば、「文章と音楽」については、以前紹介した『いい音がする文章』も読んでほしい。
色々な本で、もちろんまずは『そろそろ論語』を題材に、ぜひ試してみてほしい。
それでは、また次回。
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