「部屋」という名のアート。 TOKYOROOMS展 訪問記
興味があって行きたかったイベントに会期ギリギリに訪問することができました。
行き先は、虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの45階「TOKYO NODE」。5月17日で会期終了を迎える「TOKYOROOMS展 | 40の部屋、40通りの生き方」です。


この展示は、アーティストやデザイナー、エンターテイナーなど様々な分野のクリエイターが「6畳」という限られた空間に、それぞれの価値観や世界観を表現した40の部屋が並ぶというもの。他人の個人的な空間をそっと覗き見るような、少し不思議で魅力的な体験でした。
熱気あふれる会場
会期最後の週末ということもあって会場はかなり人が多く、混雑しており、1部屋ずつ時間をかけてゆっくりという訳にはいきませんでしたが、それでも40の部屋の中を楽しんで見て回ることができたので、少し中身を紹介したいと思います。

個性的な部屋の数々
クリエイターや企業によってデザインされた40の部屋は、単なるインテリアの展示にとどまらず、それぞれの「好き」や「大切にしている価値観」、ひいては「生き方」そのものを『6畳』という限られた空間に凝縮した展示となっていました。








落合陽一氏が提示する「未来の部屋」
2025年の大阪・関西万博でテーマ事業プロデューサーを務めた落合陽一氏の展示。
「新しい世界へ」と題されたエリアでは、「列庵(Null-An):騒即是寂 ∞ 寂即是騒」などの作品が展示されていました。空間全体がプロジェクションマッピングのような光と映像に包まれており、時間と空間、静寂と騒がしさ、現実と非現実といった様々な境界線が曖昧になる不思議な感覚に陥ります。


圧倒的な光と映像に包まれる没入感のあるアート体験は心に強く残る時間でした。
みんなで作る参加型の空間と、大都会の絶景
展示を見終わって会場の外に出ると、ミュージアムショップの一角に、来場者が付箋で言葉を残していく参加型の展示(みんなで作る部屋)が用意されていました。展示を体験したたくさんの人たちの思いやアイデアが壁いっぱいに溢れていて、読んでいて楽しい空間でした。

そして、ふと窓の外を見ると、そこには皇居や国会議事堂、丸の内のビル群からスカイツリーまで一望できる大パノラマ。誰かの「6畳」というパーソナルで小さな空間から一転して、東京という巨大な街を俯瞰するこの景色も、地上45階にあるこの会場ならではの良さでした。


40通りの非日常な空間と、大都会の景色を存分に味わった帰り道。会期ギリギリの混雑の中でしたが、足を運んで本当に良かったと思います。
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