Oasis Live'25 Chronicle後編【東京だけどポズナンの夜。ツアー北半球最終日】
イギリスのロックバンドoasisのLive'25ツアー観てきました。書き過ぎちゃって、むしろ再結成の時から物語は始まってるから書いたほうがいいよねなんて三部作になりました。
再結成から事前物販の日まで
前日音漏れを聞いた日
と来まして今回はライブ当日のお話です。
2025年10月26日
冷静にカウントするとoasisライブは3回目で前回は解散したツアーの日本公演で16年半ぶり、ノエル・ギャラガーは2012年の武道館以来13年でリアム・ギャラガーは2018年の武道館(その前にBEADY EYEでのサマーソニックとリアム単独日本初ライブのZepp Tokyoと2回見てる)で7年ぶりだから割と見てて、みんなが言ってる『oasis待ってたぜ』みたいなムードでなくて、割と冷静。解散後に知った人にしてみれば遂に現れた伝説のoasisであるだろうけど、再結成なんて夢のまた夢位に思ってた私にしてみれば、まさか復活のoasisと言ったところだろうか。
ただ、楽しみなのは楽しみでふと前日思い立って、自分が昨日までに買ったoasisグッズやアパレル、書籍に本物のoasisを護摩行に浴びせる事でより本物に近付けると思い立ってライブで着ないTシャツも持参して行こうと荷造りをした。

ポズナン事件
朝、前日のライブを受けての「ポズナン騒動」をライブ初参加の妻が言及しだす。それまであまり過度にoasis予備知識を妻に渡さず、今回のツアーはセットリストが全く変わらなかったので予習用にセットリスト順にプレイリストを渡したのみだった。そんな妻が遂にポズナンに辿り着いたかと感心したので海外でのポズナンをYouTubeで見せた。
息子(5歳)がこれを両親が今日見に行くと知りゴネる。楽しそうに見えた。中編で語ったけどポップアップショップでTシャツを購入した段階で息子は2人の姿が映ったデザインを見て『こっちがリアムでこっちがノエル』と把握できるまで教育済みで「リアムとノエル、今日見に行かないで!明日にして」と叫んでいた、いやいや息子よリアムとノエルは明日には居ないんだよと思いながら。
午前中に息子(5歳)の体操教室に夫婦で同行し、帰りに来年の誕生日に欲しいと言っていたウルトラマンのソフトフィギュアを2体購入、昼飯を息子が食べたいと言った丸亀製麺にすると言った具合に息子の欲を満たして帰宅。1人遊びさせて気付いたら昼寝、丁度出発時間となる。見事に妻の術中に息子はハマった。

体操教室の段階でoasisのジャージ、初めて見たライブのものだけど振り返ったら20年着てるのか。
後楽園駅のユニオンジャック
住んでいるのは埼玉県草加市、いつもなら東武線で行くが東京メトロ南北線後楽園駅へ1本で行けるから埼玉高速鉄道の駅まで車で向かう。多分、東京ドームへ行くアクセスで一番マニアックな行き方だろう。電車内は笑っちまうくらい日常の景色で『oasis見に行きます』なんて人は車内でうちら夫婦だけ、後楽園駅着いて当たり前だけど沢山いて安心した。南北線の地底からエスカレーターで上がっていく内に自宅から持参したユニオンジャックを羽織る。
そもそも「世界の正義」然としているアメリカが大嫌いなのは元々あった中でイギリスのものを大好きになっていた学生時代、モンティ・パイソンから始まり、oasisを好きになりユニオンジャックが好きになり、ジャージやパンツ、バッグもユニオンジャック柄にしていったのは都度oasisが付けていたからに他ならない。だからこそのユニオンジャックだった。

妻からは「その旗外してほしい」と言われるも『だって16年ぶりだからさぁ』なんつってドームに入るまではと懇願して許してもらって(笑)。
場外のスクリーンと夫婦で記念撮影してもらおうとしたら係員に『すいません、国旗は禁止なんでしまってもらえますか?』と言われてしまう。思想を表明するみたいなことで駄目なのかもしれない、確かに旭日旗とか羽織る奴出て、他のアジア諸国がキレだしたら面倒だからかもなと思う。

前日、音漏れに来てたから買い逃したグッズはなかったが一応グッズ売り場に並んだが既に買ったもの、追加で欲しいものは売り切れていた。
いざBIG EGGへ

東京ドーム1階3塁側33列、最近東京ドーム来るのは新日本プロレスでいつも2階席だから近く感じる、ステージの姿は小粒だが見えるし、スクリーンも見易い「さすが三万円」なんて唸ってみたり。妻が買ったビールのカップに懐かしのBIGEGGって書いてあって、懐かしくて東京ドームってなくなるらしいから記念に持ち帰ろうとしたけど、それはそれで気持ち悪いから断念した。
17時00分 前座 おとぼけビ~バ~登場
オープニングアクトのおとぼけビ~バ~は初見、一音たりとも聞いたことはない。せっかくだから初期衝動を楽しみたくてYouTubeにも手をかけず初体験。


印象的には好きなタイプ、歌詞は言葉ではなくて記号ないしは音を飾るキャッチコピーみたいな感じで演奏するグループで個人的にはグループ魂と同じカテゴライズをしたくなるタイプ、あとサウンドは似てないけどキュウソネコカミと同じコーナーに俺は入れたい。魂のこもった30分だった。あと、ボーカルの人が最後歌ってスタスタ帰ったのは往年のリアム・ギャラガーのオマージュだと信じてやまない。
携帯電話のカメラチェックじゃないがカメラでどれくらい撮れるかなとか思ったけど大した事出来ないのは分かった。
18:00 真打 oasis
前夜もそうだったが定時きっかりスタートだった。
そしてこの日のライブも同じセットリスト演奏された。
改めてセットリスト見るとすごいライブ見たと実感。自分の中の記憶は色々デタラメな英語で歌いつつ、何度も聞きたい思い出にしたい部分は携帯電話で録画して、やり過ぎて「メモリーが一杯です」なんてアンコール前に言われちゃったりした。何度も言うリアム・ギャラガーの『ARIGATO』をなんとか携帯電話に収めたい欲が募ってしまったらしい。
世は1億ユーチューバー時代じゃない、だから俺のGooglePixel8よりも画質の良い携帯を持ってる奴がアリーナ席で録画したやつの方が良いのは分かってるけど、手元に置きたくなるのが運命なんだろうなって思った。そして、思った以上に自分の声が合唱部出身者であるにも関わらず下手くそ過ぎて嫌になった(笑)。
音漏れ参戦の功罪
前日に音漏れ参戦してしまってて、Supersonic位までは割とよく聞こえたからそこまでテンション上がらなかった。そこは衝動が薄くてもったいなかったなと音漏れするんじゃなかった(笑)。『Acquice』でのノエルの第一声の時の感動は初日の音漏れで感動したけど、それを超えなかった。
だから『Cigarettes & Alcohol』は最初のハイライトだった。
例のポズナンである、リアムがあんなに丁寧にレクチャーしたのに伝わらなくて殆どの人がやらなかった初日教訓に成し遂げた二日目の我々「初日の人、スマンな」と言う思いだ。
兄弟同士でハグしたり、会話だけで泣ける
解散前を知る人あるあるなんだろうけど、曲以前にノエルとリアムがコミュニケーションするだけで泣けた。前日の感想でそんなのを散見したけど、改めてその二人が並び立つ、重なり合うそれだけでも鳥肌立ちまくって、後にMCだけを集めたYouTubeにてそれが『Supersonic』だと知る。↓
二人が言葉を交わした事実さえも感動して、泣いてたんだけど内容もちゃんと会話として成立して再感動した。
あと、リアムの英語は聞き取りづらいので有名だけどスピーカーの向きもあるだろうが3塁側1階席より2階上段ホームベース付近の方が正面だからはっきり聞こえるのだとわかった。
Be Here Now
過去セットリストで思い知ったけどアルバム『Be Here Now』収録曲は生で聴いたのは初だった。初めて買ったoasisのCDはこれで聴きまくってたけど、聴いてる回数ではその前に出た2枚に劣る不幸もあり埋もれてたけどあの2曲が印象的だったのはやっぱりそのせいかもしれない。特に『Stand By Me』の存在感、歌ってる人が多くてビックリ。こんなに人気曲なのかと感動した。
畳み掛ける終盤
あと『Slide Away』の終盤の終わり方がカッコ良すぎて残ってる。改めてライブ盤は欲しいなと思った。そして『Whatever』における「Octpus's Garden/The Beatles」とのマッシュアップも感動的。初日のレポートで演るという情報は仕入れてたけど、まさかWhateverの旋律に乗せるなんて。
あと、失礼な話だけど、昔リアムはソロのグッズで
John
Paul
Liam
Gallagher
と名前を入れたビートルズTシャツのパロディを出したことがあって
個人的には『ジョージ・ハリスンとリンゴ・スターはないがしろなのかもしれない』なんて思ってたからまさかのリンゴ曲にびっくりもした。もう、そこからは王道だった。そしていつもながら「デビューアルバムにして『今夜、俺はロックンロールスター』と歌い上げるバンドoasisを誇らしく思えた。
Don't Look Back In Anger
何度も聴いて、YouTubeも見て口ずさんでるし、なんなら今年はこの曲を取り上げたDJイベントもしたから、今更新しい発見ないかと思ったら画面の演出で最初ピアノソロ→ノエルギター→ドラムの順に映ったのを見て鳥肌が立った。
そしてサビで初めてマイクスタンドからゆっくり離れるのではなくて「Sing it」みたいな事を言い出すノエル・ギャラガーを見て驚いた。個人的には預けてくれたほうがカッコいい。あと、ソウルの時に大ラスで12回くらい「Don't Look Back In Anger」歌わせておちゃらけてたけど、
東京は普通にやってくれてよかった、『そんなのやられたら萎えるわ』とちょっと心配してた(笑)。東京はスペシャルだに嘘はないのだなって思った。なんかうれしくなったから当日の東京版も。
Champagne Supernova
聞くけど、そこまで特別視したことなかったこの曲。これまで2回のライブの締めはThe WhoとThe ビートルズと来てたからオリジナルで締める初めてのoasisだったけど、くだんのMC集における最後のMCをして、『俺達は酒で(昔は喧嘩しかしなかったけど)乾杯出来る仲になったぜ』みたいな意味だと思えたらまた特別な曲になった。
江戸紫は
ステージ正面じゃないから聞き取れないことが多かったけど、ノエルの「Muchas Gracias(スペイン語でありがとう)」は聞き取れた。スペイン語圏はメキシコとこの後、チリ、アルゼンチンしか行かなくて勿体ないから使ったか?練習したか?分からないけど貴重だった。日本の色は江戸紫と言う事だったけど、当たり前だけど紫多数の中で目立つのはマンチェスターの黄色とかロンドンの白だったりする。でも、ここまでのツアーで紫なんて被らないし、この後の南半球の国では似合わないから特別な色になるのかもしれない。終演後、ちょうど目の前に優先トイレで小便待ちしてて隣のお姉さんが黄色で格好良いなと思ってた。

Go Let It Out from BIGEGG
外を出たら雨は本降りでこんな状況でも音漏れ組は歌ってたのだろうか?なんて思いながら家路に向かう、イベント的な再結成かもしれないなとか思ってたけどoasisは完全に再結成したし、なんならアルバムも出すんじゃないか?とさえ思った。ロスとか言ってる場合じゃないけど、次は息子が大きくなってからかもななんて夫婦で話した。
帰宅したら息子は寝かけてたけど起きていて、「おあしす、どうだった?」と聞いてきた。彼の祖母である義母に仕込まれたらしい。終わって率直な感想としては燃え尽きて灰になって「oasisロス」とかになって日常生活に支障をきたしたら嫌だなと思ってたけど、そんな事は無くて普通に家路に向かい、明日の仕事とかのモードになれていて良かった。そうしてOasis Live'25 北半球最後の夜は終わった。
でも、終わって数日経ってもなおoasisを語れて、ギャラガー兄弟以外のメンバーの事も知ろうと改めて書籍を買おうとしたり、ハードディスクにあるけど聞いてなかったNoel Gallagher High Flying BirdsとかBeady EyeやLiam Gallagherソロ名義とか掘り起こし始めだしたのでまだ余韻は続いていて、

10月30日に妻がポップアップショップの入場整理券をゲットして渋谷へ行ったのだった。再びadidasのジャージ買うか悩むかなと思ったら見事に商品はなかったので改めて今のジャージを愛することにした。
その足で久々にタワレコ渋谷店へ行き、聖地巡りよろしく藤井風のPOPサインを拝みつつ



oasisのロッキン・オンによる来日記念号みたいなのを買った、これから読むとしよう。そして藤井風の日産スタジアムライブ翌日から始まった再結成の祭が見事に藤井風で締まったなと思った。
思い出に古いセットリストを。
