トラベラーズノート | 旅ノートの中身紹介② ノートというフィルターを通して見える世界
SNSやnoteで、誰かが書いた手帳やノートを眺めるのが好きだ。
整った字や美しいイラスト、センスあふれるレイアウト。もちろんそういった「表現の巧さ」にも惹かれるが、一番楽しいと感じるのは、そのノートの奥にある「その人だけの視点」を追体験できることだ。
同じ場所を訪れても、歴史を深く掘り下げる人がいれば、道端の小さな花を書き留める人もいる。「この人の目には、世界がこんな風に見えているんだな」と、誰かの感性を借りて景色を覗き見させてもらう時間は、とても贅沢なものに感じられる。
そんなことを考えながら、ふと自分のトラベラーズノートを読み返してみると、そこには、自分という人間が切り取った、自分色の「景色」が広がっていた。
ノートを構成する「好き」の断片
改めて自分の記録を見てみる。どのページにも、自分が好きそうな写真、気になりそうなことがメモされている。久しぶりに読み返してみるとそれらは、少し忘れかけていた自分を楽しませてくれる。
人の書いたノートも楽しいけれど、自分で書いたものも楽しいものだ。
ノートから見えた自分の趣味と視点
ノートにはその当時の自分の興味や熱量がどこに注がれているのかがよく表れている。
少し時が経って見返すと、客観的に自分自身のその偏愛ぶりが眺められて面白い。
ここからは、私のトラベラーズノートに刻まれた、いくつかの偏愛の記録を紹介したい。
お城巡り
姫路城、松江城、小田原城、熊本城、首里城……。最近のノートだけでも、全国各地その数は20を超えていた。我ながら「この人は本当にお城が好きなんだな」と苦笑してしまう。 パンフレットから切り取られた全容マップや建築様式解説とともに、スナップ写真、家族との会話やエピソードのメモ、そして御城印や100名城スタンプ。自分の収集癖と歴史への傾倒、旅の楽しかった思い出がぎゅっと凝縮している。

中段 彦根城
拡張した広いページにお城とひこにゃん。色々とコメントも。
下段 首里城
パンフレット1枚を丸々貼り込んだノート。左隅に出っ張っているのが元のトラベラーズノートのページ。娘が転倒した場所のマークや色々な書き込みが面白い。
※恥ずかしいのでちょっとメモは消してます。実際は結構書き込みがあります。
産業遺産と名建築の探訪
最近は、近代産業遺産や重厚な西洋建築などを巡る記録も多かったです。歴史の中でその建物が果たしてきた役割、細部の意匠に込めた思いなどがとても面白いです。

こういう本を買って全件制覇していったりしてます。普段歩く道にも色々あり楽しいです。
ゆるキャラ
ひこにゃん、くまモンなどなど、有名どころからマイナーどころまで。土地土地で出会うキャラクターたち。旅のページに彼らがいるだけで、当時の和やかな雰囲気が一気に蘇ります。

開くと先ほどの彦根城のマップになってます。
生き物
旅先で出会った生き物。妙にしっかり観察メモが残っていたりしてして面白い。

大人の社会科見学
工場見学もとても好きで、旅の大きな楽しみのひとつです。近くのお菓子工場から運送会社の倉庫見学、時には空港内の裏側見学だったり、場所がら写真撮影NGが多いのでパンフレットやメモ中心ですが、メモを後で読み返したときに、「この工場のこの技術、やっぱりすごいな」と改めてその凄さに気づかされたり。

キャンプと外遊びの記憶
キャンプ中のスナップに加えて、サイトのレイアウト図や「次はこうしたほうがいい」といった実用的なメモ。虫採りや魚釣りなど、思い出の詰まった写真と一緒に、当時の試行錯誤も大切な記録になっています。
※こう書くとアクティブに見えますが、基本はコーヒーを飲みながら読書をして過ごすような、ゆったりしたキャンプが好きです。

手書きのエピソードが呼び起こすもの
デジタルの写真を見返すのも手軽で便利ですが、自分の手で書き、何かを貼り付けたノートには、また別の情報量があります。
写真の横に添えられた、ちょっとしたエピソード。たとえば「3年越しに憧れのオニヤンマを捕まえた!」という一文。
それを見るだけで、息子が必死に網を振っていた姿や、周りで流れていた音、その時の誇らしげな表情までが、驚くほど鮮明に蘇ってきます。それは単なる事実の確認ではなく、当時の記憶の解像度をもう一度上げ直すような、手書きならではの面白さです。
おわりに
誰かのノートを通して新しい景色に出会えるように、私の稚拙な記録も、どこかの誰かにとっての「ひとつの景色」として、何かしらの楽しさを共有できていれば幸いです。これからも自分自身の「好き」を大切にしながら、新しいページを少しずつ埋めていこうと思います。
やっぱりトラベラーズノートがある生活は、最高に楽しいですね。
ここまで読んで頂きありがとうございました。あなたのトラベラーズノートも、素敵な思い出でいっぱいになりますように。共感の『スキ』をいただけると、次の記事を書く大きな活力になります。よろしくお願いします。
すてきなノート作りの参考に。
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